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     ドカ雪後 晴れ間のふるさと石黒の景観
 今年も余すところ4、5日となりました。皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。ふるさと石黒でも先般のドカ雪には驚きましたが、その後は陽気がゆるみ積雪も大分減りました。天気予報では年末年始にかけて雨マークも見られ、大雪の心配はないようです。
 現在(25日)の積雪は上石黒で90㎝、板畑では130㎝と大分減っています。
 さて今日は、先般のドカ雪の翌日の石黒の風景をお届けします。写真は、度々情報提供を頂いている中村圭希さん撮影によるものです。
 刷毛でさっと描いたような雲。WEB上で調べると、高度10,000mに及ぶ上空で、細かな氷の結晶がジェット気流に乗って秒速100mの速さで移動する雲とのこと。
実に美しいですね。中村さん有難うございました。
 皆さま、どうぞお元気で良いお年をお迎えください。

        板畑-屋号「さえん」の脇より黒姫山を望む
 板畑-屋号治平下の道路より東方面を望む 家屋屋号-五三郎
 大野集落の黒姫神社前から板畑方面を望む 家屋屋号-小西
      下石黒タキノフチより城山-石黒城跡を望む
 写真提供-中村圭希   雪情報- 田辺朝男 中村稔


  加藤夕恵さんよりお便りをいただきました 2023.12.20
 初めまして、村おこし協力隊員の加藤夕恵です。
今年9月に石黒に着任し、養蚕をしたり、畑を耕したり、栗拾いに胡桃拾い、イベントに参加し「じょんのび輪舞」など色々経験できました。
 そして今は、原稿の締め切りに追われています。
 そんな中、振り返ると自分1人で成し遂げられたことは何もなく、全て地域の皆さまのお蔭様だと感じています。
 いい加減自分のポンコツ具合が嫌になりますが😅、皆さんにご迷惑をおかけしないように頑張りたいと思います。
 どうぞよろしくお願い致します。
 
 上石黒在住 2023.12.20 受信

 加藤さん、お便りありがとうございます。
早いもので、今年9月に石黒地区に着任くださってから3ヵ月が過ぎました。
 秋のカラムシ街道市でおにぎり・キノコ汁販売部で、ご活躍されているあなたの姿を拝見しました。また、短い時間でしたが直接お話をすることができ、とても明朗活発な方という印象を受けました。その後はフェイスブックを通して、ご活躍の様子を拝見しております。たくさんの写真を掲載されており、素晴らしい写真が多く驚いております。
 お許しいただきましたので、本サイト「石黒通信」「コメント広場」でも是非とも写真を使わせていただき皆様にお届けしたいと思います。
 さて、一昨日から、まとまった降雪がありかなりの積雪となったことと思います。この度の降雪については明日にも発信したいと思います。どうやら風がなく海岸雪のようで私の住む松美町で40㎝以上あります。
 本格的な石黒の冬はこれからです。加藤さんにおかれましても、どうぞ健康安全に留意してご活躍ください。
 またの、お便りをお待ちしております(編集会-大橋寿一郎)



   中村清さんからお便りいただきました 2023.12.2
 異常とも言える気候に翻弄された令和5年のカレンダーもあと一枚になりました。
 「石黒の昔の暮らし」をご覧の皆さま、お変わりなくお過ごしのことと存じます。 
 11月の気温差はまるでジェットコースターのようで身体が悲鳴をあげていました。12月も同様の予報が出ております。
 御地をはじめ東北から北海道にかけて真夏から一気に真冬の様な降雪となり大変だとお察しいたします。
 
 本日で今年は閉園とのことで約50年振りに、近くの「ながめ」という菊の名所に行って来ました。
 その施設のなかに、(ながめ余興場)という施設があります。芝居や映画を上演していましたが、一度閉鎖されましが今は亡き、永六輔さんが、このままでは歴史的価値が失われると再開させて施設です。 
 まだ始まったばかりですがこの冬を乗り越えましょう。

 
 
 
 群馬県在住 2023.12.2 受信
 中村さん、お便りありがとうございます。お送りいただいた写真の五重塔の菊の花にはびっくりしました。
 新潟にも弥彦神社の菊祭りがあり、何度か訪れたことがありますがこのような壮大なものは見たことがありません。また、公園の中の「ながめ余興場」も木造で、ちょうど小生が生まれた年に建てられ86年の歴史があるとは驚くばかりです。館内もスマホで見せていただきますと本格的な劇場で「すごい!」の一言です。有難うございました。
 本格的な冬となりますが、御地は降雪こそ少ないとはいえ寒風は厳しいと聞いておりま
す。どうぞ奥様ともども健康に留意されお元気でお過ごしください。
(編集会 大橋寿一郎)



 11月30日から12月1日の朝にかけてまとまった降雪となる
 中村稔さんから、11月29日に黒姫山に3度目の降雪があったことを
お聞きした翌々日、12月1日は20㎝の積雪となったことを聞き驚いています。上石黒でも3㎝の積雪とのことです。(下写真)
        12/1の上石黒「農家民宿-田中」付近の様子
 情報提供 田辺朝男 中村稔 写真-加藤夕恵(村起し協力隊員)



  中村稔さんより黒姫山の3度目の冠雪の写真をいただきました

 
中村さんより、先般、黒姫山の11月13日初冠雪についてお便りをいただきました。
 その後、27日に2度目、昨日29日は3度目の雪、この日の雪は集落まで下り一面に白くなったとのことでした。
         黒姫山から板畑集落付近の雪の様子 11.29
 中村さんのお話では昨年の初冠雪も12月2日とのことです。本サイトのバックファイルを見ますと昨年も12月2日との記載が見られます。その後、12月19日には特に市街地が70㎝を越える積雪となり、筆者の家の前の国道8号線が数キロに渡り渋滞し、遂に車が動く事が出来ず車中泊も多く発生し、翌日には自衛隊出動という事態となりました。※関連記事-2022.12
 今冬は小雪との気象情報も聞かれますが、昨年のようなドカ雪にならないことを祈るばかりです。
 情報提供 中村稔



 大橋結子さんより自作絵葉書を頂きました 2023.11.14

  黒姫山の冠雪の知らせを頂きましたら、数日後に九州や大分県での初雪が報道され驚いております。本サイトをご覧の皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
 今日、大橋結子さんより素敵な自作絵葉書を頂きました。甘柿の実が美味しく熟す頃となりましたね。
 
 私が子どもの頃は、石黒で豊富に採れる果物と言えばくらいなものでした。甘柿は11月のちょうど今頃に収穫して、隙間風の入るガンギに置いて正月前まで食べました。また、渋柿は皮をむいてつるして干柿にしたり、囲炉裏の火床(ほど)の回りに並べて熱すると渋がブクブクと泡となって出て美味しく食べられました。また、渋柿を煮て柿団子にして食べる事もありました。
 なみに、当時は現在の焼酎で渋抜きをした樽柿は見たことも聞いたこともありませんでした。

 結子さん、ご多用な中お便りを頂き有難うございました。又のお便りをお待ちしております。
 茨城在住 東結子さん(旧姓大橋) 2023.11.14 受信




  村おこし協力隊員の加藤さんよりメッセージを頂きました

 皆様お元気でお過ごしでしょうか。今日11/12は、下石黒の秋の道普請で故郷石黒に行ってきましたが、朝の気温が5度と3、4日前の暖かさから一転して立冬後にふさわしい寒い日となりました。
 さて、この度、石黒地区に地域おこし協力隊員として赴任された加藤夕恵さん企画によるイベントが開かれました。内容はカラムシ街道市で古民家「こだ」で開かれた「着物」のリサイクルなどで購入した着物を着て、町内の観光名所を散策するというものです。
 なかなか、斬新な発想ですね。
 加藤さんにコメントをお願いしましたら
「今後、石黒や高柳町のタンスに眠る着物が活躍できるよう、模索しながら頑張りたいです」
 とのお言葉でした。「石黒や高柳町のタンスに眠っている着物...」、さて、石黒地区のタンスに眠っているのは、まだまだ地域の住民の私たちには気づかない色々なもの(着物以外も)があるのではないでしょうか。加藤さんを始め協力隊の皆様のご協力を得て過疎化に敗けない明るい村づくりに努めたいものですね。
    カラムシ街道市で着物リサイクルショップが開かれた「こだ」前で
           岡野町の貞観園にて
 
 皆様、これから日に日に寒さが増すかと思いますが、どうぞ健康安全にご留意されてお過ごしください。
 加藤さんにおかれましても、石黒での初めての厳しい冬が始まりますが、持ち前の明朗活発さとバイタリティーで乗り切ってほしいと願っております。本サイトにも時々お便りを頂ければ幸いです。(編集会 大橋寿一郎)

 写真提供 加藤夕恵
 ※本イベントについては新潟日報11月7日版に掲載




   上石黒の農家民宿「田中」でクラス会を行ないました

 この度、昭和37年
に石黒小中学校を卒業された皆様が、喜寿の歳を迎えたことを機に同級会を開かれたことについて、ご投稿を頂きました。
 期日は8月23日、上石黒の「田中」を会場に開かれました。「田中」は御存じの方もあるかとも思いますが「NPО法人石黒邑」が農家民宿として経営している施設です。(屋号-田中)
 出席者は柏崎市、上越市から合せて8名の方が参加され、前日には故郷の7集落めぐりをされたとのことです。
 なお、写真を送っていただいたので前回のクラス会の写真とともにご紹介申し上げます。(編集会)
 
 
 ※19年前に東京の小平市で行なわれたクラス会写真←クリック
 ※矢沢満さんのお便り紹介←クリック


   カラカラムシ街道市で嶽やわ肌ねぎ販売される
 皆様お元気でお過ごしでしょうか。ここ数日。朝の気温が12度ほど
で薄寒い陽気となりました。
 さて、昨日、ふるさと石黒では「からむし街道市」が開かれました。筆者も石黒通信で皆様に様子をお知らせために出かけてきました。 そこの野菜販売コーナーで嶽のやわ肌ねぎ」が店頭に並びましたが、早々と売り切れるという人気ぶりでした。筆者も1束求めて帰り 
 
 夕飯に焼きネギをして美味しくいただきました。海抜500mの天空の畑で皆さんが丹精を込めて栽培されたネギはとても甘味があり美味しく頂きました。次回の販売は11月3日の岡野町での産業まつりで行なわれるとのことです。
情報提供 中村稔 春口敏栄  写真 編集会



    嶽やわ肌ネギの1回目収穫行なわれる 2023.10.25
 本サイトをご覧くださっている皆様お元気でお過ごしでしょうか。
 さて、さわやかな秋晴れの昨日10/24、朝8時半から嶽やわ肌ネギの1回目の収穫が行なわれました。参加会員数9人、新聞社記者もおいでくださって行なわれました。

 本サイトの9月9日の頁(下欄当該記事参照)でお知らせしました通り、例年にない日照り続きによる高温と水不足から根腐れを発生し上の畑では半数近くの株が枯れてしまいました。その後の復活が危ぶまれましたが会員の皆様の適切な対処と恵みの降雨により、残った株は見事に復活してくれました。ごらんのように立派なネギを収穫することが出来ました。
 昨日収穫したネギは33束ですが、来る29日のカラムシ街道市と愛菜館に出荷する予定とのことです。

 これからしばらくは快適な秋晴れが続くとの天気予報ですが、気温差の激しい時節であります。皆様どうぞ健康にご留意されてお過ごしください。


      高温と水不足による根腐れで隙間だらけになった畝
   被害のほとんどなかった下(はたけ田付近)の畑のネギ
      収穫後の根切り、皮むき、束ね等の作業
      こんなに立派なネギを出荷することが出来ます
 情報提供   中村稔 春口敏栄(写真) 



    中村清さんよりお便りいただきました 2023.10.15


♪ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋みつけた  
  
 近年、特に今年は猛暑からいきなり朝晩は10〜15度以上の気温差で、ちいさい秋を感じる間もなく初冬のような季節で体調維持がたいへんな年になりましたが、皆さんお元気でお過ごしとお察し申し上げます。 
 特に農家の方々は作物にも色々影響がありたいへんな思いをされたことと存じます。
 私の親戚も九月中旬に熱中症になり、息子さんの力を借り何とか稲刈りを済ませ、本人の体調も戻りつつあるそうです。
 昨年九月末に金木犀が満開です。 と、投稿させていただきましたが、今年はまだ蕾みで鼻を近付けても微かに甘い香りがするだけです。
 
 これからは日本の四季が感じられなくなるようで心配です。
 「石黒の昔の暮らし」をご覧の皆さま、どうぞ御身体ご自愛頂きお過ごしください。
 
 群馬県在住 2023.10.15 受信

 お便りありがとうございました。
 先刻、中村稔さんに電話したところ、奥さんが「今朝は寒くコタツに入っています」とのことでした。中村様のお便りにある通り、季節が「小さな秋」を飛び越えて一気に晩秋に着地したような感じですね。
 ふるさと石黒では、10月29日にカラムシ街道市が行なわれる予定です。11月には、各集落で道普請が行なわれます。下石黒では来月の第2日曜日の予定ですが、このころに黒姫山に初冠雪がみられる年が多かったように記憶します。十数年前には11月の半ばに初雪が30㎝ほど積もったこともありました。
 さて、この度は、美しいキンモクセイの花の写真を送っていただき有難うございました。拝見し「さて我が家のキンモクセイは」と思い近寄ってみますと、やはり咲いていました。とはいえ、我が家のキンモクセイは葉が縮む病気となり、ろくな花が咲きません。(下写真)

 私は現在地に家を建ててから、数回に渡ってキンモクセイを庭に植えましたがすべて失敗しております。この経験から「キンモクセイは海よりの地には非常に育ちにくい」という結論を持つに至りました。ちなみに15年ほど前に2本の苗を購入し自宅と石黒の生家跡の庭に植えた所、3~4年で石黒の木は3mを越えるほどに成長しましたが、自宅の庭の木は1.5m余で葉が委縮してしまい成長も止まってしまいました。どうやら、海風のために樹勢を出すことが出来ず、害虫や病原菌にやられてしまうのだと思います。希に海よりの市街地の庭で大分元気のよいキンモクセイを見かけますが、どれも風の当たらない場所に植えられた木に限るようです。つい余計なことを書いてしまいました。
 気温の変化の激しい時期でありますが、どうぞ健康に留意されてお過ごしください。またのお便りをお待ちしております。
  (編集会 大橋寿一郎)



    嶽やわ肌ネギ畑、最後の土あげ作業行われる

 皆さん、お元気でお過ごしでしょうか。今夏は例年にない猛烈な残暑の中、各地での台風による被害が報じられておりますが、罹災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
故郷石黒は現在、稲刈りが最盛期を迎えております。

 さて、先日(9月9日)、嶽のやわ肌ネギの最後の土あげ作業が行われました。今夏は梅雨明け以来、雨らしい雨が降らず水不足によるイネの立ち枯れも目立ちますが、やはり、嶽のネギも水不足の影響を免れず葉の枯れが見られました。出荷までに何とか回復してほしいと願っていますが、今もって猛暑が続いており憂慮される状況です。
 師匠の中村稔さんの話では、数十年にわたるこの場所での栽培で初めての経験とのことです。また、白絹病のように根本部が腐る株も見られたがそれを取り除く作業をした結果、現在はおさまったようだとのことです。

 
 
 

 幸い、気象予報によれば、下旬に入ると雨模様の天気となり、この猛暑も終息するようですのでネギも元気を取り戻すことと思います。
 本サイトをご覧くださっている皆様、どうぞ健康安全に留意してお元気にてお過ごしください。

 情報提供   中村稔 春口敏栄(写真) 



   東結子さんよりお葉書いただきました  2023.9.6
 いつもながら素晴らしい自作絵葉書、ありがとうございます。もう、ホオズキが赤くなる時期なのですね。
 子どもの頃、庭の片隅やセンゼェ(屋敷内の畑)の端に植えてあったことを思いだします。私の祖母は喘息気味でしたが、ほうずきを茎につけたまま陰干しにして喘息の発作の出やすい冬に煎じて飲んでいたことを思いだします。
 ところで終戦直後の食料不足の頃に子ども時代を過ごした私たちですが、ホウズキの実は余り食べませんでした。たまに食べたことはありますが、細かい種子ばかりで美味しいと思った記憶はありません。
 
 とはいえ、女の子は赤く熟したホウズキの実を採り、指でよく揉んでからマッチ棒で実のつけ根から中の種子と果肉を吸い出して小さな風船のようにして、それを口の中で巧みに動かして「キュウ、キュウ」と鳴らして遊びました。ほとんどの男の子はその遊びには興味をもちませんでした。私は、姉に教えてもらいながら果実から種子を出す作業をやってみましたが、とても根気のいることでした。おまけに口の中で鳴らすことは容易ではなく出来ずじまいでした。
 6年生の頃、4歳下の従妹に「私の同級生の男子は鳴らすことが出来るよ」と言われたことを、今もホウズキを見るたびに聡明怜悧なその子の顔と共に思いだしています。
 まだ、30度以上の残暑が続くと思われますが、お互いに健康に留意しましょう。またのお便りをおまちしております。

 茨城在住 東結子さん(旧姓大橋) 2023.8.5受信



  猛烈な暑さが続きますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか

    (ふるさと石黒、籾の充実期に深刻な高温と水不足)
  ウェブサイト「石黒の昔の暮らし」をご覧くださっている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。台風6号、7号が西日本に多大な被害をもたらしましたが、被害に逢われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
 また現在、これらの台風の影響で警戒アラート発令の猛暑日が長く続いています。昨日(8/14)の柏崎地方は最高気温が38.8度という記録的な暑さとなりました。これは、これは1978年(昭和53年)以降の観測史上最高記録とのことです。
 ふるさと石黒では、現在、水田の水不足が発生して場所によっては立ち枯れも見られるとのことで心配されます。なににせ、7月21日の梅雨明けから全然雨が降らないのですから無理もありません。今日の天気予報では明後日に雨マークがちょっと出ておりますが、足しになるほどの雨量ではないようです。台風7号の影響がなかったことは幸いではありますが、籾(モミ)の充実期、さらに今年のような異常高温の場合の水不足は米の品質を左右するので、農家の皆さんは心配されていることと思います。
 柏崎の市街地周辺では8月10日ころから極早生「葉月みのり」の刈り取りが始まりました。(下写真)

  市内茨目地内-「葉月みのり」の刈り取り作業  撮影8/10
 一方、ふるさと石黒では、今月末から酒米「五百万石」の刈り取りが始まり、9月初めから「コシイブキ」が、中旬から「コシヒカリ」の刈りとりが始まる見通しとのことです。肝心のコシヒカリの刈り取りまで、未だ一か月もあります。唯々、恵みの雨が降る事を祈るばかりです。
 またまだ、猛暑が続くようですが、皆様、とくに屋外での作業に携われる方々、健康安全に十分ご留意ください。(編集会)
 情報提供 大橋伊勢治   写真 若林雅子 竹内美博(作業者)



    中村清さんよりお便りいただきました 2023.7.27

7月25日梅雨明けが発表されました。
 今年の梅雨は九州から秋田県まで日本海側を中心に線状降水帯 が発生して、各地で河川の氾濫や土砂崩れをもたらしました。 
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
 「石黒の昔の暮らし」のホームページでは、御地は大きな被害を受けず、稲も順調とのことで安堵しております。
 当方は毎日が猛暑で前橋の隣の伊勢崎市では昨日(7月25日)は全国一の39.5度。前橋も只今39度の猛暑です。
 今後も35度以上が続く予想です。 
 皆さま熱中症に十分注意されお過ごしください。 
 先日、高山村の田圃アートに行って来ました。今年は高山三山の上の満月に兎が跳ねている模様です。
 ご覧ください。
 
 
  群馬県在住 2023.7.27 受信

 お便りありがとうございました。
お便りによりますと、御地は39度の猛暑とのこと、お見舞い申し上げます。
こちら柏崎市は、ここ数日32度にとどまっておりますが、上越、長岡は35度に達した日が続いているようです。
 ところで「田んぼアート」の写真、有難うございました。素晴らしいですね。私は現場を見たことはありませんが、黒や赤の部分はどのようにして作るのでしょうか。

 
  柏崎市新田畑 背景-黒姫山 2023.7.29
 田んぼと言えば、こちらでは、極早生種の稲の穂が傾いていることに今朝の散歩で気づきました。柏崎市の極早生品種「葉月みのり」も今月の中旬には稲刈りが始まるかと思います。
この猛暑の中、季節は着実に秋に向かって移ろいつつあることが感じられます。
 あと1週間で立秋、お盆を過ぎる頃にはツクツクホウシが鳴きだし秋の到来を感じることが出来るのではないでしょうか。
とは言え、台風シーズン到来でフェーン現象による猛暑、豪雨による水害なども心配ですね。
 とにかく、お互いに、熱中症などに留意してこの夏を乗り切りましょう。
 
(編集会 大橋寿一郎)



   嶽のやわ肌ネギ畑の草取りと土寄せ作業行なわれる

 ウェブサイト「石黒の昔の暮らし」をご覧くださっている皆様お元気でお過ごしでしょうか。九州地方に続き東北地方の大雨による被害の発生が報じられておりますが、皆さんの御住居は大丈夫でしたでしょうか。
 柏崎地方では大雨による被害はなく、稲作も順調で、現在、新品種「葉月みのり」や飼料米は穂が出そろい開花しているところです。
      穂の出そろった「葉月みのり」-市街地周辺
 写真 2023.7.16 柏崎市新田畑 写真背景-黒姫山 編集会

 さて、去る7月8日に石黒地区板畑の「嶽やわ肌ネギの会」の畑の草取りと、2回目の土寄せが行われました。
 作業は午前8時30分より、泉会長の挨拶に続き、参加者10人で行い午前中で終わりました。時折、小雨の降る天気でしたが、雨間をぬうように作業を終えることが出来ました。
 10人もの人手がそろうと作業も驚くほど進みます。また、今年のネギの生育は昨年に比べて良好とのことです。中村稔師匠の話では苗が良かったことと皆さんの作業技術が向上した事によるものとのことです。
 今年の秋の収穫が楽しみですね。

     「嶽やわ肌ネギの会」の草取り、土あげ作業
 
 
 
  情報提供 中村稔   田辺和幸(写真)  春口敏栄 (写真)




        東結子さんよりお葉書いただきました 2023.7.18
 
 茨城在住 東結子さん(旧姓大橋) 2023.7.18受信

  いつも、素晴らしい自作絵葉書をいただき有難うございます。
 この度は、今が旬のトウモロコシの絵はがき、柔らかな色合いに何とも言えない素敵な魅力を感じさせます。
 ところで、筆者が子どもの頃は、トウモロコシは、屋敷内の畑-センゼで栽培していていました。夏休みころ、昼寝起きに囲炉裏のホド(火床)の近くの灰の中で焼いて家族で食べたことを憶えています。ワタシを使って焼いたこともありました。また鍋て蒸かして食べたこともありますが囲炉裏で焼いて食べるのが一番おいしかった様に記憶しています。食べるときは、2~3粒ずつ指でかいて食べました。直接前歯をあてて食べると「もったいない食べ方」と、きつく叱られたことを憶えています。
 また、終戦直後には飼料用のトウモロコシが食用として栽培されたこともありました。これは、実が大振りで多収なのですが大変不味かったことを憶えています。「馬のキビ」と呼んだように記憶しております。これに比べたら同じ食糧難当時栽培されたサツマイモの「護国」や「沖縄100号」などの味は、まだましであったように記憶しております。
 頂きましたトウモロコシの絵に見とれながら、食糧難の終戦直後の子ども時代のことを思いだしました。歳と共に昔のことを懐かしく思いだすことが多くなりました。ちなみに、食糧難を体験した世代としては、現代の母親たちが子どもに対して使う「食べてくれる」という言葉を聞くたびに一種の違和感を覚えます。

 梅雨明け前から猛暑が続いていますが、どうぞ健康安全に留意してお過ごしください。
 またのお便りをお待ちしております。(編集会-大橋寿一郎)

 
  
   板畑、上石黒の花いっぱい運動の花壇 2023.7.15
  皆さんお元気でお過ごしでしょうか。
 さて、この度発行されたNPО法人石黒邑だより会報「さわらび」15号に紹介されております、「上石黒の女性の会」、「板畑女性の会」、「石黒ぶなの会」の皆さん、花壇の管理大変ご苦労様です。
 今年も、とてもよく手入れがなされており、皆さんのご苦労を思いやりながら眺めさせていただいております。
 お聞きするところ、最初に花壇がつくられたのは、各集落に「ぶな林の里」、「こしひかりの里」などの看板が設置された頃とのことですのですので、既に20年以上継続されてきたことになります。
 こうした公共の花壇づくりは、見る人を楽しませると共に、そこに携わる人々の連携と交流の場ともなります。また、草花は世話をすれば、その労に応えてくれるというやり甲斐もあります。
 編集会でもウェブサイト「石黒だより」で何度か皆様にご紹介してきましたが、現在では年々、過疎化と会員の高齢化が進み何かと大変な事と存じます。板畑女性の会では当初9人であった会員が現在では3人になったとのことです。
 これから更に厳しくなるばかりでありますが、なんとか続けて行く手立てはないものでしょうか。その集落に住む人に限らず、最近、過疎化対策として注目をされている「関係人口」の方々にも参加いただいて継続していくということも一案であると思いますがいかがてしょうか。    
    
          板畑女性の会花壇
 
      上石黒女性の会及び石黒ブナの会の花壇
 
 
 


 梅雨明けも間近かと思われます。35度以上の猛暑が日常化していく近年の夏ですが。皆様どうぞ健康安全に留意してお元気でお過ごしください。
 情報提供  中村稔 田辺須磨子 (写真)  最下段写真(7/21編集会)  



      嶽のやわ肌ネギ畑の土寄せ作業行なわれる

 ウェブサイト「石黒の昔の暮らし」をご覧の皆さまお元気でお過ごしでしょうか。故郷石黒では、田植えが終わって日が経つにつれ稲田が緑を濃くしております。野鳥もウグイスに変わってホトトギヒスやカッコウの鳴き声が頻りと聴こえております。
 さて、昨日、「嶽やわ肌ネギの会」の皆様から最新情報を頂きましたのでご紹介します。

 6月10日の午後、嶽やわ肌ネギの土寄せ作業が行なわれました。当日は曇りで時々遠雷の聞える天候でしたが雨は降らず、暑くもなく作業もはかどりました。ネギの成長は順調とのことで何よりです。
 今回は、泉会長、及びアドバイザーの中村稔さんを初め10人の皆さんが参加されて、作業終了後に板畑集会場で今後の作業計画について話合いが行われました。
 今年の秋の出店は 10月21日(愛菜館)、ついで10月28日(高柳町産業祭)の予定が決まったとのことです。今年は昨年の二倍の4400本が栽培されており今から収穫が楽しみですね。
 昨年の秋の産業祭には、私も訪れてみましたが開店間もなく売れ切れの様子でした。今年は出荷量も多いと思いますので今から楽しみにしてます。
 最近、大野原から元屋敷にかけての田んぼが放棄田となり、淋しい限りですが、こうして村内外の人々が一緒になって畑作をされるということは、とてもうれしく心強いことですね。
 嶽やわ肌ネギ会の皆様、どうぞ天空のネギ畑で作物を育てる楽しみを第一に、末永く取り組んでいただきたいと心より願っております。
 嶽は私も大好きな所です。今頃は、梅雨空の下で「ポッ、ポッ、ポッ」というツツドリ、赤子が甘えるようなアオバトの鳴き声、そしてホトトギスやカッコウの鳴き声が頻りとすることでしょう。


 
 
 
  柏崎市のえんま市も終わり梅雨の鬱陶しい日が続きます。皆様どうぞ健康安全にご留意されてお元気にてお過ごしください。

  情報提供 中村稔 大橋拓哉    春口敏栄 (写真)



   中村清さんよりお便りいただきました  2023.6.12

 今年も鬱陶しい梅雨の季節がやってきました。虫の良い話しですが、大きな災害なく適当に降雨がないとまた大変な事態になります。
 体調に留意し、乗り切りましょう。
 先日、大橋末治様の、「ひとらごと」を拝見し、石黒に二泊三日で里帰りされたとのこと、愛知県からの長旅お疲れ様でした。
 懐かしい風景や友人の方々にお会いし、生家後を訪ねられたり有意義な日々を送らたご様子にこちらもほっこりしました。
 以前、末治様から小生の事で何度か情報を頂戴し、感謝しております。
 小生も4月に5年振りに板畑に行って来ましたが、隣県でありながら日帰りの自信がなく湯沢町で一泊しました。
 また、帰りたくなりました。
 本日、雨があがったので花菖蒲を観に行って来ました。
 皆さまお元気でお過ごしください。
 
 
 群馬県在住 2023.6.12 受信

 お便りありがとうございました。お元気の御様子、何よりと存じます。
 お便りの中の「また、帰りたくなりました」の文面にドキリとし、何か尊い言葉に接したように感じました。
 私も昨日、下石黒の生家跡に建てた山小屋の庭の手入れに行ってきました(体調不良のため春から数回しか行っていません)。先回、行った時には聴こえなかったホトトギスカッコウの鳴き声が頻りとしました。何か元気を吹き込まれる思いがしました。
 唐突ですが、生まれ育った故郷には不思議な力があるように思います。「母なる故郷」とは、実によく言いえた言葉だと、85才の今にして痛感しております。更に、産土神(うぶすながみ)は村の神社のみならず生まれ故郷の山河の中にあって、常に私たちを見守っていてくださるのではないかと気づいた思いがしました。のみならず、それは、遠く離れていようとも私たちの心の中にあって常に光芒を放ち、生涯、共に生き続けて下さる存在ではないでしょうか。

 ところで、御地の花ショウブ園の写真、見事なものですね。私は、子どもの頃から花ショウブが好きでしたので、山小屋の庭に植えたことがありますが、植え替えが必要など栽培に手がかかることが分かりそれきりとなってしまいました。
 新潟も梅雨入りが報じられましたが、今日は晴天です。こちらも梅雨明け頃の水害が案じられます。
 お言葉の通り、お互いに健康安全に留意して乗り切りたいものです。
 またのお便りをお待ちしております。
  編集会 大橋寿一郎


      
大橋末治さんから中村さんへの御返信
 
中村清様 「ひとらごと」へのコメントありがとうございました。
この度の石黒への帰省は、最後となる覚悟で決行しました。
私にとってはゆっくり登りたい八十路ですが、現実には意思と反対に急進している如く感じるこの頃です。
特に、体力・記憶力などの衰えはひどいもので、本人自身が情けなくなっています。
この度の帰省では、石黒在住の多くの方々に農作物の仕付け時で猫の手も借りたい時期にもかかわらず、
親切でご丁寧な対応を頂き心から感謝しています。
 寿一郎さんも言われていますが「母なる故郷:生まれ育った故郷には不思議な力がある」・・・同感です。
人が感じる人生寿命感の時間帯は、「中学卒業~成人の年」が人生の折り返し点のような気がします。
そのため、幼少時の時間帯は非常に長く感じ「故郷の不思議な力」となっている面があるのかも知れませんね。
今こうして、御礼文を記していると、 清さんも言われている通り、私も可能な限り
「また帰りたい」と思うようになりました。
暑さ厳しくなる季節になります。石黒HP愛読者の皆々様ともどもご自愛下さい。
 (大橋末治)



  板畑嶽の「やわ肌ネギ」の苗の植え付けが行なわれました
 
ウェブサイト「石黒の昔の暮らし」をご覧の皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。ふるさと石黒は深緑の時期となり「ヒバシノキ」と呼んでいましたタニウツギの花が満開の頃となりました。
 田植えもほぼ終わり、これからは、苗が日毎に緑色を増していく時期を迎えます。
 
 2023.5.24 釜坂峠 編集会
 さて、「嶽-やわ肌ネギの会」の皆さまが、早くも苗の植え付けをされとのことをお知らせします。
 畑の耕しは田辺和幸さんが前もってすませておかれ、5月17日は午前8時半より8人の方々が参加され植え付け作業が行われました。植え付けた苗は4,400本で埼玉から取り寄せた苗とのことです。春先の気温が低いため石黒では苗起しは難しく、中村稔さんが栽培されていた頃から埼玉から取り寄せられていたとのことです。
 今後の作業は、6月20日に1回目の土寄せ作業とのことです。初年度の作業で指導に当たった中村さんのお話では、2年目の皆さまの作業ぶりはなかなか堂に入ったものとのことです。
 嶽は海抜が高く風通しが良いためか、赤さび病などの心配がないとのことです。今年も豊作となること間違いないと思います。
 皆様のご活躍イコール故郷の活性化そのものです。どうぞこれからも続けて取り組んでいただきたいものです。

 このところ、気温の変化が大きく、真夏日から一転して、昨日は朝の気温が4度と肌寒く、今日も午前中はストーブが恋しくなるような気温です。どうぞ、健康管理にご注意されてお元気にてお過ごしください。
              作業のようす
 
 
 
 
 
  情報提供 中村稔 大橋拓哉 (写真)



 大橋洋子さんよりお便りいただきました。「下石黒集落道普請行われる」を読んで。2023.5.16

 去る5月7日に下石黒集落で道普請が行われたそうですが、参加者は総勢12人で内、在住者の方は3人だったそうです。過疎地と高齢化の問題は、年々深刻になる一方だと改めて認識しました。 「春になれば・・・!」と待ちわびた芽吹きも、5月の半ばを過ぎて大好きな萌黄色の新緑の木々や山々がすっかり深緑の春山風景に変ってしまいましたね。
 石黒も今が一番いい季節で、色々な山菜の顔が思い浮び、出来るならすぐにも飛んで行きたい心境ですけれど、私も一昨年頃から腰痛持ちになりましたので以前のようには歩けませんのでブログも途切れがちになっております。
年齢も年齢ですので、少し物片付けをしたら腰に負担が掛かったようで少し悪化してしまいましたのでやっぱり無理は駄目ですねぇ〜〜!!
 編集者の「寿一郎様」も肩を痛めて居られるとの事、どうかお大事になさってくださいね!
 石黒の皆様もホームページをご覧の皆様も、季節の変わり目ですのでどうかお体にお気をつけて健やかにお過ごしくださいませ。・・・・・・笑み


福島県在住 2023.5.16 受信


           5月7日の下石黒の道普請
                                撮影者 関矢琢磨
 
 道普請についのコメント有難うございました。
 洋子さんのおっしゃる通り、ふるさと石黒の過疎化、高齢化は極限状態にあります。集落によっては冬季には戸数1戸になる集落もあります。洋子さんの生まれ故郷である大野集落も、居谷集落とともに冬期は1軒のみの集落になってしまいました。このような現状では集落単位の行政は難しくなります。
 とはいえ、在住の皆さまは、お元気な方々が多く驚いてしまいます。現在でも地区の伝統行事の「新年のどんど焼き」を始め、「運動会」、「盆踊り」、「カラムシ街道祭り」などの行事は毎年行われております。ただ、道普請、神社の祭礼などは地区によっては実施が難しくなっております。集落出身の方の応援が求められるところです。聞くところによると、神社祭礼は、上石黒の神社に各集落の神社の御神体を集めて祭祀して祭礼を行う構想は既に立てているとのことです。
 また、「NPО石黒邑」や「農事組合法人石黒」などの活動を通して石黒応援団の結成など、地区の活性化が進められおります。その成果は着々と実現されていると思います。
 そして、これからは、実人口は年々減少しても、関係人口が増えて地区の活性化が進むこととを願っています。
※上写真は、腱板断絶のため写真撮影のみの参加の私も仲間に入れていただいた集合写真です。(
編集会-大橋寿一郎)



    花坂新田水路掃除が行なわれる 2023.4.29

 本サイトをご覧いただいている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。ふるさと石黒では新緑が深緑にかわり、田植えもそろそろ始まる頃となりました。
 さて、この度、花坂新田の水路掃除の情報を頂きましたのでご紹介いたします。
 花坂新田は2022.3.23に、それまでの棚田百選に代わる農水省の「つなぐ棚田遺産-ポスト棚田百選」に選定されました。しかし、花坂新田の耕作者は年々減少し現在は3人の方のみとなり、今後の耕作継続が心配されております。幸い、今年は「タケやわはだネギの会」の皆さまが手伝ってくださり無事終了したとのことです。昭和のころにはこの水路の利用者は多く、大勢の人々により作業が行われたものと聞いています。
 昭和中頃までは、実に、この用水の受益農家の軒数は大野、下石黒、上石黒の集落にわたり、数十軒にのぼったものと聞いております。
       
 水路に溜まった木の葉などの撤去作業
               倒木の片付け作業
               水源のバルブを開く
             用水路から眺める花坂新田
 写真-春口敏栄
 この水路は険しい山腹を削って作られたもので、冬季の雪による倒木や土砂の崩落などによる被害が多く、水路掃除は手間暇のかかる作業でした。過疎化にともない水路の利用者が激減し、遂に水路管理も難しくなってしまいました。
 
 その結果、今年は大野原地区でこの水路を利用していた複数の農家が耕作を諦めざるを得ない状態となりました。

 
 (写真-編集会)
 昨日、下石黒の道普請に行く途中で、今年から耕作が中止された水田を眺めて、一年後、二年後の光景を想像して何か淋しい気持ちになりました。そして、現在、ほとんどが原野に還った寄合集落の「かざまき」の様子が頭をよぎりました。
 これも抗しがたき時代の流れとの理解もありますが、せめて「つなぐ棚田遺産-ポスト棚田百選」に選ばれた花坂新田だけで
も残して行ってもらいたいものとの思いが募りました。
  情報提供 中村稔  春口敏栄-写真



       板畑集落で八重桜の花見会食を行なう

 ホームページ石黒の昔の暮らしをご覧いただいている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
 さて、4月22日に行なわれた板畑集落の八重桜の花見会食の写真を頂きましたのでご紹介いたします。
 本サイト「石黒だより」の2018年の4月28日に同様の花見会食が行なわれた記事が掲載されています。
 この時の写真を拝見しますと人数は11人です。今年は6人で残念ながら半減していますが、桜の樹は幹回りも枝の張りも2倍以上に成長しています。
 この八重桜が植えられたのは、どうやら2010年のようです。神社境内にあるソメイヨシノが毎年のように野鳥の被害で花を見れないために、神社とセンターに植えられたとのことです。
 以来、毎年集落の皆さんで冬囲いをして漸く、これまでに成長しました。いわば、「我が子のように大切にして育ててきた」桜の花を眺めながらの会食は格別なものでしょうね。
 編集会は、来年も再来年も皆様そろって花見会食ができることを願っております。
        今年(2023年)の花見会食の様子
 
        2016年の4月26日の花見会食の様子
 ふるさと石黒は、新緑の今が最も山河が輝く時期であります。もう少しすると山は深緑に覆われ、しきりとホトトギス囀る頃を迎えます。 農作業も忙しい時期となりますが、皆様どうぞ健康安全に留意してお過ごしください。
  
情報提供 中村稔  写真 中村稔 中村昭雄(2016写真)



    中村清さんの御手紙を拝見して  2023.4.18

 中村清さんから、4月13日に、ふるさと石黒へ墓参りに行ってこられたとのお聞きし、故郷と御先祖への並々ならぬ御心に感動しました。お便りの一部をご紹介させていただきます。

「(前文は省略)-新型コロナの拡大が追い打ちとなり、平成30年秋以来墓参りが出来ませんでしたが、何故かお参りしたくなり、思い切り行って来ました。
 途中、じょんのび村から満開の桜と残雪の黒姫山が迎えてくれました。
 稔さんご夫婦もお元気でご無沙汰のお詫びとお話しができ、ご先祖様にお参りができ気持ちが落ち着きました。
 感謝の気持ちでふる里を後にしました。何処が生家だったのか不明ですが板畑は心休まるふる里です」

       じょんのび村から黒姫山と男山(左)を望む
             故郷の御先祖のお墓
  写真 2023.4.13 中村清
 中村さんのお墓脇の石仏には「寛政十年」の印刻が見られることから,今から220年ほど前に建てられたものと思われます。
 本サイトの「近世~大正の年表」を見ますと、この年は、石黒と門出の300年近くにも及んだ入会地をめぐる山争議が極めて緊迫した状態に達した年でした。門出寄合側が、石黒寄合側の植え付けたばかりの畑に侵入して荒すという行動に及んだのです。これに対して石黒村は脇野町代官所に数回、更には天領であったことから江戸町奉行所にまで訴えております。しかし、奉行所からの沙汰はなく、争議はその後も延々と続いたのでした。それにしても、石黒から江戸まで訴状を届けるには並大抵の事ではなかったでしょうね。(興味のある方は本サイトの郷土の「古文書一覧」の中に「江戸道中入用日記-山中村文書)」がありますのでご覧いただければ幸いです。
 私が、寄合村の矢沢松右衛門文書により、調べた限りでは、入会地を石黒村が買取り、争議に完全に終止符が打たれたのは争い発生から290年後と言ってよいかと思います。
 ちなみに、板畑村と居谷村が石黒村に合併したのは明治22年でですので、当時の板畑は門出村に属していました。
 



   皆様、お元気でお過ごしでしょうか。 2023.4.17
 HP石黒の昔の暮らしをご覧くださっている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。このところ気温の変化が激しいようですが、いわゆる三寒四温の時期なのでしょう。
 板畑在住の中村稔さんのお便りで、1週間まえの4/8日には、集落も真っ白になるほどの降雪があったと知りました。(下写真)ところが、その翌々日10日は、一転して20度を越え5月並みの気温となり驚きました。
   4月8日の降雪-撮影日は翌朝で集落の雪は消えました
           4月8日の神社上のブナ林
  写真・情報提供-中村稔
  とは言え、本サイト「石黒だより」のバックナンバー2006年4月23日(17年前)の掲載記事では、4/20日の午前、高柳地区で3~5㎝の積雪があったと記載されています。その柏崎日報記事は、「地域の人たちの間では、この時期の降雪は珍しい、この雪は今冬最後の雪でしょうか、それとも今年の初雪でしょうか。との冗談話も飛び出した」と、ちょっと面白可笑しく書かれていたため今も覚えています。
 今日(4/17)も気温は10度に届かず、この記事を打ち込んでいる部屋は暖房中、テレビでは北海道地方に降雪の予報を発しております。それにしても、近年の三寒四温は例年より寒暖の差が大きいのではないでしょうか。それとも、自分が年老いたせいでしょうか。
 皆様、どうぞ体調管理に注意されてお元気にてお過ごしください。
  情報提供・写真 中村稔



 
 中村清さんよりお便りいただきました 2023.3.25
 故郷のみな様お元気でお過ごしのこととお察し申し上げます。
今年は全国的に春の訪れが異常ともいえる速さで、桜前線もすでに福島県まで北上したと発表されました。
私の住んでいます群馬の前橋市も、春彼岸入りの18日に桜が開花し、彼岸明けの24日に満開の宣言がありました。ともに前橋気象台の観測史上最速ということです。
新型コロナも落ち着いたような感染状況ですが、まだまだ不安で外出時はマスクが離せません。
せめて野球のWBCで奇跡のような漫画のような優勝結果に久しぶりに胸がワクワクしました。
またお便りせていただきます。

 
  群馬県在住 2023.3.25 受信

 〇お便りありがとうございます。御地では桜が満開とのこと、今年は全国的に(特に関東方面が)早い開花となりそうですね。

 実は私も昨日、近くの道路沿いの桜が2分咲きほどになっているのを見て驚きました.

 故郷石黒の残雪は、先刻電話でお聞きしましたら、上石黒では25㎝、板畑では50㎝とのことです。一昨日までの季節外れの温かい陽気で、急速に減少しているようです。

 ところで、今日は一転して気温が低く、先ほど、近くの田んぼ道を歩き出しましたが、風が冷たく途中から引き返しました。家に帰って玄関先に取り付けて置く温度計をみると10度を切っていました。いわゆる「花冷え」とは、こうした現象を言うのでしょうか。(一昨日は22度でした)

 中村様におかれましても、奥様共々、どうぞ健康安全にご留意され、お元気でお過ごしください。




         東結子さんよりお便りいただきました
 
 茨城在住 東結子さん(旧姓大橋) 2023.3.20受信

〇いつも、素敵な絵葉書のお便りありがとうございます。お元気でお過ごしの御様子何よりです。ふるさと石黒は、残雪が50㎝ほどになり、このところの5月並みの陽気で草木の芽吹きが、ぐんぐんと進んでいます。西日本では何日か気温が25度を越えた、という情報に驚いております。なにやら近年は地球全体が異常気象に覆われてしまったように想われ心配ですね。
 その原因が地球温暖化などによることが分かっていながら、世界が団結して取り組めないばかりか、ウクライナでは殺し合いを1年以上繰り広げています。私たち人類は、一体どうしてしまったのでしょう。



   中村清さんお便り追伸-「嶽・やわ肌ねぎの会」総会
(下掲載御手紙の追伸)一昨日、投稿させていただきましたが、その後「嶽、やわ肌ねぎの会」総会が開かれたとの記事がアップされ、とても嬉しい気持ちになりました。心よりお祝い申し上げます。
 昨年、中村稔さんが耕作をお休みする旨発表したあと、ねぎの会を発足して、後継されることに稔さんも喜んでいるとともに安心されたこと思います。
 美味しいねぎと、嶽の風景が受け継がれることに喜んでいる方も多くいらっしゃることでしょう。
 私は古希を過ぎた頃から、体調が思わしくない日もあり、また、区画整理事業で住み馴れた家を離れたりで、約五年間、板畑に帰っておりません。
 電話では、稔さんはお元気な様子ですが、奥さんのユリ子さんは脚腰が思うようでなく「炬燵の子守り」をしていると笑っておられました。今年こそお墓参り方々お伺い致したく、予定をしています。


  中村清さんよりお便りいただきました  2023.2.21

「石黒の昔の暮らし」をご覧の皆さま、お元気でお過ごしとお察しいたします。
暦の上では立春も過ぎ、はや10日以上経ちますが御地はまだまだ大地は雪の下だと思います。
ただお日様が少しづつ力強く感じるようになりました。
こちらは毎日乾燥と空っ風との戦いです。気温も低く朝は氷点下で寒さが身に堪えます。
でも確実に春の息吹きが感じられるようになりました。散歩中に、ロウバイと白梅が咲いていましたのでお送りします。
皆さまもう少し耐えていただきご活躍下さい。

 
 
 群馬県在住 2023.2.20 受信

〇お便りありがとうございます。昨年暮れのドカ雪で驚きましたが、3月も間近となり故郷石黒にもようやく春の気配が感じられるころとなりました。今日2/25の積雪は板畑が250㎝、上石黒が160㎝とのことです。御地は降雪はなくとも寒風で有名ですので、やはり冬は大変なのでしょうね。
 さて、御追伸をいただきました「嶽・やわ肌ねぎの会」の発足につきましては、ほんとうに私たちにとっては、うれしい事であります。板畑は現在、戸数は4軒となり高齢化も限界に近い状態でありますが「まだ、数年は頑張りたい」と言っておられます。幸い、大野から板畑の道路改修は板畑集落の入口の橋手前まで完了して、後は共同車庫までの道の拡幅が残っているだけです。新年度から継続して工事が行なわれるのではないかと思っています。こうした中、昨年度から「嶽・やわ肌ねぎの会」が発足して活動が始まったことは、とても大きな意義のあることだと思います。
 あと3日で3月、新潟県の天気予報は27日から来月10日までお日様マークが続いています。昼夜の気温の差が大きくなりますが、お互いに健康管理に留意して過ごしたいものですね。
 (編集会 大橋寿一郎)



  
  令和4年度「嶽・やわ肌ねぎの会」総会行なわれました 

 「コメントだより」をご覧の皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。
 故郷石黒では、2月の中旬としては、春日和とも言いたい晴天が続いております。今日18日も午前中は晴れて最高気温も10度近くまで達したようです。
 さて、昨年、「コメントだより」で「嶽・やわ肌ねぎの会」の皆さんの活動についてお知らせしました
 昨年の活動は、5月21日の苗植えから始まり、6月10日の土寄せ作業、10月30日の収穫作業と皆さんが地主でありネギ栽培の名人である中村稔さんの指導のもとに、見事なネギを収穫されました。昨年の11月3日の高柳町の「秋の大売り出し」では、たちまち売り切れるという人気でありました。  

さて。「嶽・やわ肌ねぎの会」では2月4日に令和4年度の総会が行われ、今年度の反省と来年度に向けての展望について話し合われました。総会の資料を拝見しますと、「会の目的」としてつぎのような3項目が掲げられております。
 1 中村稔さんからねぎの作り方、収穫後の販売について、教え伝  えていただき、嶽のねぎを継承していく。

 2 稔さんのねぎ畑や、ねぎ畑からの景色を大切にし守っていく。

 3 嶽・やわ肌ねぎの会の会員同士の親睦を深めながら、楽しむ   気持ちでねぎ作りに取り組む。

 「嶽のねぎを継承していく」「ねぎ畑からの景色を大切に守っていく」「会員同士の親睦を深めながら、楽しむ気持ちでねぎ作りに取り組む」。
 どの項目も読んでいて、うれしくなり、力をもらう言葉ではありませんか。
 現在、板畑集落は過疎化、高齢化により大変厳しい状況にあります。 この度、「嶽・やわ肌ねぎの会」の皆さんが嶽でネギ栽培を継承してくださることになり、本当に心強く思い喜んでおります。
 皆さんの取り組みは、板畑集落のみならず、石黒地区、高柳町、柏崎市全体にとっても喜ばしいことであります。これぞ、総務省が提唱している「関係人口」ではないでしょうか。編集会も応援しております。どうぞ、「親睦を深めながら、楽しむ気持ち」
を大切にされて長年にわたって取り組まれることを願っております。
 (編集会 大橋寿一郎)

 情報提供 春口敏栄  



   大橋洋子さんよりお便りを頂きました 2023.1.31
 石黒HPから元気を貰いコメント広場へ想いを馳せる-
 皆様いかがお過ごしでしょうか? アラヨアラヨと一月も今日が最後の日となりました、早いですね。田辺須磨子さんの撮られた猛烈な降雪で、モノクロ写真のように見える下石黒の集落写真を見て、石黒に居た時の暮らしが一気に蘇り豪雪地の苦労が懐かしく思い出されました。
 そんな中、雪の中で花を咲かせ始めたという寿一郎さまの庭のローバイに心が和み、春の訪れを感じ元気がもらえました。日毎に春は近づいて来ますね!
 又、 東 結子さんの四季折々にご投稿いただく素敵な絵手紙にはこんな絵手紙が書けたら…と思い、羨ましくじっと見つめて感心しながら拝見しております。話変わりますけど、私の所は例年だと積雪は40~50㎝で今頃は何回か雪掻きを繰り返す所ですが、今年は暮れから穏やかな状況で、今現在は道路に雪は積もっていないので助かっていますがこんな年も珍しいです。でも明日から2月なのでこれから本番かも知れませんねぇ~~・・・?
 まだ油断は出来ないと思いますが、コロナやら何かと世間も騒がしい時代ですけれど、こんな時代だからこそ一人一人が人と人との繋がりを大切にしながら、支え合い助け合いながら皆で繋がって明るく前向きに健やかな日々を過ごせますように・・・と祈り願うばかりです。寒さはまだまだ続きます、どうか風邪など召されぬよう何方様もお体ご自愛くださいませ。笑み

       朝の散歩道から-①  吾妻小富士
     朝の散歩道から-②  つかの間の朝焼けむ    
 福島県在住 大橋洋子さん 2023.1.31受信



 田辺須磨子さんよりお便りを頂きました 2023.1.26
 おはようございます。
 大寒波に覆われ、広報では次々と国道や高速道路の状況がはいってきますが、大橋さんのご自宅付近の様子はいかがですか?
 今朝は通勤途中に、よこみちさんに立ち寄りましたので、その際にかんぼうし→にし→さかのしたにスマホを向けてみました。
カラー撮りしているはずなのに、モノクロだったかと勘違いするほどの色合いです。
  激しい降雪のため、まるでモノクロ写真のよう  場所 下石黒 
 お便りありがとうございます。26日のあの吹雪では視界が悪く、車の運転も大変だったでしょう。柏崎でも気温マイナス5度(朝8時自宅玄関外で測定)で猛烈な吹雪でした。その強風のせいか積雪は少なく、自宅の庭で30㎝ほどでした。その後、昨日~今日と意外に穏やかで積雪は増えていないようです。しかし、市内の道路の除雪は家屋が混んでいるため、歩いていても対向車を立ちか止まって避けなければならない道が多くあります。
            自宅付近の道路の様子
         国道8号線の自宅前の様子
       雪の中で花を開き始めた庭のロウバイ   1/27
 1/28 今、本文を入力している最中に、市の広報が「今夜から明日にかけて大雪となるため、今後、主要道路の交通止めが行なわれるおそれがある」と報じています。
 ちなみに、今日の積雪をお聞きしたところ、上石黒で183㎝、板畑で270㎝とのことであります。
 田辺須磨子さんにおかれましても、通勤時には安全にご注意ください。ホームページをご覧の皆さまも、全国的な寒波でいろいろ御苦労されておられる方もおいででしょうが、あと1週間で立春であります。お互いに健康安全に留意して過ごしましょう。皆様からのお便りをお待ちしております。 
  編集会 大橋寿一郎
 情報提供 田辺須磨子 中村稔 田辺朝男



  散歩道にオオイヌノフグリが咲いていました 2023.1.20
 皆様お元気でお過ごしでしょうか。昨年暮れのドカ雪では各方面で雪による災害が発生し大変でありましたが、新年は今のところ穏やかな気候ですね。
 大寒の昨日、快晴でしたので自宅付近の農道を散歩しましたところ、開花したオオイヌノフグリに出会い驚きました。
 そこからは、黒姫山も眺望できましたが、まだ雪は浅いように見えました。(下写真) ちなみに帰宅後、中村稔さんに電話で板畑集落の積雪をお聞きすると170㎝とのことでした。
            散歩道から望む黒姫山
          開花したオオイヌノフグリ
 オオイヌノフグリの花期は、植物図鑑では3~5月または2~5月と記載されたものが多く見られますが、WEB上では1~4月とするものも見受けられます。おそらく、上記の写真のようにまばらに開花する時期を含めるかどうかで花期が異なるのでしょう。
 つまり、秋に発芽して他の植物が休眠している冬期に成長するオオイヌノフグリが、1月に開花するのは、さして驚くほどの事ではないと言えましょう。
 帰宅後、確認のため、本サイトの「石黒の動植物」でオオイヌノフグリを開いてみますと、昨年も1月10日にオオイヌノフグリの開花に出会って驚いた記載が見られます。先刻の天気予報によれば、明後日ごろに警報級の強い寒波が日本列島を覆うとのことです。
 どうやら、「オオイヌノフグリの開花が春の訪れを告げる」とは言えないようですね。
 どうぞ、皆様、健康安全に留意してお過ごしください。
  撮影日 2023.1.20 編集会 大橋寿一郎



    明けましておめでとうございます 2023.1.4
 みなさま、あけましておめでとうございます。
 私が勤める石黒簡易郵便局は本日が仕事始めになります。年末年始のお休みをいただき、今日から通常通り営業しております。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
暮れには柏崎の大雪のニュースが報じられ、ご心配をおかけいたしました。幸いにも石黒地域は、いつもの冬という程度で、半日程度の停電があったものの、大きな被害もなく新年を迎えることができました。比較的穏やかなお正月でしたが、本日はいよいよ雪が本降りに。長い冬のスタートを改めて感じています。 
 岡野町在住 田辺須磨子さん 2023.1.4.受信

 〇お便りありがとうございます。御多忙の中、いつも写真、メッセージなど情報提供を頂き有難うございます。本年も何卒よろしくお願い致します。
  編集会 大橋寿一郎



       皆様、あけましておめでとうございます
 
 茨城在住 東結子さん(旧姓大橋) 2023.1.3受信

〇素晴らしい自作絵葉書を頂き有難うございます。今年も楽しみにお待ちしております。何卒よろしくお願い申し上げます
編集会 大橋寿一郎



   皆様、今年もよろしくお願い申し上げます  2023.1.4

 ホームページ「石黒の昔の暮らし」をご覧いただいている皆様、新年あけましておめでとうございます。お元気でお正月をお迎えでしょうか。今年もよろしくお願い申し上げます。
 今日(4日)の
積雪は上石黒で108㎝。板畑は190㎝とのことです。
         郵便局前から国道353号線方面を望む
 早くも正月三が日が過ぎ、今日4日は「仕事始め」です。とはいえ、現在では、働き方の多様化により年中行事としての「仕事始め」も古語化しつつあるといってもよいかもしれませんね。
 筆者が、子どの頃(1945年前後)の我が家では、仕事始めは2日(月遅れ制度で2月)でしたが、朝の内に父がワラグツをつくり、子どもは冬休みの宿題の書初めをしたことを憶えています。2日、3日は年始客が次々と訪れたものでした。ですから、主な冬仕事を始めたのは、4日からでした。(→参考資料)
 しかし、こうした正月行事も昭和の半ばころ、高度成長期になると、ほとんどの家で冬季間の県外への出稼ぎに行くようになり、年々行なわれなくなりました。
 こうした、正月の年中行事を経験した世代は、昭和前期に生まれた私たちが最後といってもいいのでは、と思います。
 さて、故郷の雪は、昨年下旬のドカ雪では市街地と大差ない積雪でしたが、ここ数日、降雪が毎朝30㎝ほどの日が続いているようです。寒の入り(6日)が間近になり、本格的な降雪はこれからと思われます。豪雪にならないことを祈るばかりです。
 皆様どうぞ、健康安全に留意してお過ごしください。

情報提供 中村稔   田辺朝男  田辺須磨子(写真)




 
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