ブナ林の里石黒通信   発信元 HP石黒の昔の暮らし編集会
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  ふるさと石黒、今冬初めての本格的な降雪 2023.12.23
 
皆様お元気でお過ごしでしょうか。
 ふるさと石黒では、昨日22日の夜から23日にかけて、今冬初めての本格的な降雪となりました。23日の積雪は上石黒で110㎝、板畑では140㎝に達しました。ちなみに、今回は風がなかったせいか柏崎市街地でも23日朝の積雪が48㎝でした。
 また、22日には、石黒、門出、田代地域に停電が発生し、石黒では午後3時半から午後9時半まで続いたとのこと、寒波の最中の停電で皆様大変であったとのことお察しいたします。

 
        上石黒-屋号「せんなびろ」付近
          寄合-屋号「田中」付近
       板畑-屋号「さえん」の周囲の様子
    板畑-屋号「さえん」脇から黒姫山方面を望む
                  柏崎市街地の様子
 自宅前の様子。上写真の道路先方は、昨年の同時期に大規模の交通渋滞や立往生が発生した国道8号線区間の一部。今回は降雪量もそれほど多くなく無事でした。

 天気予報によれば、年末年始のころまでは暖気のようてすが、皆様どうぞお元気で良いお年をお迎えください。

  情報提供 田辺朝男   写真 田辺須磨子  中村稔  編集会



 ふるさと石黒、12月1日の朝にかけてまとまった降雪で積雪3㎝となる
 ※コメント広場欄でご覧ください→クリック


 鵜川地区の
集落の折居橋完工、供用始まる 2023.11.29   
 本サイトをご覧くださっている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
 さ
て、
鵜川の餅粮地内の旧折居橋は、鵜川ダム(令和7年完工予定)完成後は水没の位置にあるため2019年より工事が行われてきました。
 先日(27日)、石黒方面に行くため通りましたところ、すでに新しい橋が付帯工事の一部を残して完成し供用になっていました。橋の完成により餅粮集落入口からの景観が一転し、素晴らしい眺めですね。
 今後、鵜川ダムの完成にともない橋周辺の散歩道、餅粮~拝庭集落の道路沿いのミスバショウ自生地などが生かされた観光スポットとしても整備されることが期待されます。
 さらに、綾子舞会館及び綾子舞発表会、鵜川神社、静雅園、鵜川ダム、市野新田ダム、ミツガシワ自生地、谷川新田の八重桜等々を組み合わせた観光コースも考えられますね。
※工事関連本サイト記事←クリック

 これからは日々寒さが増すばかりでありますが、皆様どうぞ健康安全に留意されてお元気にてお過ごしください。
 
情報提供 新潟県柏崎市地域振興局  写真 編集会 大橋寿一郎



       
 秋の道普請が行なわれる-下石黒集落

 昨日(11月12日)、下石黒の秋の道普請が行なわれました。
 参加者は11人で
、市内から7人(集落-3、市街地-5)、市外から3人でした。作業は午前9時からとりかかり11時半ころに終わりました。

 数日前から急激に気温が下がり冷雨の中の作業が心配されましたが、幸い作業開始の頃から雨が止み心地よい陽射しの中の作業となりなした。本サイトのバックナンバーによると、昨年も11月12日に行なわれましたが参加者が7人で作業が大変であったとの記載が見られます。実は、筆者も肩の靭帯切断などで昨年以来、役立たずですが来年は何とか作業が出来るようにリハビリに励みたいと思います。
 さて、先刻、板畑の中村稔さんより今朝(13日)、黒姫山の初冠雪が見られたとの情報をもらいました。いよいよ冬将軍の到来も間近でしょうか。
(※ちなみに、本文をPCに入力している今、柏崎市街地の自宅の庭が、にわかな霰(あられ)で白くなり驚いています)
 本サイトをご覧の皆さま、どうぞ、健康安全にご留意されお元気でお過ごしください。
 
 
 
 
 情報提供 大橋昭作 中村稔  写真 編集会大橋寿一郎


     カラムシ街道市₋古民家巡り行なわれる  2023.11.2
 
下記のカラムシ街道市の御案内時に「炬燵が恋しい陽気」と申し上げま
したが、一転して、明日の気温が北陸では29度に達するとの今朝の天気予報に驚いてます。このように気温の変化の激しい中、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
 さて
、御案内しましたふるさと石黒地区恒例のカラムシ街道市が10月29日に開かれました。あいにく雨模様の天気でしたが、100名ほどの方々が訪れてくださいました。
 参加された方の感想をお聞きすると「久しぶりにみなさんとお話できてよかったです」という声が多かったとのことです。
 今年は、11月の日程が込んでいたため例年より早まり紅葉前の開催となり、白菜、大根の販売が出来なかったことも残念でしたが、「嶽のやわ肌ネギ」をはじめ多くの野菜等が出品され、ほぼ完売したとのことです。
 裏方の皆さん(会場、準備・出品の皆さん)は、過疎化と高齢化の中、年々
大変な事と御察し致します。誠にご苦労様でした。

                  いりのやけ
  
 こだ
 にし
 ほりきね
 かねこ
 野菜等販売所

 ※各カラムシ街道市スライドショー古民家



   「カラムシ街道-よっくら・らっくら市₋古民家巡り」
御案内
 
 漸く、夏の猛暑が過ぎ去ったと思いましたら朝晩コタツが恋しいこの頃でありますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
 さて、
恒例の故郷の行事であります「カラムシ街道-よっくら・らっくら市₋古民家巡り」が下記のとおり行われます。
 みなさま、ぜひお出かけいただき、心の原風景ともいうべき古民家でゆっくりとおくつろぎ下さい。

 下図拡大→クリック
    情報提供 田辺和幸  写真 春口敏栄



   ふるさと石黒、稲刈りが終わり田打ち田かきの最中 10/17
 ウェブサイト「石黒の昔の暮らし」をご覧くださっている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
 ふるさと石黒では、稲刈りも漸く終わり、現在、田打ちと田かきの最中です。今年は7月から8月にかけて異常な高温が続いたために、特に、暑さに弱いコシヒカリが例年に比べて等級が下がるという被害がでました。大抵の農家では1等米は少なく、2、3等米が多かったとのことです。とはいえ、石黒では2haの耕作田ですべてが1等米という例もあります。柏崎市内では、石黒地区は1等米の割合は高かったのではないかと思います。
 ところが、一方天水田がほとんどの石黒では、水不足による地割れが発生した場所が多く、稲刈りが終わった後も雨が降らず田の表面はいよいよ乾いて地割れが進んでしまったようです。天水田にとって地割れは来年の作付けにも影響しますので、田打ち、田かきの作業をとくに念入りに行なわなければなりません。そんなわけで、今年の田打ち、田かき作業は特に大変な事と思いますが、どうぞ健康安全に留意して作業を進めてください。

 さて、下の写真は田辺須磨子さんから送っていただいた写真です。1枚は板畑の嶽での稲刈りの様子です。もう1枚はハサから稲をおろししている写真(田辺久美子さん撮影)です。
 このハサは大野と下石黒の間の地名「下原(しもっぱら)」にあり、落合出身の大橋西嗣さんが一番バサに使われた後、田辺さんが使われたとのことです。
お聞きするところによると、この稲は花坂新田の一番奥の田の稲とのことです。その場所は地蔵峠上り口から眺めますと眼下一番手前にあり、棚田の景観には欠かせない位置にあるのですが、急な傾斜にあるため農道に制限があり大型の農機具が使えないという困難があります。
 かつては下石黒の大橋和平さんが長らく作っておられましたが、その後大橋勝彦さんが中心となり県外(東京、長野、千葉など)からの有志と地元の8名ほどの方により昔ながらの農法による耕作が10年にわたって行われました。その後中村正和さんが、さらに現在は田辺和幸さんが耕作されています。
 大雪の年には田植えの時期になっても、畔の外には山のような残雪が見られることも珍しくありません。(参考写真-2010年)
 現在も、大型農機具は使えず苦労されているようですが、先年、花坂が日本棚田百選に再選されたことでもあり、何としてもこの景観を守りたいという熱意をもって田辺和幸さんと中村稔さんで取り組んでおられます。現在、花坂での耕作者はこのお二人のみですが、中村さんは筆者と同級生で85才でおられるので、健康には十分留意されるよう願っております。

 
 
 さて、上の写真を拝見して子どもの頃の「稲上げ」のことを思いだしました。当時(1940年代)子どもたちも小学校高学年のころから、農作業の労働力として当てにされた時代でした。とくにこの稲あげ作業では、小学生の子どもにも「猫の手も借りたい」ということわざの意味が体感できる忙しさでした。とくに、空模様が怪しくなり雨が降りそうな時は「ひとそい-1背負い」でも多く家に取り込みたいと必死だったことを憶えています。ハサから家の距離は恵まれた場所で300m、遠山では2kmもあったのでした(各集落の作場までの所要時間)。それも上り下りの坂道がほとんどでしたのでリヤカーなど使えません。日の短い秋のことでもあり本当に、せわしなく過酷な作業でした。とはいえ家族全員が待っていた収穫作業であり、乾燥したイネの甘酸っぱい香りとともに今でも懐かしく思いだしています。

 気温差の激しい時期でありますが、皆様、どうそ健康にご留意されてお元気でお過ごしください。(編集会 大橋寿一郎)

 情報提供 小林時吉 大橋伊勢治 田辺和幸   田辺須磨子 田辺久美子(写真)


     NPО法人石黒邑「さわらび」第16号の紹介
 本文は→こちらをクリックしてご覧ください。
下記の地域おこし協力隊員としておいでくださった加藤さんのメッセージも掲載されています。是非ご覧ください。


          
私たちの故郷、石黒にようこそ!

加藤夕恵さん「石黒地区に地域おこし協力隊員」として着任

 本サイトをご覧くださっている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。

さて、この度ふるさと石黒地区に地域おこし協力隊員として、加藤夕恵さん(39)が着任されました。すでに先日(9月4日)の地蔵峠祭りに参加くださいました。(下段の前ページ参照)
 さらに、3日には農家民宿「田中」を会場に各集落の区長さんによる歓迎会開かれました。(下写真)

 


 お聞きしたところによると、加藤さんは3人の子どもの成長を機に地方に移住して新しいことに挑戦したいと決断し、地域おこし隊員に志願されました。また、実家は花栽培農家とのこと、植物を育てる仕事は子どもの頃から経験されているとのことです。

石黒では、「NPО法人石黒邑」の「さわらび工房」の糀、味噌、漬物などの製造・販売の推進力となってくださることを願っています。また、農家民宿「田中」についても、加藤さんに寄せる期待は大きいと思われます。

一方、加藤さん本人も耕作放棄田を活用して石黒にないものを育てる事などの夢をお持ちのようですが、こちらも大いに挑戦されることを期待しております。
 何といっても、加藤さんの願いと受け入れ側の願いが一致することが何より大切な事と思います。9月4日の柏崎日報の記事「魅力的な地域への意欲・高柳町石黒、協力隊に辞令交付」の最後に見られる、桜井市長のそれぞれの思いが重なり、この出会いは成功だと実感した」という言葉を読み心強く感じました。リンク→柏崎日報記事

 明朗活発な加藤さんが新たに村の一員となってくだされば、過疎化が極限まで進んだ故郷石黒にとって、この上ないことと思います。

 どうぞ、加藤さんにおかれましても気候風土、生活習慣等が異なる土地での生活は大変なこともあるでしょうが、健康安全に留意されてご活躍くださることを心より願っております。

 (編集会 大橋寿一郎)
 




           
地蔵尊祭礼行われる 2023.9.6
 
去る4日、昔から伝わる「峠の祭り」(地蔵峠の地蔵尊祭礼)が行われました。参加者は13人でした。数日前に行われた参道の草刈りには28名の参加者がありましたが、祭礼当日の参加者は少なく意外な事でした。
 
 
 
 
 特に石黒地区からの参加者は一名もなく、かつて一度もない事であり驚きました。(20日の参道の草刈りには石黒から13名参加)
 事情を聞いて見ますと今年は高温のため稲の実りが早く、例年になく早々とコシヒカリの刈り取りが始まったことが主な理由のようです。とくに5日から降雨との天気予報もあり、祭り当日は稲刈りを優先せざるを得なかったようです。
 有坂宮司さんを始め、鵜川地区、門出、岡野町、市街地の皆さん、また、この度石黒地区の地域おこし協力隊として赴任された加藤さん、そして報道関係の方からも参加いただき無事祭礼が行われたことは、信者の一人として有り難い事であったと思います。(編集会 大橋寿一郎)
 
 情報提供 春口敏栄(写真) 田辺和幸




  
 上石黒、下石黒の黒姫神社祭礼が行なわれる 2023.8.31

ウェブサイト「石黒の昔の暮らし」をご覧くださっている皆様、例年にない猛暑が続きますが、お元気でお過ごしでしょうか。
 さて、ふるさと石黒では、去る27日(日)に上石黒、下石黒で恒例の神社祭礼が行われました。岡野町より矢代神主をお迎えして、下石黒は午前9時、上石黒は10時より行なわれました。参詣者は上石黒12人、下石黒は5人とのことです。両集落とも例年の如く神祭終了後、直会(なおらい)で御神酒をいただき、後片付け後に解散となりました。
(下写真-上石黒黒姫神社)
 年々参詣者が少なくなるのは淋しいことですね。

 準備作業-1
 準備作業-2
  祭 礼
  直 会

 筆者の子どもの頃(昭和23~28年ごろ)の黒姫神社の祭礼ついての思い出を少し書いてみたいと思います。
 上石黒の祭礼は9月1日で、子どもたちは自分たちの集落の祭礼に劣らず楽しみに待っておりました。それは、多くの出店がでることや恒例の相撲大会が行われるからでした。人出も多く広い境内が大勢の人でにぎわっていたことを憶えています。
 また、出店で売られていた子供向きの玩具は、口にくわえて吹くと先がクルクルと伸びて「ビョーン」と音を立てて戻る棒状の玩具、「百連発」と子どもが呼んだテープ状の火薬が巻き送られて連続して撃てる玩具のピストル、笛(ホイッスル)などがあり、それらの音があちこちから入りまじって聞こえ、時たま社殿の方から太鼓の音が聞こえました。当時は過疎化が始まる20年ほど前で、人口も多く高度成長期が始まる頃でした。

 ちなみに、当時(昭和25年)石黒校の児童生徒数は378人で石黒村の戸数は280戸、総人口は1,600人ほどでした。(※現在は戸数30戸、総人口65人、小中学校生0人)

 また、下石黒の祭礼は9月15、16日でした。下石黒の黒姫神社は、明治32年に上石黒の黒姫神社から分社したものと伝えられています。
 筆者が子どもの頃(昭和23~28年)の下石黒の祭礼は、毎年青年団の演芸会が行われました。ドラム、アコーディオン、ギター、バイオリン(カネオさん、テツオさん、サンシさん、タダシさん)などによるかなり本格的な「そよ風楽団」も編成されていました。楽団は、集落の教員住宅におられた石黒校の音楽教師(塩浦先生)の指導を受けたとの話も聞きました。また、筆者が中一のときの担任の佐々木先生が飛び入り出演で、トランペットを吹かれたことも記憶にあります。
 出し物は歌謡曲、股旅舞踊、その他タップダンス(ショウキチさん)やジャズダンス(ヨシミさん)などがありました。忙しそうに足を動かすタップダンスやスカート姿で足を高く上げるジャズダンスなど初めて見るアメリカ文化は、つい先年まで国民学校の少国民であった我々には唯々珍しく、あっけにとられて口をあんぐり開けて眺めていました。
 盆踊り(ションガイヤと甚句)は、15、16日と2晩にわたって立ちました。16日は仮装踊りで特に賑わいました。狭い境内は踊り手と見物客で混雑しました。
 家から神社までの村の夜道は、かしましい虫の音につつまれていたことを今でも憶えております。

 さて、聞くところによりますと、現在、ふるさと石黒では酒米「五百万石」の刈り取りは終わり、コシイブキの刈り取りが来月早々始まり、コシヒカリも10日前から始まる予想とのことです。(筆者が子どもの頃は9月15日の祭礼が終わると、「ハサ場なぎ」を始めて9月下旬から始まる稲刈りの準備をしたものでした)。
 柏崎市街地では7月21日の梅雨明け以来、雨らしい雨も降らず猛暑が続いております。皆様どうぞ、健康安全にご留意されてお過ごしください。

  (編集会)

 情報・写真提供  田辺忍 大橋昭作 



    地蔵峠の地蔵尊参道の草なぎ作業行われる 
2023.8.24

 去る20日に地蔵峠の地蔵尊参道の草刈りが行われました
 今年は、石黒出身の方、高柳地区でご活躍の地域おこしの方々が大勢参加くださって総勢28名の作業となりました。お陰様で、作業は午後2時に開始して5時少し前に終了することが出来たとのことです。
 猛暑の中の作業、大変ご苦労さまでした。

 鵜川側の参道も現在、毎年草刈りを行い管理がされていますので、石黒~鵜川の古道は現在も立派に整備されています。中世、鵜川の女谷村の庄屋が兼帯庄屋として石黒村を支配していた頃から、この道は黒姫山を越えて2カ村を結ぶ主要道路でした。丈余の雪の冬の最中でも庄屋文書が鵜川か石黒まで届けられたのでした。
 近代(昭和前期)に至ってもこの街道の重要性は続き、筆者が中学生のころも石黒校は黒姫郷に属し体育大会や写生大会などではお互いにこの道を通って行き来したものです。

 
 
 
 
 その後、門出~石黒間の車道が開通すると、この道の通行は急激に減りましたが、峠の頂に祀られた地蔵尊への信仰は、石黒、鵜川、門出地区ともに熱烈な信者が多く、毎年7月と9月に祭礼が行われました。
 
9月4日の秋祭りのみになったのは過疎化が始まった昭和の中頃かと思われます。そのころは現在のコースとは異なり大野集落の共同墓地を通ってつづら折りに上る昔からの街道(松之山街道脇街道と呼ばれた)を通って上ったのでした。しかし、急傾斜の横道は毎年のように雪と共に崩落して修復に手間がかかりました。年々過疎化も進み、ついに管理が困難となり、やむを得ず現在の胸突き八丁の急な坂道に改修したのでした。

 
筆者は15年ほど前まで毎年5月に鵜川から地蔵峠越えを30年間してきましたが、大雪の年には必ずと言ってよいほど横道の崩落が見られました。(鵜川側は土質が異なり、このような箇所は見られない)
 また、地蔵尊の御堂は1949年(昭和24年)に建てられたもので老朽化が進み倒壊の危険もあったのですが、2004年(平成16年)に板畑出身の中村恵治さん(大阪府在住) による寄進工事で改修が行われました。参考※資料→年中行事

 
その後も熱心な信者やボランティアの皆様のご協力により整備が継承され今日に至っております。ちなみに、現在の急峻な坂道に改修するにあたり高齢などで登れない方々のために、上り口に祀神を分祀した塔があります。※祀神についての伝説「身代わり地蔵」←クリック

 こちら柏崎市では、連日、熱中症警戒アラートが発令されております。皆様どうぞ、健康安全に留意されてお元気にてお過ごしください。

 情報提供 田辺和幸  ブログ-山中記  写真撮影 田辺和幸

 


    石黒地区盆踊り大会行われる  2023.8.15

 去る8月15日、ふるさと石黒で恒例の盆踊り大会が行われました。あいにく当夜は台風7号の影響で風が強かったため、やぐら提灯は吊るさず作業用投光器を設置しておこなわれました。音頭取りは小堺宏幸さん、太鼓は大橋国生さんで「しょんがいや」が賑やかに踊られました。
 
 
 参加者は30名ほどでした。ふるさと在住のみなさんの高齢化が進み足腰が弱り参加できない人も増え、年々、参加者が少なくなるのは実に淋しい事です。
 また、10年ほど前までは、少年時代をふるさと石黒で過ごした方々がお子さんや孫さんを連れて帰省され盆踊りに参加されて賑やかでした。 しかし、その子も中高校生になり、親や祖父母にはついてこない年頃に成長されたのではと想っています。→2011年の盆踊りビデオ
 とはいえ、父母や祖父母の生まれ育ったふるさと石黒で過ごしたお盆の記憶は、彼らの胸中に生涯のこるものと信じます。願わくば、彼らの世代が自分の子や孫を故郷石黒に連れて訪れて欲しいものですね。

 今のところ、この先一週間ほどは猛暑が続くとの天気予報ですが、お互いに健康安全に留意して過ごしたいものですね。皆さんのお便りをお待ちしております。(編集会)

 ※追伸 石黒では水田の水不足のため稲の立ち枯れが発生しております。恵みの雨が待たれるところです。
 情報提供  小林時吉   写真-田辺和幸



   ECHIGO棚田サポーターによる花坂新田草刈作業
行なわれる
     大変ご苦労様でした
    2023.7.29

 ウェブサイト「石昔の暮らし」をご覧くださっている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。沖縄地方にお住まいの皆さま、この度の台風6号による被害は無かったでしょうか。
 さて、去る7月29日に、「ECHIGO棚田サポータ-」の皆さんによる大野地区花坂の農道と水路の草刈り作業が行なわれました。この棚田は一昨年、「つなぐ棚田遺産」(全国で271箇所、新潟県36箇所、柏崎市4箇所)で選ばれたものです。
 
        棚田花坂写真-2021.9.4 撮影 田辺和幸
 参加者総勢35名の作業で、農道と水路の草刈りが行なわれました。石黒地区から耕作者の田辺和幸さん、中村稔さんを始め、NPО法人石黒邑から田辺忍さん、小林司さんが参加されて、8時30分から12時までの日程で行なわれました。皆様、猛暑の中大変ご苦労様でした。

      
参加くださった皆さんの集合写真-2023.7.29
 ちなみに、「ECHIGO棚田サポータ-は、1999年(平成11年)に「日本棚田百選」とともに発足した組織で、故郷の棚田花坂は長きにわたってサポートを受けた歴史があります。
 このような、大勢の皆さんの温かいサポートをうけて、ふるさとの棚田花坂が1年でも長く続く事を願っております。
 連日、記録的な猛暑が続き、その上、大型台風が九州付近で停滞しておりますが、皆様どうぞ健康安全にご留意されてお過ごしください。
 
情報提供 田辺和幸   柏崎地域振興局農業振興部 農村整備課



   NPО法人石黒邑、トンネル入口の公園の草刈りを行なう
 NPО法人石黒邑は、7月29日の午後、ECHIGO棚田サポーターの花坂の草刈りに引き続き、国道353号線小岩トンネルの石黒側入口の記念公園の草刈り作業を行いました。この作業は一昨年までは石黒地区老人クラブが長く担当してきましたが、高齢化によりNPО法人石黒邑が引き継いで行っています。
 猛暑の中、終日の作業、大変ご苦労様でした。 

 
 
 
 情報提供 田辺和幸 


    「さわらび15号」をご紹介します  2023.7.11

 ウェブサイト「石黒の昔の暮らし」をご覧くださっている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
 このところ、九州地方では記録的な豪雨による被害が発生したとの報道に驚いております。皆様のお住まいの所は大丈夫でしたでしょうか。皆様のご無事を祈っております。
 さて、この度、NPО法人石黒邑の会報「さわらび」15号が届きましたのでご紹介いたします。
←画像クリック
 本号では、板畑集落(4世帯)に大阪からご両親の生まれ故郷に住みたいと移住された方、故郷・大野集落に週末に訪れて水路や旧道の整備などで貢献されている方の紹介が掲載されております。また、この度石黒邑が募集していました地域協力隊として9月に着任される方が決まったとの事など誠に喜ばしい記事が見られます。

 梅雨明けも間近かと思われます。信じがたい高温が更新されていく近年ですが、熱中症などに留意してどうぞお元気にてお過ごしください。 
 情報提供-NPО法人石黒邑ECHIGO棚田サポートの



  石黒地区・リクリエーション大会行なわれる 2023.6.4

 昨年から地区運動会にかえて行なわれている地区レクリエーション大会が6月4日に実施された。当日は柏崎市のクリーンデー
に当たり、午前中は市内一斉に側溝砂上げや道路の草取り作業が行なわれた。
 石黒地区レクリエーション大会は、その日の午後1時から行なわれた。参加人数は35名ほどであった。
 また、レクリエーションの前に「柏崎市女性消防士の会」皆さまにおいでいただき心臓マッサー ジ講習会が行なわれた。受講後、「とても参考になった」との声が多かった。
 その後、大会は、ゲーム組と散策組に分かれた。ゲーム組は輪投げやゲートポールゲームなどを行ない、散策組は落合集落までのウオーキングを行なった。
このコースは国道353号線の改修工事箇所にあたり、現在改修中で その改修の規模の大きさに皆が驚いていたとのことでした。
                開会式
    柏崎市女性消防士の会による心臓マッサー ジ講習会
 
  国道353の改修工事を見学しながらの落合集落まで散策
 情報提供 柏崎市女性消防士の会-写真 大橋司-写真



  故郷石黒、田植えは終盤 、ヒバシノキの花が満開。折居橋のこと。
 ウェブサイト「石黒の昔の暮らし」をご覧くださっている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
 5月24日に故郷石黒を訪れました。前日、田植えの進み具合を電話で同級生の中村稔さんに聞くと、「昨日、田植えは終わった。今日は骨休みだ」との返事に驚いて、早速、翌日に石黒に向かいました。
 昔(自分が子どもの頃)は、「柏崎のエンマ市までに田植えを終わらせる」と言われたもので、未だその記憶が頭の中で幅をきかせているようです。  また、数年前まではゴールデンウィークに市街地周辺は田植え作業が終了していましたが、高温障害(白未熟米発生)を防ぐために、田植え時期を5月中旬まで分散させる指導が行なわれたため、市街地周辺と多雪地石黒との田植え時期にずれがなくなったことも、私の勘違いの原因かと思います。
 そんなわけで、田植え作業の写真は撮れませんでしたが、ウグイス の鳴き声と深緑の景観に迎えられて爽快なひと時をすごすことができました。未だ、ホトトギス の鳴き声は耳にしませんでしたが、おっつけ彼らはインドからの長旅を終えて、けたたましいほどの鳴き声を聞かせてくれることでしょう。
    田植えの終わった下石黒タキノフチの田、背景は石黒城趾
  花期を迎えたヒバシノキ(タニウツギ) 
  田植えを待つ水田-上石黒のデアイイリ
  さて、このたび石黒への道中、鵜川地区の餅粮集落の折居橋の掛かええ工事が進展して、橋げたの取りつけ工事がおこなわれていたのでご紹介します。
 鵜川ダム(清水谷)が完成すると現在の折居橋は水没する位置にあるため、2019年より本掛け替え工事が進められてきました。工事開始にあたっては、水没地帯周辺の生物生態系調査が行なわれて、筆者も動植物撮影中に調査員の方に逢いお話をうかがったこともあります。
 本工事は今年(2023年)の降雪前には完成の予定とのことです。橋の両端の付帯工事は女谷方面は、上越柏崎安塚線と国道353号線の分岐点まで、拝庭側は餅粮集落の閉村の碑付近まで行なわれるとのことで景観が一変することと思います。西側には散歩道も既に造成されており、また、橋の東側には餅粮出身の方々などの御苦労によりミズバショウ の自生地が整備されているので、鵜川ダム周辺の観光スポットとしても期待できるのではないでしょうか。ダムの完成予定は2025年とのことですから、筆者も生きながらえてこの目で是非とも見届けたいと思っています。
 ちなみに、この工事が始まったのは筆者が別俣小学校に勤めて居りました頃でありますので、実に50年ほど前だと思われます。秋遠足の下見に行きましたところ現地調査が行なわれておりまして、当日の通行許可を得たことがあります。沢山のアルミ製の梯子が道沿いにあったこと、また、岩盤調査のための発破も使われいたように記憶しております。
     新折居橋の橋脚 女谷集落から 餅粮方面を望む

        写真下は現在の折居橋  2023.5.24
  鉄製の橋げたの取りつけ工事   2023.5.2
  追伸画像 折居橋の進捗状況-2023.5.24
 季節はずれの大型台風の接近も報じられておりますが、どうぞ皆様、健康安全にご留意されてお過ごしください。
  情報提供  中村稔 新潟県柏崎地域局



     下石黒集落道普請行われる 2023.5.9
 一昨日(5/7)に下石黒集落で道普請が行われました。あいにくの雨天となりましたが、それほどの大降りともならず、作業は予定どおり行われました。
 参加者は12人で在住の方が3人、市内から5人、上越市から2人、県外から2人で総勢12人(但し、筆者-編集会は肩腱板切断で撮影のみで役立たず)で行われました。例年のことながら側溝にブナの枯葉がおびただしく入り込み作業は骨が折れました。しかし、あらかじめ区長さんが重機を使って道路表面の葉は押しさらがっておいてくださったので予定通りに作業は進みました。
 県外、市外から参加してくださった皆さんは特に大変であったことと思います。どこの集落にも共通した現実ですが、過疎化と高齢化で在住の方々だけでは道普請もできないのが現状です。

 
 
 
 
 どうか、市内外に住んでおられる方々で、「子ども時代を過ごした故郷の道普請を手伝ってあげよう」という気持ちをお持ちの方は是非とも参加していただきたいものです。
  写真-編集会




      新緑のふるさと石黒を訪れる
2023.4.28

 28日にふるさと石黒を訪れました。小岩トンネルを抜けると新緑の景観が広がります。上石黒の「であいいり」の水田の「高床」側斜面は、毎年遅くまで残雪が見られる所ですが、今年は全然見あたりません。
 昨年暮れの市街地は、ドカ雪で8号線が渋滞し一晩も動かず、自衛隊が派遣されるなどテレビで放映されたほどでした。 この時、石黒など山沿いは市街地に比べて降雪は少なかったようです。
 幸い年が明けてからは降雪が少なく、気温も高かったために今年は小雪で終わりました。それだけに春が早く若葉の芽吹きも例年に比べて1週間ほど早いようです。本サイトで、同日の2015年の4月28日 の写真を見ますと多くの残雪が見られます。
           折居トンネルから小岩峠方面を望む
  上石黒から元石黒校上ブナ林を望む
 
      元農協前から下石黒方面を望む
       下石黒タキノフチから石黒城址を望む
       寄合の松尾神社前から寄合(上)集落を望む
       釜坂峠側から寄合(下))集落を望む)
    写真 編集会
 5月に入り間もなく田植えの作業も始まりますが、皆さま、どうぞ健康安全に留意してお過ごしください。




    NPО 石黒邑の山菜祭りの御案内   2023.4.23
  HPをご覧いただいている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。故郷が一年中で最も輝く季節となりました。
 さて、この度、NPО法人石黒邑の皆さんが下記の ような楽しい山菜まつりを実施されるとのことで、皆様にご紹介いたします。
大勢の皆さまよりお立ち寄りいただき、ブナ林の里石黒で楽しいひと時をお過ごし頂ければ幸いです。

極端な寒暖の差に驚くばかりでありますが、皆様、どうぞ健康管理に十分留意されてお元気でお過ごしください。

情報提供-田辺須磨子



   板畑集落、熊野社祭礼が行なわれる 2023.4.15
 4月15日に 板畑集落で、熊野社の祭礼が行われました。神主は例年同様、岡野町の大倉さんにおいでいただき、午前9時から10時。家内安全と五穀豊穣を祈願し無事終了しました。
 年々、戸数、人口ともに減少し、現在は戸数4戸、人口7人と淋しい限りですが、建立から420年の歴史のある産土神の祭礼が今年も実施できたのは誠に喜ばしい事です。
 
 
 
 
 また、近年思わぬ方が亡くなられるなど淋しい気持ちもあるところ、 今年は板畑出身で大阪在住の方が参加され、 うれしい事でした。この方も熊野社の正真正銘の氏子で在られます。(もともと産土神は、そこに生まれた人がどこに移住しようが生涯その人を守ってくれる神様であるといわれています)
 お聞きしたところ、板畑で空き家を購入されて農業をされるとのことです。
現在耕作されている方の高齢化も限界に近づいております。こうした現状の中、このような方をお迎えできることは 板畑集落のみならず石黒地区、高柳地区にとっても誠に喜ばしいことですね

 今年は、境内の神木ソメイヨシノが、めったにないほど花をつけて参詣者の目を楽しませました。筆者も何度か開花の時期に訪れていますが、このように沢山の花がついた様子を見たのは初めてです。

 情報提供・写真  中村稔 



   「さわらび14号」をご紹介します  2023.4.12

 例年になく 寒暖の差が 激しい気候ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
 ふるさと石黒はブナの若葉がひらき
林床ではカタクリやキクザキイチゲが咲きだしました。
さて、先日、 NPО法人石黒邑のお便り「さわらび」14号が届きましたのでご紹介いたします。左の小サイズの写真をクリックしてご覧ください。
本たよりによれば石黒応援団に加入くださっている方は昨年度88名とのこと誠に頼もしい事です。

         新緑の元石黒校の南側のブナ林の様子
         営業スタートした農家民宿「田中」
  このところ、いわゆる春先の「三寒四温」かと思われますが、今年は例年になく寒暖の差が大きいようですね。
 去る8日は冬並みの寒さで板畑集落では降雪があり、一転して10日には最高気温が20度を越え
るという 有様で驚いてしまいます。
どうぞ、皆様、お体に留意されてお元気にてお過ごしください。
情報提供 写真 田辺須磨子 



    ふるさと石黒、ブナの芽吹き始まる 2023.3.31
 本ウェブサイトをご覧くださっている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
昨日、石黒の資料館「縁の館( えにしのやかた )」に用事があり行ってきました。残雪は軒下や沢、或いは除雪機で吹き溜めた場所に見られる程度ですっかり消えております。本石黒だよりのバックナンバーを見ますと昨年の4月1日 の残雪が上石黒で129㎝とありますので、今年は春が早かったのですね。
 何といっても、草木が芽吹き始める今の石黒が、故郷の一番良い時期ですね。
今のところ、ブナの芽吹きは1週間 ほど 後ではないかと思われますが、小岩トンネル鵜川方面入口のブナ数本はすでに緑色の葉を広げております。(写真下) 
 この数本の木は毎年、周りの木より1週間余早いようです。これは、場所によるものか、木の性質によるものか、数年来、考えて来ましたがどうやら木の性質によるものではないかと思います。というのは、下石黒の私の生家の屋敷に並ぶように生えている、樹齢60年ほどのブナの木の芽吹きの始まりに2週間ほどの差があるのです。-参考画像クリック
 このことからも、まあ、おそらく、個体差によるものであろうと思われます。詳しいお方がおいででしたら御教授ください。
 昼夜の気温の差が大きい時期でもありますが、皆さまどうぞご健康に留意されてお元気にてお過ごしください。

        石黒校跡上のブナ林の様子  
 
       小岩トンネル 鵜川側 入口の芽吹きが早いブナ
         上のブナの木拡大画像
    下石黒集落神社付近の様子-右は城山
           寄合集落
  写真 2023.3.30 大橋寿一郎



     高柳雪まつり『YОU・悠・遊」 4年ぶりに行なわれる
 2月25・26日に恒例の高柳町の雪まつり 「YОU・悠・遊」が4年ぶりに行なわれました。高柳雪まつりは平成3年に始まり今年は33回目の祭りとなります。
 今回は
、会場を「じょんのび村」と「子ども自然王国」に変えて行なわれました。
前夜に15㎝ほどの降雪があり、当日朝に除雪作業の必要もあり準備が大変でありました。また、当日の天気も安定しない寒い日となりましたが、町内外から大勢の人が訪れ色々なイベントを楽しみました。
「NPО法人石黒邑」も、トン汁うどん店を出店して寒かったこともあり大いに賑わたったとのことです。主催者の皆さま大変ご苦労様でした。
  前夜祭の様子
  のれん街
  NPО石黒邑-トン汁うどん店-1
   NPО石黒邑-トン汁うどん店-2
  新潟県もこのところ,例年にない温かい日が続いています。今年は、桜の開花もかなり早いのではないでしょうか。
ホームページをご覧の皆さま、どうぞ健康安全にご留意されてお元気でお過ごしください。

   情報提供  田辺須磨子  写真 中村圭希



    石黒地区雪まつりが行なわれる  2023.2.14

  ホームページ「石黒だより」をご覧くださっている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
 ふるさと石黒では、2月12日(日)に「石黒地区雪まつり」が3年ぶりに行われました。今年も前回同様コロナ禍のため餅つき等は行わず、「どんど焼き」のみの実施となりました。
幸い、当日のみならず前日準備 も快晴に恵まれ、誠に有難い事でした。陰うつな景観が長く続く雪国にとっての久々の快晴は、まさに「値千金」と言ってもよいでしょう。 
 また、今年は「どんど焼き」の会場を活動拠点施設の裏側プール跡地に替えて、参加者の移動と会場設営が容易になるよう改良されました。高齢化が進む現在は、一人でも多くの方が参加できるようにこうした工夫は大切な事と思います。
 お陰様で、在住の皆さんが多く参加されて賑やかな雪まつりとなりました。

点火  
      点火を見守る参加者の皆さん
 
  燃え上がる塔
        談笑する住民の皆さん
  さて、暦の上では2月19日が「雨水」、雪が雨に変わり草木が芽吹き始める時期ですが、ふるさと石黒は3月6日の「啓蟄」までは、まだまだ油断できないことは皆さまも御存じの通りです。お互いに健康安全に留意して、過ごしたいものですね。
 ちなみに、現在2/14の積雪は上石黒で150㎝、板畑では225㎝とのことです。
  ※ビデオだより
   情報提供  小林時吉  中村稔  田辺朝男   写真 編集会




   「さわらび13号」をご紹介します  2023.1.19
 皆様、お元気でお過ごしでしょうか。暦の上では明日は大寒ですが、今年は寒の入りから穏やかな天気が続いております。ふるさと石黒の今日の積雪は、上石黒103㎝、板畑170㎝で、このところ減少しております。
さて、先日、NPО法人石黒邑のお便り「さわらび」13号が届きましたので、皆 様にご紹介します。
※左の画像をクリックして拡大してご覧ください。
 NPО法人石黒邑は、2019年に発足して以来、極限状態にまで過疎化している、ふるさと石黒地区の活性化に努めておられます。会員が中心となって石黒応援団の協力を得て、多方面にわたる活動を展開されています。詳しくは、本サイト「石黒の昔の暮らし」にリンクを設定しました「NPО法人石黒邑」を通じてもご覧いただいていることと思います。
 本号では、「居谷集落の紹介」が掲載されています。現在は、戸数2戸、冬季は1戸とのこと。故田辺雄司さんによれば、居谷集落には、昔から戸数の増加により耕地の分割が生じ、生活レベルが低下することを避けるため、分家することを禁ずる「村決め」があったとのことです。当時の人々は現在のこのような時代が来ることを想像もしなかったでしょうね。
私は、十代の頃に居谷集落の分校にお世話になったことがあり、今でも居谷集落には特別な想いを持っております。三角林から眺める早春の集落 の景観を忘れらず、毎年訪れています。
 さて、天気予報によれば、明後日(21日)より冬型となり強い寒波の影響で風雪の天気が続くとのことです。
皆様どうぞ健康安全にご留意されてお元気でお過ごしください。

   情報提供  中村稔  田辺朝男  NPО法人石黒邑



   「石黒通信」の発信から20年目を迎えて
  皆様、あけましておめでとうございます。お元気で新年をお迎えのことと思います。
 昨年12月のドカ雪には驚かされましたが、その後、今のところ平年並みの雪の様子で、ほっとしております。
さて、本サイトの「石黒通信」は、多くの皆さまからご覧いただき、今年で20年目となりました。発信を開始した年、2004年は、冊子「石黒の昔の暮らし」を発刊して皆様にお届けした年でもあります。冊子「石黒の昔の暮らし」の編纂構想は1997年頃からありましたが、実際に3人で編集会を組織して編集活動に着手したのは2000年でした。集落の区長さんに協力委員を担ってもらい、全区民の皆さまのご協力を得て4年後の2004年4月に発刊、みなさまにお届けすることが出来ました。
 そして、冊子の作成中から構想を持っていた、若い人たちに向けた発信としてウェブサイト化の作業にとりかかり、10月にアップロードにこぎつけました。
 その折に新たに設けました「石黒通信」の目的は、高度成長期の最中、都会へ離村された皆様に生まれ故郷の様子を知らせる事でした。実に、石黒村の人口流失は1955年(昭和30年)には戸数287戸で人口1,615人でしたが、2004年(平成16年)には戸数84戸、人口221人に減少するという厳しいものでした。(※2022年現在 戸数24戸、人口45人)
 幸い本サイトには、大橋政栄夫妻、大橋洋子さん他のご協力の御蔭で大量の画像と動画(約3百本)も添付できたので、故郷の様子を克明にお伝えすることが出来たのではないかと思います。その後。2009年から「コメント広場」という名前でコメントを通じて皆様が交流できる通信欄を併設しました。こちらも、御蔭様で今日まで続けることが出来ました。
 離村された皆様も、故郷の急激な人口減少には驚かれておられることと思いますが、このような厳しい中でも、村の活性化に向けて在村の皆さまが頑張っておられることにも敬意を抱いておられることと思います。現在、集落によっては3戸になっても道普請や神社の祭礼を行い、その他、七集落が一緒になり、「地蔵峠祭り」や「さいの神」などの伝統行事を行っておられること、また、柏崎市の七街道事業では、高柳町の「じょんのび街道市」から独立して「カラムシ街道市」を続けておられます。とくに2015年の「石黒の昔の祝言」のことは、皆さまの記憶にあるのでは、と思います。
 2010年(平成22年)に発足した農事組合法人石黒は、今年で14年目となります。その後、2019年12月に「NPО法人石黒邑」が発足して目覚ましい活動を展開されております。
「石黒通信」では、この過疎化と高齢化の中で、一丸となって村の活性化に努力される皆様の20年間のあゆみをお伝えしてきたつもりです。
しかし、私も80歳半ばとなり、心身に衰えを痛感する今、今後いつまで石黒通信を発信できるか、甚だおぼつかない状態です。できることなら何とか後2~3年は皆さまから情報提供をいただき、発信を続けたいものと思っております。また、発信のお手伝いをしている「農事組合法人石黒」も、来年で3期15年となりますので何とか来年までは頑張りたいと思っております。

 何卒、皆さまの御指導とご協力をよろしくお願いします。

 追伸、
新潟日報社より、令和5年3月8日朝刊で 「古里発信、20年」 という見出しでご紹介いただき、有難うございました。

 2023.1.13
   編集会 大橋寿一郎


         中村清さまよりのお便り
 
 
群馬県在住 中村清さん





 


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