索 引 |
あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に は ひ ふ へ ほ ま み む め や よ ら り る れ ろ わ |
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用語 | 読み方 | 説 明 | |
あ | アイリング | →囲眼輪(いがんりん) 目のまわりのリング状の模様 |
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亜科 | あか | モンシロチョウを例に説明するなら下記のような分類単位で分けらる。 界(かい)→動物界 門(もん)→節足動物門 鋼(こう)→昆虫鋼 目(もく)→鱗翅目 科(か)→シロチョウ科 〔亜科(あか)→シロチョウ亜科〕 〔族(ぞく)→シロチョウ族〕 属(ぞく)→モンシロチョウ属 種(しゅ)→モンシロチョウ 〔亜種(あしゅ)→日本亜種〕 更に詳しく分類する場合上記の色文字の分類が設けられることもある。「亜科」も科と属の間に設けられた分類。 |
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亜成虫 | あせいちゅう | カゲロウの仲間が、蛹の形態をとらずに一度成虫に似た姿になる時期のこと。 ※カゲロウ類の幼虫期は水中に棲み気管鰓(きかんえら)で呼吸し、数か月〜3年の幼虫期に十数回の脱皮を繰り返したのちに成熟し、水面に浮かんだ状態で背中が割れて亜成虫となり空中に脱出する。それから、水辺の草などにとまっていて、もう一度、繊細な皮を脱いで成虫となる。 |
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肢 | あし | →肢〔し〕 | |
い | 移動種 | いどうしゅ | 虫類の中には生息地を離れ,かなりの距離を移動. する種のこと。例−アサギマダラ→毎年、南北に長距離の移. 動をくり返す。 |
隠蔽色 | いんぺいしょく | 木や葉の色に似ていてその環境にとけ込んで目立たない色のこと。 →擬態 |
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隠蔽型偽態 | いんぺいがたぎたい |
生活している環境に体の形や色をまねて、生存率を上げる生態のこと→擬態の一種。 |
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う | 羽衣 | うい | 鳥類の体に生える羽毛全体のこと。 羽衣は、雄雌・年齢・季節などにより様々な色彩をもつ。また、定期的で定期的な換羽によって抜け落ち、新しい羽衣へと更新される。 |
羽化 |
うか |
蝶などが蛹から成虫(蝶)へ変態する事。蛹から蝶が出てくること。 |
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羽角 | うかく | フクロウ科のミミズクなどの一部の鳥の頭部に見られる左右 一対の羽毛の束。 |
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後脚 | こうきゃく | 「うしろあし」のこと。胸部より出ている3対の脚の内で一番後ろ側(腹部側→後胸)にある1対の脚のこと。 |
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後胸 | こうきょう | 昆虫類の胸部は前胸、中胸、後胸に分けることができる。後胸には後脚と後翅がついている。しかし、蝶の場合は外見より見分けるのは難しい。 |
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光彩 | こうさい | 脊椎動物及び軟体動物頭足類の目の、角膜と水晶体の間にある薄い膜。瞳孔の大きさを調節して網膜に入る光の量を調節する役目をする。 | |
え | 営巣 | えいそう |
動物が産卵などのための場所として巣をつくること。 |
越冬 | えっとう | 冬を越すこと。蝶などの場合は卵・幼虫・蛹・成虫などの形態で冬を越すが成虫で冬を越す種類は少ない。→越冬形態 |
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尾羽 | おばね | 体の最も後ろに付いている羽のこと。多くの場合舵の働きをする。12枚の種が一番多い。名称は中央の羽から外側へ向かってT1、T2、T3・・・と番号で表わす。 |
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か | 開帳 | かいちょう | 蝶などの翅を広げたときの前翅の左側と右側の距離のこと。翅の広げ方によって、若干大きさが変わる。前翅長さともいう。 |
外来種 | がいらいしゅ | →帰化種 在来種←→外来種 | |
過眼線 | かがんせん | くちばしの基部から眼の前後を通る線状紋様。→モズなどに典型あり。 |
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学名 | がくめい | 学問上、生物を呼ぶために世界共通につけられた名称。通常 二名法(にめいほう→ラテン語、またはギリシャ語を使用して属名と種名の二つの名前を使って名前を付ける二名法が用いられる。 |
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飾り羽 | かざりばね | 鳥の飾りのような羽。繁殖期の雄によくみられる。 |
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下尾筒 | がびとう | 鳥類の足の基部の後方、尾羽の基部の裏側 にあたる部分。 |
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蟷螂目 | かまきりもく |
昆虫綱の中の1種。カマキリの仲間。 |
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冠羽 | かんう・かんむりばね |
頭頂部から生える細長い羽根。繁殖期の雄のみに出現する場合もあるがこれを飾り羽と呼ぶ。 →図解 |
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眼下腺 | がんかせん | 臭腺の一種で、シカやカモシカなどの目の下にみられ、強いにおいのする液を分泌する器官。 |
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完全変態 | かんぜんへんたい | 昆虫が成長するにあたって、卵→幼虫→蛹→成虫、というように大きくその形態を変えながら成長すること。蝶など。 対語→不完全変態 |
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眼紋 眼状紋 |
がんもん・がんじょうもん |
昆虫に多く、チョウのジャノメチョウ、クジャクチョウなど、またガにもクスサン、オオアオミズなどにある。眼状紋の役割は天敵の鳥の目に見せるためのものといわれる。 |
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き | 帰化種 | きかしゅ | 元来、国内には生息していなかった種が、人為的に外国から国内に持ち込まれて国内で生息域を広げている種。 |
危急種 | ききゅうしゅ | 絶滅の危険が増大している種。絶滅の危険性は希少種よりも高く、絶滅危惧種より低い種。日本の1991年版レッドリストで使用されていたカテゴリー項目の一つ。 |
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季節型 | きせつがた | 蝶の中には、同種でありながら発生する季節によって翅の色や模様が変わることがある。アゲハチョウなども春型や夏型がありこのような型を季節型と呼ぶ。この現象は日本のような温帯地帯の特徴である。 |
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擬態 | ぎたい | 動物が、攻撃や自衛などのために体の色や形などを周囲の物や動植物に似せること。 ○隠蔽的擬態:背景や環境に似せて目立たなくする。 例−キンイロエグリバ、カギバトモエ、ツマキシャチホコなど ○標識的擬態:捕食者を警戒させるのが目的で、周囲から目立つ様にする。 例−ヒメウラナミジャノメ、アゲハモドキ、ツマグロヒョウモンなど。 |
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気門 |
きもん |
昆虫の体の側面にある空気の出入口。気管に連結する。 |
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求愛活動 | きゅうあいかつどう | 雄が雌と交尾するためにする行動。通常、雄が雌の前で翅を見せたり、震わせたりする。 |
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球桿 | きゅうかん | 昆虫の触角先端の丸い部分のこと。 |
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吸水行動 | きゅうすいこうどう | 蝶が溜まり水や動物の糞などに集まって、水分を吸う行動。大群の吸水行動も見られる |
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胸部 | きょうぶ | むね頭部と腹部の間にある胸のこと。蝶の場合は明確に分かれている。胸部は前胸・中胸・後胸の3つからなっており、中胸と後胸からは2対の翅、前胸・中胸・後胸からは3対の脚がついている。胸の内部は翅や脚を動かす筋肉で出来ている。 →図解 |
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く | 偶産種 | ぐうさんしゅ | 本来、日本には生息しないのに、風や季節風などに不可抗力で飛ばされて台湾などから日本に来た蝶などのこと。→迷蝶・鳥 |
クモ類 | . | 節足動物の蛛形類(ちゅけいるい)に含まれ、体は頭胸部と腹部の2つ、歩脚は4対からなり、触角はなく目は単眼。昆虫と区別される。 |
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グループディスプレイ |
求愛や威嚇などの際、音や動作・姿勢などで誇示する行為を集団で行うこと。→カモ類などによく見られる。 |
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け |
警戒色 | けいかいしょく | 周りの色に比べて特に目立つような色彩や模様をもつ動物の体色のこと。ハチ・毒蛇 などに多い →保護色。 |
齧歯類 | げっしるい | 物をかじるのに適した歯と顎を持っていて、多くは草食性であるが、雑食性の ものもある。ビーバー・リス,ハツカネズミ・ヤマアラシ など。 |
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こ | 甲殻類 | こうかくるい | エビ・カニ・フナムシ・ミジンコ・フジツボなどで,体は頭・胸・腹部に分かれ,体表は甲殻で おおわれている生き物。ほとんどが水中生活を営み,呼吸は鰓(えら)または体表全体で行う。 |
後脚 | こうきゃく | 胸部より出ている3対の脚の内、一番後ろ側の一対の脚のこと。 |
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高山蝶 | こうざんちょう | 日本では日本アルプスなど標高の高いところに生息する蝶のこと。 |
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後翅 | こうし | うしろばねの事。蝶の場合は、2対の翅のうち後胸から出ている1対の後ろばねのこと。アゲハチョウやシジミチョウの仲間では後翅の一部が長い部分(尾)が発達するものが多い。 |
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後頭条 | こうとうじょう | 頭部の後縁中央の線状または帯状の色のついた部分。→オオイトトンボ |
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交尾嚢 | こうびのう | ウスバアゲハ類などに見られる、雄が交尾したときに相手の雌の腹部に着ける栓のようなもの。こうして雌が他の雄と交尾が出来ないようにする。→スフラギス。 |
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口吻 | こうふん | 口のことで、蝶の場合は吸収管のことを指し、通常ぜんまい状にしまい込まれている。 |
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香鱗 | こうりん | 蝶の鱗粉で臭いを発する鱗粉のこと。この鱗粉は多くの蝶のオスがメスを刺激するのためのものとされる。 |
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ゴール | 植物自体の問題により組織が異常発育したり、虫が寄生したり、瘤状になったもの両方をまとめての呼び名。 虫によるものは虫えい〔チュウエイ〕あるいは虫こぶとよぶ。 |
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個眼 |
こがん |
複眼を形成する一つ一つの目のこと。 |
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国蝶 | こくちょう | その国で選ばれた国を代表する蝶のこと。日本→オオムラサキ。 |
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個体変異 | こたいへんい | 同じ種類の蝶でありながら、翅の模様などが違う変異があること。 ※地方による変異→地方変異 |
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コロニー | . | 一定の範囲で多くのつがいが高密度に営巣すること。イワツバメ、サギ、ウ、ミズナギドリ、アジサシなどが知られる。 →集団営巣 |
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婚姻色 | こんいんしょく | 動物の繁殖期に現れる特有な体色。魚類、両生類、爬虫類によく見られ、ウグイ、タナゴなどでは腹部が鮮紅色になり、トカゲは腹部が赤みを帯びる。わずかの例外はあるが雄のみに現れる。 |
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さ | 蛹 | さなぎ | 幼虫と成虫の間にある昆虫の形態。この時期には食物をとらず静止し排出もしない。 |
産卵管 | さんらんかん | 昆虫の雌の腹端にある産卵用の管状の器官。魚類でもタナゴなどにみられる。 |
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三列風切羽 | さんれつかざきりばね | 次列風切羽より内側にある羽のことでスズメ目の小鳥の場合はS7、S8、S9の3枚ある。翼の付け根近くにはえる羽。風切と胴体の隙間から空気 が漏れるのを防ぐ役割があるとされている。 |
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し | 肢 | し 〔あし〕 |
○4本足の脊椎動物の場合→前肢(ぜんし−前足)と後肢(こう し−後足) ○昆虫の場合 前肢→1番目の付属肢:前脚(ぜんきゃく−前あし) 中肢→2番目の付属肢:中脚(ちゅうきゃく−中あし) 後肢→3番目の付属肢:後脚(こうきゃく−後あし) |
翅 | し 〔はね〕 |
前翅(ぜんし−前ばね) 後翅(こうし−後ばね) 甲虫類の翅 上翅:外側の硬いはね→翅鞘〔ししょう〕とも呼ぶ。 下翅:上翅の下に隠れている柔らかい飛翔用のはね |
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色素細胞 | しきそさいぼう | 色素を含み体色発現のもとになる細胞。大型で樹枝状突起をもつものは色素胞とも呼ばれ,胞内の色素顆粒の分布はとくに光の刺激に応じて変化し,体色変化の原因となる。→ニホンアマガエル、ヒメダカなど |
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軸斑 | じくはん | 羽軸の両側の紋様のこと。 |
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翅棘 | しし | 後翅基部から出ている棘状の器官。前翅の同様の器官につなげて後翅と前翅をつなげる役目をするもの。ほぼ蛾特有の器官。 |
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翅脈 | しみゃく | 翅に見られる脈のこと。羽化したときには体液が翅脈を通って翅を伸ばす機能があ。また、その後は翅を支える骨のような役割を果たす。 |
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若齢幼虫 | じゃくれいようちゅう |
若い幼虫のこと。明確な定義はないが一齢幼虫ないし二齢になったくらいの幼虫を指す場合が多い。 | |
雌雄異色 | しゆういしょく | 主に鳥類や昆虫類について使われる言葉。姿、形、色などから外観から直ぐに判別できるもの。例→オシドリ、オオルリ、キジなど。蝶ではメスグロヒョウモン、ツマグロヒョウモンなど。対語→雌雄同色 |
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集団営巣 | しゅうだんえいそう |
→コロニー | |
終齢幼虫 | しゅうれいようちゅう |
次の脱皮で蛹になるか、成虫になるかという状態のものを終齢幼虫と呼ぶ。終齢が何齢なのかは種によって異なる。 | |
鞘翅目 | しょうしもく | 昆虫綱の中の1種。革質または角質の皮膚を持つ。 2対の翅のうち前翅は硬い、後翅は薄く大きく、飛翔時以外は前翅の下に 折りたたまれている。→カブトムシ、クワガタ、カナブン等。 |
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上昇気流 | じょうしょうきりゅう | 山の斜面に沿って風が吹くときや暖められた空気が浮力で上昇するとき等に生じる気流。渡りをする野鳥や蝶などはこの気流を利用する。 |
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食草・食樹 | しょくそう・しょくじゅ |
蝶が幼虫時代に食べる草や木のこと。国蝶オオムラサキの食樹はエノキ。 |
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触覚 | しょっかく | 蝶や蛾などの頭部から突出している器官。蝶の場合は先がこん棒状になっている。蛾の場合は細く尖ったりくし状。 |
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初列風切羽 | しょれつかざきりばね | 人間でいうと手首から先の部分にはえる羽。羽軸は比較的まっすぐで、外弁と内弁の幅の差が大きい。 翼の先端に近いほど先がとがってすらりとしている 通常は10枚で、胴体に近い方からP1, P2, ・・・P10と数える。 ただし、スズメ目では最外方のものが退化して9枚のものがあり、また、サギ類、カモ類などは11枚、カイツブリ類などは12枚ある。 |
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雌雄同体 | しゆうどうたい | 雄と雌の区別がなく、雄雄の生殖器官を正常な形で両方持つ種。カタツムリが有名。 |
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雌雄同色 | しゆうどうしょく | 主に鳥類や昆虫類について使われる言葉。雄と雌の羽の色などが異なること。鳥では、雌雄同色は渡りをする必要がない温帯や熱帯に 留鳥 として棲む鳥に 多いと言われている。例-ウグイス、エナガ、キジバト、スズメ、ヒヨドリ、ヤマガラ、オオヨシキリ、トビなど。 |
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渉禽類 | しょうきんるい | シギ類・チドリ類のように、 湿地など水辺の地表を歩き回って採食する生態を持つ鳥のこと。 |
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次列風切羽 | じれつかざきりばね | 人間の手首とひじの間の骨にあたる部分に付いている羽のことで飛翔時には揚力を生み出す働きをする。翼の中央から内側(体側)へ向かってS1、S2・・・と番号をつけて呼ぶ。一般に翼の長いものほど枚数が多い。スズメ目では、ほとんどが9枚である |
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心門 | しんもん | 開放血管系の動物は血液は血管外にも流れ出すので、体液はすべて血液と見なして良い。心門は開放血管系をもつ動物の心臓にある血液の流入口のこと。 節足動物では心臓の左右に原則として体節ごとに一対ずつあり、逆流を防ぐ弁(心門弁)をもつ。 |
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す | 吸い戻し | すいもどし | 蝶の成虫に見られる行動で、乾いた獣糞などに自分の排泄物をかけ、それをまた口吻で吸う行動のこと。 |
垂蛹 | すいよう | 腹部の先端だけ枝などにつけて、頭を下にしてぶら下がった蛹。タテハチョウ、ジャノメチョウなど。 対用語→帯蛹 |
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スーパーウンクス | アゲハチョウやシロチョウの仲間の一部に見られる腹部第8節に見られる突起のこと。 |
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スフラギス | →交尾嚢 | ||
せ | 生殖羽 | せいしょくう | 雄の鳥に繁殖期だけに現れる美しい羽毛のこと。 →繁殖羽 |
性標 | せいひょう | オスにみられる特徴でメスを刺激する物質が含まれているとされる。→性紋 |
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前翅長 | ぜんしちょう | 蝶の大きさを表す、前翅の根元から先までの長さ。この他に左右の前翅の合わせた幅で表す開帳が使われる。 |
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前蛹 | ぜんよう | 幼虫が蛹になる直前に動かなくなる状態のこと。 |
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潜葉虫 | せんようちゅう | 葉の内部に生活し、表皮を食べず、葉肉を食べ進み、坑道を作る虫。食べた跡が葉色を白く変えて模様に見えるため別名絵描き虫と呼ばれる。 |
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全長 | ぜんちょう | バッタ・セミなどで翅の端まで、甲虫類で大きく突出た角・大あごを含めた長さ。 鳥のばあいは、首、体、を伸ばした時の嘴の先から尾の先までの長さ。 |
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そ | 双翅目 | そうしもく | 昆虫の基本的な2対4枚の翅のうち、 後翅が退化して小さくななった、また無くなってしまった昆虫。→ハエ、カ、アブ等。 |
早成性 | そうそうせい | 動物が生まれてまもなく自立して生活する性質。 馬・鯨などにみられる。離巣性。早熟性。対語→晩成性。 |
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素嚢 | そのう | 消化管の一部分で、膨らんだ形をしていて、消化に先立って食べたものを一時的に貯蔵しておくための器官。特に鳥類では最もよく発達している。中でも穀食性の鳥では最もよく発達している。なお、素嚢は、カタツムリなどの腹足綱、ミミズ、ヒル、昆虫など多くの動物に見られる。 |
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た | 体羽 | たいう | 体全体〔胸、腹、背、腰〕を覆う羽。体温を保つ働きをする。 |
体液 | たいえき | 動物がなんらかの形で体内に持っている液体。生物学的には 、動物の体内にあって、組織間や体腔内、あるいは全身に広がった管や循環系の中を 満たしているものだけを指す。 関連→心門 |
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体外受精 | たいがいじゅせい | 生物において、卵と精子が親の体外に放出され、そこで受精が行われるような繁殖の方法のこと。普通は動物に対して使われる言葉である。 魚やカエルの卵はすぐその能力を失うので、雄は産卵と同時にその上に精子を放出する習性をもつ。 。※関連資料→ニホンアマガエル・クロサンショウウオ |
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腿節 | たいせつ | チョウの脚は根元から基節、転節、腿節(たいせつ)、脛節(けいせつ)、ふ節という節に分かれている。その3番目の節のこと。 →拡大写真(準備中) |
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体長 | たいちょう | ハチ、アブ、バッタ、セミなどで翅を含めない腹部端までの長さ また、甲虫類で大きく突出た角・大あごを含めない長さ。 鳥では嘴の先から尾羽までの長さ。 |
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タイプ標本 |
たいぷひょうほん | ある種の基準となる標本のこと。→ホロタイプ。 |
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多化性 | たかせい | 昆虫の1年に3回以上の世代を繰り返す性質。→ツマグロヒョウモンなど。 |
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托卵 | たくらん | 卵の世話を他の個体に托する動物の習性。主に鳥類に見られるが昆虫や魚類にも見られる。托卵する鳥と托卵される鳥の卵は色や斑紋が似ている。 カッコウ→モズ、ホウジロ、オオヨシキリ、ウグイスなど。 ツツドリ→センダイムシクイなど。 |
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打水産卵 | だすいさんらん | 主にトンボの産卵で水面を尾〔腹部先端〕で叩き打つようにして産卵すること。打水産卵には、雄雌が連結〔接合〕して行う連結打水産卵と雌のみで行う単独打水産卵がある。連結打水産卵するものにはアキアカネ、マユタテアカネなど。単独打水産卵するものはショウジョウトンボ、ハラビロトンボなど。 |
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脱皮 | だっぴ | 甲殻類や昆虫などの生物が成長に合わせて外皮を脱いでいくこと。脱皮後はあらかじめ外皮の下に新しい皮が出来ていて、古い皮を脱ぎ去った後に堅くなり新しい皮ができあがる。 |
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旅鳥 | だびどり | 繁殖地と越冬地の渡りの途中(春または秋)に定期的に姿を見せる鳥。日本ではシギ・チドリ類に多くみられる。 |
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単為生殖 | たんいせいしょく | 本来は雌雄の両個体があって有性生殖を行う生物が、一方の個体のみで子孫をつくりだす生殖のこと。単性生殖ともいう。 。ミツバチ、アブラムシなど。 |
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体外受精 | 単精子は水中を泳いで卵に到達し受精する。 ・交尾はしない。 ・交尾などを行って、雄から精子が雌の体内に直接 送られる。 魚類、両生類の一部(カエル) 水中に産卵する無せきつい動物の多く(ウニ、クラゲ), は虫類、鳥類、ほ乳類、両生類の多く(イモリなど) | ||
単眼 | たんがん | 節足動物の昆虫、クモ類、多足類が持つ明暗を感じる簡単な構造の目。昆虫では頭部に3個の単眼が三角形に配列され,クモ類では頭胸部に8個,多足類やカブトガニにもある。 複眼の補助的役割をするものといわれているが実際は未だその働きは分かっていない。 |
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ち | 蝶道 | ちょうどう | 蝶が飛ぶ決まったルートのこと。特にアゲハチョウ類では顕著。オスがメスに出会うためには有効な方法となる。 |
鳥獣保護法 | ちょうじゅうほごほう | ○鳥獣保護法の目的 鳥獣の保護及び狩猟の適正化を図り、もって生物の多様性の確保、生活環境の保全及び農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、自然環境の恵沢を享受できる国民生活の確保及び地域社会の健全な発展に資すること」である ○対象となる野生鳥獣 鳥獣法の対象となる野生鳥獣は、鳥類及び哺乳類に属するすべての野生生物(ネズミ・モグラ類、海棲哺乳類を含む)である。 ただし、ドブネズミなどのいわゆるいえネズミや一部の海棲哺乳類については、環境衛生の維持に重大な支障を及ぼすおそれがあること又はほかの法令で適切に管理されていることから、鳥獣法の対象鳥獣から除外されている ネズミ類:ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミ 海棲哺乳類:ニホンアシカ、ゼニガタアザラシ、ゴマフアザラシ、ワモンアザラシ、クラカケアザラシ。アゴヒゲアザラシ及びジュゴンを除く海棲哺乳類 ※鳩に関する違法行為について |
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長翅目 | ちょうしもく |
昆虫綱の中の1種。シリアゲムシの仲間。 |
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直翅目 | ちょくしもく | 昆虫綱の中の1種。口は噛(か)み型。2対の翅のうち前翅は硬く、後翅は扇型をしていて、翅は体に沿って真っ直ぐのびている。後肢(し)が発達し、飛躍に適している。→バッタ、コウロギ、キリギリス等。 |
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つ | 通眼線 | つうがんせん | 眼を中心に、前後方向に入る線状(帯状)の模様。カルガモやハクセキレイなどで見られる |
爪 | つめ | 脚の先にあるかぎ状になったもの。ふつう各脚に一対ずつあるが、シロチョウ科の蝶は先が二股に分かれる。また、タテハチョウやシジミタテハの仲間では爪が無いことが多い。 |
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て | ディスプレイ |
求愛や威嚇などの際、音や動作・姿勢などで誇示する行為。 | |
展翅 | てんし | 昆虫の翅を広げて標本にすること。昆虫の胸部に針を刺して、展翅板を利用して展翅するするのが一般。 |
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転節 | てんせつ | 脚の節で、胸部から2番目の節のこと。 |
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天然記念物 | てんねんきねんぶつ | 文化財保護法の第69条により定められている動物、植物、地質鉱物、地域のこと。これに指定された種類は生死に関わらず採集する事は禁じられている。 |
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と | 頭胸部 | とうきょうぶ | クモ類など、頭部と胸部が明確に分かれていない部分を、まとめた部位名。 |
島嶼化 | とうきょうか | 進化生物学、生態学、生物地理学に関する学説の一つ。 生物の個体数は一時的・地域的には増大したり減少したりを繰り返しているが、通常は周辺から個体の流入や流出が起きるために中長期的に見ればほぼ一定に保たれている。 しかし物理的に孤立した島では生物の流入や流出が起きないために、より厳しい競争が続いていると考えられる。そのために、島嶼部〔小さな島〕では利用可能な生息域や資源量が著しく制限されるため、生物が他の地域で見られるよりも巨大化するかあるいは矮小化するという説。 |
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盗蜜 | とうみつ | 昆虫や鳥などの動物が受粉を行わず花蜜 のみを奪うこと。 |
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冬眠 | とうみん |
冬などいわゆる仮死状態で冬を眠るようにすごすこと。 |
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特産種 | とくさんしゅ | その地域、土地にしか生息しない動植物→日本特産集。 →固有種 |
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特別天然記念物 | とくべつてんねんきねんぶつ | 天然記念物の中で、世界的、国家的に価値が特に高いことにより、文化財保護法によって指定されたもの。保護・保存がより徹底される。 例 イリオモテヤマネコ・オオサンショウウオ・屋久島のスギ原始林など。 |
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土着種 | どちゃくしゅ |
毎年日本で世代を 繰り返している蝶等のこと。 |
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ドラミング | , |
ヤマドリなどが羽根を強く打ち振るわせて「ド、ド、ド、ド、」と羽音を立てたり、キツツキ類がくちばしで木の幹をくり返しつつき、「、ロ、ロ、ロ、ロ、」と連続音を出すこと。求愛のディスプレイや仲間との合図のためといわれる。→ビデオ−音声 |
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鳥の体のつくり | →参考図 | ||
蜻蛉目 |
とんぼもく |
昆虫綱の中の1種。トンボの仲間。 |
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な | 夏鳥 | なつどり | 春から夏に渡来して繁殖し、秋には南方へ渡る鳥。→ツバメ・カッコウ・ヨタカ・サンコウチョウなどのこと。 対語→冬鳥 |
縄張り | なわばり | 動物の個体や集団が競争相手を侵入させないように占有する一定の地域。→テリトリー 縄張り意識 |
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に | 肉角 | にくかく | アゲハ類の幼虫がもつ強烈な臭いを放つ角(つの)のこと。 その他、臭いは発しないが、カタツムリの角のことを肉角と呼ぶことがある。臭角ともいう。 |
日本固有種 | にほんこゆうしゆ | 日本に しか分布しない動植物の種を指す。大陸などから隔絶されている島国などで多く見られるが日本は島国の中で特に固有種の多い国である。 言うまでもなく、日本固有種の動植物の絶滅は、即座にその種の絶滅につながることが多く保護対象として重要である。 「日本特産種」とも呼ぶ。 |
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は | 発生回数 | はっせいかいすう |
一年間に幼虫から成虫が出てくる回数。1年に一回しか成虫が発生しない種や、一年を通して数回発生する種がある。 |
半翅目 | はんしもく | 昆虫綱の中の1種。口器が針状の形をしていて、動物や植物の体液や樹液を吸う。→セミ、カメムシ、ヨコバイ等。 |
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繁殖羽 | はんしょくう |
雄の鳥に,繁殖期だけに現れる美しい羽毛。→生殖羽。 | |
ひ | 尾状突起 |
びじょうとっき |
後翅の尾のこと。 |
鰓角 | びかく | スズメガやカイコガの幼虫の尻部分にあるアンテナ状の角のこと。 |
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尾鰓 | びさい | イトトンボやカワトンボの腹の先にある3つの尾ひれのような付属物でここから酸素を吸収するという。勿論、ひれとしての役割もあるのであろう。 |
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尾筒 | びとう | 尾羽の付け根部分。上面を上尾筒-じょうびとう、下面を下尾筒-かびとうと呼ぶ。 |
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眉斑 | びはん | 鳥類の目の上の斑紋 。マユタテアカネなど昆虫の顔の斑紋。 |
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標識調査 | ひょうしきちょうさ | 鳥類標識調査とは、1羽1羽の鳥が区別できる記号や番号がついた標識を足につけて放し、その後、標識のついた鳥を見つけ、その番号を確認することによって鳥の移動や寿命について正確な知識を得るという調査方法。 この調査は世界各国で行われてデータの交換をして渡り鳥などの調査も行っている。※この調査を行うためには、鳥獣捕獲許可を受けならない。 |
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漂鳥 | ひょうちょう | 渡り鳥に比べて小規模な季節移動をする鳥。夏は山地に冬は平野へというように繁殖地と越冬地を区別している鳥。日本ではウグイス、ムクドリ、ヒヨドリなど。 | |
ふ | フェロモン | 主にメスの体から出る匂いでオスを誘う物質。蛾に多く見られるが、蝶には見られない。蝶の場合は、オスが香鱗を持つ事が多い。 |
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不完全変態 | ふかんぜんへんたい | 完全変態をする昆虫が、卵→幼虫→蛹→成虫の過程を経るのに対して、卵→幼虫→成虫と、蛹の時期がなく、卵からふ化したときから成虫と似た姿をもって成長していくこと。トンボ、カゲロウなど。 | |
複眼 | ふくがん | 個眼が多数集まって出来た目のこと。一見は一つの目に見えるが、拡大すると小さな目が集まっているのが分かる。 |
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冬毛 | ふゆげ | 獣などでは全身の毛は主に冬の防寒の役目をするが、気候の変化に対応するように、毛の生え方が変わる。夏の毛を夏毛(なつげ)と呼び、冬のそれを冬毛(ふゆげ)と呼ぶ。ふつう冬毛の方が毛が密生している。夏毛と冬毛はノウサギなどでは冬は真っ白の体毛になる。鳥類でもライチョウなどに見られる。これは雪の多い地方での保護色として働く。これらの毛は季節の変わり目の短い時期に入れ替わる。これを毛変わりと呼ぶる。鳥類の場合もやはり夏毛、冬毛と呼ぶ。 |
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冬鳥 | ふゆどり | 秋に来て冬を越し、春に去る渡り鳥のこと。日本ではシベリア方面から渡来するものが多い。ハクチョウ・カモ・ツル・ツグミなど。 対語→夏鳥 |
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プレデター | 動いて生きている生き物を捕まえて食べる生物。タカ、モズ、カマキリ等。 |
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へ | 平均棍 | へいきんこん | 進化の過程で前翅又は後翅が退化して小さくなってできた平行感覚をつかさどる感覚器官。 カ・ハエなどは、前翅が特に発達し後翅が退化して平均棍ができた。 |
変異 | へんい | 同じ種の間で翅の模様などが違うこと。変異には、季節変異、地域変異個体変異などがある。 |
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変態 | へんたい | 昆虫が、卵→幼虫→蛹→成虫というように、からだの形態を変えて成長すること。変態には、完全変態と、不完全変態の2種類がある。 |
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ほ | 放蝶 | ほうちょう | 人工的に繁殖させた蝶や他地域から持ち込んだ蝶を人為的にある環境に放つこと。※放蝶に対しては賛否両論がある。 |
抱卵 | ほうらん | 鳥類が卵を孵化させるために抱いて温めることをいう。一夫多くの鳥ではおもに雌が抱卵するが、雄が途中で交代する鳥もある。また、一妻多夫のタマシギやレンカクでは雄だけが抱卵する。抱卵期間は小鳥が10〜14日ほどで大形の鳥になるほど長く、ワシやタカは30日ほど。。 |
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保護色 | ほごしょく | 木や葉や樹皮に似てその環境にとけ込んで目立たない色のこと。→隠蔽色。 |
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歩肢 | ほし | 多足類(ムカデ、ヤスデなど)の胴節(どうせつ)に付く1対の足を指す。オオムカデは21〜23対の歩肢をもつ。 | |
ホバリング | ・ | 「停止飛翔」ともいう。空中の一カ所で静止するように留まる飛翔のこと。 |
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ま | マーキング | . | 動物が尿や分泌物などで匂いをつけるなどして自分のテリトリーを他者に対して示すこと。 |
繭 | まゆ | 蛹になる時に幼虫が糸を吐いて成形する身を守る殻のこと。蛾ではヤママユガやカイコなど。 |
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膜翅目 | まくしもく | 昆虫綱の中の1種。1対の大型の前翅と小形の後翅からなり、前後の翅は共に透明で膜質。完全変態をする。寄生生活,社会生活を営むものが多い。→ハチ、アリ等。 |
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み | 脈相 | みゃくそう |
翅脈の様子。種類によって翅脈の別れ方等の型が異なる。 |
脈翅目 | みゃくしもく | 昆虫綱の中の1種。前翅後翅は大きさが等しく、膜状で、翅脈は網状に発達している。腹部に尾状突起がない。完全変態で、幼虫は水生と陸生のもがいる。→ウスバカゲロウ、ヘビトンボ等。 |
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め | 迷蝶 | めいちょう | 本来、日本には生息しないのに、風や季節風などに不可抗力で飛ばされて台湾などから日本に来た蝶のこと。 |
迷鳥 | めいちょう | 悪天候などの特殊な事情で本来の生息地ではないところに飛来した 鳥のこと。群れからはぐれた渡り鳥の個体のこと。 |
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も | 猛禽類 | もうきんるい | 鋭い爪と嘴を持ち、他の動物を捕食(または腐肉食)する習性 のある鳥類の総称。獲物を捕まえるための鋭い爪、掴む力が強い趾(あしゆび)、鉤型に 曲がったくちばしを持つことが共通の特徴である。 一般的に生態系の頂点に位置する。 |
よ | 幼化 | ようか |
幼虫から蛹になること。 |
葉状片 | ようじょうへん | アゲハチョウ科の成虫の前脚脛節に見られる棘のようなもの。 |
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幼生 | ようせい | 幼生とは、個体発生の過程で成体とは形態が著しく異なり多くの場合は成体とは違った独自の生活様式を持つ時期の個体を指す。 カエルなど、水中ですごすオタマジャクシは「幼生」、成長して水中から陸上にあがったものを「幼体」と呼ぶ。 |
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幼体 | ようたい | 幼体とは、幼生よりは後の段階のこと。つまり、変態する動物の場合、変態後、あるいは、幼生段階がない場合は、孵化直後から幼体となる過程を指す。 |
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幼虫 | ようちゅう |
餌となる草木の茎葉や幹葉を食べ成長する過程の昆虫の状態。 |
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幼便 | ようべん | 羽化した蝶が最初に排泄する糞や尿(蛹の時にたまった不要物)のこと。 |
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翼長 | よくちょう | 翼長は,たたまれた翼の全長のこと。。 |
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翼開長 | よくかいちよう | 開いた両翼の端から端までのさしわたしの長さ。 |
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翼鏡 | よくきょう | カモ類の翼で、特別に光沢のある色彩をして いる部分。次列風切り羽にある | |
ら | 卵胎生 | らんたいせい | 卵生の動物の卵が,親の体内でかえり,幼生や幼虫の形でうみだされること。アブラムシ、タニシ、マムシなど。 |
卵鞘 | らんしょう | ゴキブリやカマキリの卵のように固形化した泡で卵を包んだもの。泡状の気泡内は沢山の空気を含んで、断熱効果に優れ、急激な気温の変化から内部の卵を保護する。 |
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卵生 | らんせい | 卵を産む動物のことであり、母胎からの 胎生以外のほとんどの動物がこれに該当する。卵生は、ほとんどの魚類、両生類、 爬虫類、すべての鳥類、単孔類、ほとんどの昆虫やクモ綱の繁殖方法である。 |
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卵嚢 | らんのう | 卵を保護する外側の嚢〔ふくろ〕のこと。両性類、クモなどに見られる。 |
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り | 留鳥 | りゅうちょう | 季節的な移動をせずに年間を通じて同じ地域に生息する鳥。→スズメ、カラス、キジバト、ヤマドリなど。、 |
鱗翅目 | りんしもく | 昆虫の中で大きな2対の翅を持ち、その翅に鱗状の鱗粉がならんでできた模様を持つもののグループ。→蝶・蛾 日本産においては鱗翅目には次の24の上科がある。 アゲハチョウ上科、セセリチョウ上科〔この2つの上科に含まれる昆虫をチョウと呼ぶ〕、コバネガ上科、スイコバネガ上科、コウモリガ上科、モグリチビガ上科、マガリガ上科、ボクトウガ上科、ハマキガ上科、ヒロズコガ上科、スガ上科、スカシバガ上科、ニセハマキガ上科、キバガ上科、シンクイガ上科、マダラガ上科、メイガ上科、トリバガ上科、シャクガ上科、イカリモンガ上科、カイコガ上科、スズメガ上科、シャチホコガ上科、ヤガ上科 ※チョウの2つの上科には次の科がある。 アゲハチョウ上科→アゲハチョウ科、シロチョウ科、シジミチョウ科、ウラギンシジミ科、マダラチョウ科、タテハチョウ科、テングチョウ科、ジャノメチョウ科 セセリチョウ上科→セセリチョウ科 |
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鱗粉 | りんぷん | 蝶や蛾の翅に見られる粉状のもの。体毛が進化して出来たものといわれる。鱗(うろこ)とは拡大すると翅上に魚のウロコののように並んでいることによる。鱗の中には雌匂いで誘う香鱗などもある。また、雨などの水をはじく役目も果たす。 |
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れ | 齢 | れい | 卵から孵化して次の脱皮までの期間が1齢で、後は脱皮するごとに、2齢,3齢と増えて行く。また、サナギになる最後の幼虫は終齢幼虫と呼ぶ。 |
ろ | 老齢幼虫 | ろうれいようちゅう |
定義はないが、終齢ないしはその前の段階くらいに成熟した幼虫を指すものであろう。→成熟幼虫 |
わ | 渡り鳥 | わたりどり | 渡りを行う鳥類の総称。渡り鳥のうちで、ツバメやカッコウのように春に日本に来て繁殖し、繁殖が終ると南方に去る鳥を夏鳥と呼び、ハクチョウやマガモのように日本より北の地方で繁殖し、冬に日本に渡来する鳥を冬鳥と呼ぶ。→候鳥 対語→留鳥 |
和名 | わめい | 生物につけられた日本語の通称名→キチョウ、クジャクチョウなど。 |
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