ブナ林の里石黒通信   発信元 HP石黒の昔の暮らし編集会
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       ふるさと石黒、稲刈りが終わる   2025.9.25

 ようやく猛暑の夏が終わり少しずつ秋の気配が感じられる頃となりました。本サイトをご覧くださっている皆様、元気でお過ごしでしょうか。
 さて、今年は春から異常な高温と極端な少雨のため稲の立ち枯れによる被害が一部発生しました。しかし、その後の稲刈り時期には台風などによる被害もなく、作業は順調に進みました。
 稲刈り後の現在の農家の皆さんの作業は、今年2度目の田打ちと代掻きです。この作業は、次年度の水持ちをよくするための作業ですが昭和前期には、とても考えられない事ですね。当時の今頃は稲上げの最中でどこの家でも大わらわでした。
 これも、農機具の進歩による能率化により余裕が生じたお陰ですが、トラクター、田植え機、コンバイン等の農業機械の購入と維持管理に多額の経費がかかるという問題があります。
 また、石黒で、現在の農業機械に見合った耕作面積はとても望めない地理的状況にあります。このような厳しい環境で故郷の皆さん、驚くほどの活力で頑張ってこられました。
 ※今ほど(10/24)、編集会に入った情報ては、今年度の石黒地区の米はすべて一等米であったのことです。
 
 
 ところで、ふるさと石黒は年々過疎化、高齢化が進み寂しい限りです。
 編集会では、現在のふるさと石黒の人口、稲作等のおよその実態をお聞きしてまとめてみましたところ、以下のとおりです。
 〇石黒地区全体の戸数→27戸   〇人口→57人   〇農家数→8戸 〇水田耕作総面積→13.5ha    〇農家の平均年齢→76才

 このほか、市内に在住されていて、石黒地内で水田を耕作されている方が2人おられます。この方々の耕作面積は二人あわせておよそ1.8haとのことです。なお、農事組合法人石黒が石黒地内で耕作している水田が1haあります。また、同法人が鵜川地内で耕作されている水田が2.8ha
あります。
 ちなみに、耕作面積が最も多いのは落合集落で6.5haです。

 さて、本サイトをご覧の皆様、気温の差の大きいこの頃ですがどうぞ健康安全には、十分ご留意されてお過ごしください。

 追伸  昨夕、板畑集落に在住の同級生の中村稔さんと電話でお話ししましたが、「今年の冬期間は自分の家一軒になりそうだ」との話を聞いて驚きました。石黒地区で最も戸数の多かった板畑集落が1軒となるとは、「遂にふるさと石黒の過疎化もここまで来たか」という厳粛な寂しさを強く感じました。

 写真提供   大橋国生
zizoutougematuri2025 へのリンク
 地蔵峠祭礼、有志の皆様の御蔭で実施できました 2025.9.4
 本文前欄でご紹介しました通り、有志の皆さまより草刈りを実施していただき、本日(9/4)に、地蔵峠の祭礼が無事実施されました。これも、ひとえに有志の皆さんのおかげと感謝の気持ちでいっぱいです。
 なお、有坂神主さんにおかれましては、遠路を猛暑の中大変ご苦労様でした。お聞きするところによると鵜川口から上られたところ、予想外の悪路で悪戦苦闘されたとのことで、大変なご苦労であったとお察しいたします。
 編集会としましては、今年の「峠の祭り」は実施が難しいとの情報に接し、ついにその時が来たか、と淋しく思ったのですが、こうして皆さんのご協力の御蔭で実施できましたことは本当にうれしい事であります。

 本サイトをご覧くださっている皆様、9月いっぱいは暑さが續くとの天気予報でありますがどうぞ健康安全に留意されてお元気でお過ごしください。

                御堂付近からの眺望
             祭場の準備
                会式前の小休止
              祭礼開始
 
               直会(なおらい)
           来年の再会を願って下山
 情報提供   田辺和幸  春口敏栄(写真)



  地蔵峠の参道の草刈りが有志により行われる  2025.8.30 
 9月4日の地蔵峠祭りを間近に迎えましたが、石黒地区では、過疎高齢化が極限まで進み、恒例の草刈り作業が不可能という事態となりました。
 そんな中、NPО法人石黒邑が「石黒応援団」の皆さんや「黒姫山を楽しむ会」の方々のご協力を得て草刈り作業を実施することができしまた。作業に参加くださった皆様、猛暑の中での作業、大変ご苦労様でした。
 お陰様で地蔵峠のお祭りが、今年も実施できます。
  地蔵峠祭礼は石黒地区と鵜川地区、その他近在の信者により昔から続けられてきた歴史ある行事です。村人にとって、峠の地蔵様は、各集落の神社の産土神と同様に日頃の健康安全を守ってくださる大切な神様でした。
             草刈りに参加くださった皆様
      作業の様子-大きな石の崩落に驚きました
                  作業の様子-2
 
 また、こうして、地蔵峠の祭りができるということは、江戸時代からの「塩の道」が 今年も保持できたということです。
 実に、この道は江戸時代から昭和の中頃までは、石黒地区と鵜川地区をつなぐ生活道路でもありました。これが郷土史などで「俗称-松之山街道脇街道」と呼ばれる道であります。(この他に、上石黒から小岩峠を越えて鵜川に至る道もありました→総索引→「小岩峠)
 また、江戸時代から行政文書(廻状)の伝達道路としての役割も果たしました。当時の廻状の送り順は「市野新田村~石黒村~嶺村」の文書が多く見られます。とくに石黒村が女谷村の庄屋の支配下(兼帯庄屋)にあった時代には、この道路が果たす役割は特に大きかったと思います。
 ちなみに、この道路は筆者が中学生の頃まで学校行事の際にも使われていました。その当時、石黒校が上条郷ブロックに属していたためです。体育大会や写生大会などがある度に朝早くから地蔵峠を越えて会場校まで歩いたものでした。
 したがって、この峠道は夏冬を問わず人の行き来がが絶えず、時には真冬の荒天の道中で命を落とす人もあったのでした。
 そのような災難が発生しないように、人々は安全を祈願する地蔵様を祀ったのでした。今日でも鵜川側の道沿いには数体もの地蔵様が見られます。おそらく、頂上の御堂も道中の安全を祈願するために建てられたものでしょう。
 そんな訳で、地蔵峠の道は昭和の前半までは、住民の生活道路として欠かせない道であり、その管理は重要な行事でありました。
 そこで、当時は石黒地区と鵜川地区で分担して草刈りや道普請を行なって道路の維持管理に努力してきたのでした。そんなわけで筆者が子どもの頃から「峠の草なぎ」という言葉は日頃聞きなれた日常用語でした。
 草刈りの範囲の分担は、かつて村の古老から聞いた話では、上石黒から下石黒。大野、板畑と作業区間を分担して行なっていたとのことです。ちなみに、大野地区の道は昔の街道に沿った道順で現在とは異なります。
 現在は、花坂新田の農道を通って、どん詰まりで用水路付近に上り、右手に用水池のある場所から胸突き八丁の直線の道路がありますが、この道路は平成の時代に作られたものです。それまでは西側の急な斜面を急カーブを描きながら上る幅1m程の道があったのです。この道は急斜面にあり豪雪の年には決まって数か所に崩落が発生していました。
 また、現在の御堂の建っているところから石黒方面に下る道幅の広い道は「馬道」と呼ばれてました。
 それに対して、途中から西側の斜面に細い道があり御堂の建っている場所より鵜川側へ一段下った掘割りに通じていました。この道は、急斜面に作られていて狭い場所もありましたが、近道でもあり子どもの頃からこの道を通ったことを憶えています。
※詳しくは総索引の「地蔵峠」の関連資料をご覧ください。

 さて、石黒だよりをご覧の皆さま、9月に入りましたが、真夏のような猛暑が続きます。どうか、体調管理には十分留意されてお元気でお過ごしください。

 情報提供 田辺和幸




     上石黒、下石黒で黒姫神社の祭礼が行われる 2025.8.30
 本サイトをご覧くださっている皆様、「狂暑」と呼びたいような暑さが続きますがお変わりなくお過ごしでしょうか。ふるさと石黒では8月6日の恵みの雨も乾ききった天水田を潤すには不十分で、刈り取りを迎えた現在でも穂の長さが通常の半分という稲も見られるとのことです。(昨冬の雪が多かったため、今年は稲刈りが若干遅れているとのことです)
 さて、恒例の「十五夜祭り」が去る8月27日に上石黒と下石黒で行なわれました。下石黒は午前9時から、続いて上石黒は10時から岡野町の矢代神主さんを迎えて行われました。参詣者は下石黒では3人、上石黒では9人でした。

両集落とも、神祭終了後に直会(なおらい)で御神酒をいただいた後、後片付けをして終了となりました。
           祭場準備完了-上石黒
              祭壇-上石黒
                     祝詞奏上

 ところで、神社の祭礼も現状のように過疎化が極限に達すると、継続が難しくなることは言うまでもありません。事実、石黒の7集落で現在、祭礼を実施しているのは3集落に過ぎません。今日、かろうじて実施している落合集落と下石黒集落も氏子3軒で今後の継続が危ぶまれます。上石黒にしても氏子12軒(祭り参加者9人)とは言え下石黒、大野の神社の本社であるため社殿が大きく、維持管理には手間や経費も多くかかります。こうして考えてみるに集落ごとの神社は祭礼のみならず今後の維持管理も、そろそろ考えなければならない時かと思われます。
 ところで、先年も本欄に掲載しましたが、産土神(各集落の神社)は、その村で生まれた人が、その土地を離れても氏子として守ってくださる神様とされているとのことです(国史大辞典-産土神)。場合によっては、このような氏子さん方(特に近在に御住みの方)のご意見も伺ってみることも大切ではないかとも思います。できれば村の神社の祭礼に参加してくださる方がおられるなら村の活性化にもつながることであり、いわゆる関係人口としての役割も果たしてもらえるのではないでしょうか。 
 

※88才も間近となりボケが進行している頭で、思い浮かぶ事をそのまま書いてみました。御判読ください。編集会  大橋寿一郎
 
情報提供    田辺忍  田辺恵美(写真)



      石黒地区盆踊り大会行なわれる   2025.8.18  
 去る15日に、恒例の石黒地区盆踊り大会が活動拠点施設で実施されました。準備は例年のとおり、当日の午後、各集落の区長さんと分館推進委員の皆様によって行われました。
 盆踊りは、午後8時より9時まで途中に休憩をはさんで賑やかに行われました。参加者は30人で昨年より多く、特に、お盆の帰省客の皆さんの参加が多かったとのこと、とてもうれ しい事です。
 また、音頭取りは小堺広幸さん、太鼓は大橋国生さんが昨年に続き担当されました。お二人ともに年々上達されて、立派な後継者が出来たことはとても有難い事です。現代では全国的に後継者を育てることなく録音盤で間に合わせる例が、特に過疎地域では多く見られるとのことです。
 編集会では、ふるさと石黒の盆踊り大会がこれからも長く続くことを願っております。
 ※本文をご覧くださっている皆様、本サイト表紙右の
「石黒の盆歌」から過去20年の盆踊りの様子などを是非ご覧ください。


               盆踊りの様子-1
                   休憩-談笑のととき
                   盆踊りの様子-2

 ところで、最近のフェースブックに石黒地区出身の若い方が「かつては、お盆に集落ごとに盆踊りを行なっていたということを聞いていますが,一、二世代前の盆踊りの雰囲気を味わってみたいものです」という投稿を拝見しました。また、「地蔵峠の祭りでも、解散前に全員で盆踊り歌ションガイヤを踊ったという話を聞いている」とも書かれていました。
 
 音頭取りによる盆踊りが各集落で行なわれたのは、昭和40年頃までであったと思います。この頃から高度成長期で全国的な過疎化が進み、盆踊りの世話役の若者も激減したのです。 また、各集落の音頭取りも高齢化が進んだため、レコード盤による有名な民謡もとりいれ最後にションガイヤを踊るという集落も多くなったのでした。
 その後は、さらに過疎化が進み各集落では盆踊りができなくなり現在のような地区合同の盆踊りが行なわれるようになったのでした。また、石黒校体育館が撤去されるまでは盆踊り会場として使われていたので恵まれた環境でありました。お盆客の皆さんもお互いに広い体育館で再会を喜びゆっくりとお話ができたのでした。
 投稿者がおっしゃるように、自分の集落の神社での盆踊り大会は、私も出来る事なら是非経験してみたいものと思います。
※本サイト表紙右欄→「石黒の盆歌」→「大野-大橋熊太郎さんの音頭」は当時の雰囲気を伝えるように思います。ぜひご視聴ください。


 また、地蔵峠まつりには盆踊りを行なう習慣は以前からあったように思います。神様に奉納するための踊りか祭りのフェナーレとしての踊りかは定かではありませんが、神事が済んだ後に祭り気分が盛り上がったところで一年後の再会を誓って皆で踊って解散という流れであったように思います。
 もともと、盆踊りションガイヤは、目出度い席ではよく踊られることがありました。結婚式の宴席でもフェナーレをションガイヤで飾ったのでした。
(動画-石黒の祝言-参照)
 ちなみに、筆者が最も盛大なションガイヤ踊りを見たのは、昭和27年の車道開通式の岡田県知事を迎えての祝賀会でした。石黒校のグラウンドでの踊りの輪はおそらく200人を越えていたと思われます。今でもその時の光景をはっきりと覚えています。

        岡田県知事を迎えての祝賀会での盆踊り-1952年
   本サイト「懐かしの写真集」より

情報提供 田辺忍 田辺恵美(写真) 中村稔



       故郷の天水田に恵みの雨!   2025.8.12
 近年にない渇水で天水田の稲の生育に深刻な影響が出つつある中、漸く8月6日から待望の雨模様の天候となりました。筆者のスマホによると、この度の柏崎市の降雨量は
8/6-
5mm 8/7-36mm 8/8-27mm 8/10-18mm
8/11-
10mm 8/12-
81mmで合計177mmでした。
 待望の降雨でしたが、日照りが異常に長く続いたため、すでに枯れ死した稲も少なくなく3反余に渡り被害が発生した農家もあるとのことです。
 ところで、ふるさと石黒では、この度の雨は恵みの雨でしたが、九州地方をはじめ各地で豪雨による被害が発生しているとのこと、被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。
 
 上写真の撮影場所は「大野原」、「元屋敷」方面、この一帯の水田は3年ほど前から、僅か一部を残して耕作されていない。かつては大野、下石黒、上石黒の水田が多くあったが、花坂用水路の末端にあったため、用水を確保する事が難しく「夜水引-ヨミズヒキ」が行なわれ、その作業の厳しさは今も語り継がれている。
※参照-本サイト→総索引→「夜水引の思い出」
情報提供 大橋伊勢治 中村稔 田辺和幸(写真) 大橋国生(写真)


  ふるさと石黒、天水田の稲が渇水で危機的状況  2025.7.29
 本サイト「石黒の昔の暮らし」をご覧くださっている皆様、毎日異常な暑ささが続きますがお元気でお過ごしでしょうか。
 ふるさと石黒では6月26日に33mmの降雨がありましたが、その後は1~4mmの雨が4日降ったきりで今日に至っております。梅雨明けは昨年より2週間も早く、なおかつ梅雨の期間も雨らしい雨は降らず今にいたっております。
 そんなわけで天水田は深刻な状況です。頼みの溜池も空になり、田には地割れが生じて実入り前の稲が褐色になりつつあります。中には数百メートルのホースで川の水をポンプアップしておられる方もおられます。
 今日7/29の新潟日報は
「酷暑、天水田ピンチ」の見出しで落合集落と板畑集落の状況を写真入りで報じております。このまま、7日、10日と降雨なしの天気が続くと事態は更に深刻になると皆さん心配されております。
 しかし、御存じの通り天候は現代科学も操作のできない分野ですので、ひたすら降雨を待つより仕方ありません。
 炎天下の作業もやむを得ないことが多い思いますが、80歳代半ばの方の多い農家の皆さんには、くれぐれも健康安全にご留意して頂きたいものです。
 本サイトをご覧の皆さまも、熱中症などに十分留意されこの酷暑の夏を乗り切ってください。

 情報提供  大橋幸夫  大橋伊勢治  中村稔  田辺和幸



    石黒中学校第8回卒業生、84歳のつどいを開く
 去る6月21日~22日に、石黒中学校を昭和31年3月に卒業された皆様が同級会を開かれました。会場はふるさと高柳町のじょんのび村です。
 出席者は7人(男4・女3)でした。7人とは言え、思い出話や近況報告などが尽きることなく、夜のふけるのも忘れるほど楽しい時を過ごしたのことです。
 同級生の人数は47人でしたが、既に半数の方々が鬼籍に入られております。今は亡き友達の在りし日の思い出も懐かしく語り合われました。
 今回、県外から参加された方は4名でしたが、翌日に生まれ故郷石黒の集落を訪れ墓参りをされて帰られる予定とのことでした。
 名残の尽きない懐かしく楽しい集いでしたが翌日はお別れ、「次回は、皆が健康安全に留意して、百寿(100才)の集いを目指そう」と誓いあって解散されたとのことです。

※大橋末治さんより今回の同級会の感想文を頂きましたので、この小節をクリックしてご覧ください。
←クリック

 本サイトの「昭和の歴史」を開いて見ますと皆様が中学3年の年には
〇石黒村が高柳村に合併、その後、人口が1万人をこえ高柳町となる。
(現在1.187人) 記念式典の花火が城山から打ち上げられる。
〇石黒校グラウンドで三郡陸上大会が行われる。
〇石原慎太郎が小説「太陽の季節」を発表、その後映画化により「太陽族」、「慎太郎刈り」が流行する。
〇流行歌は菅原都々子の「月がとっても青いから」春日八郎の「別れの一本杉」、島倉千代子「りんどう峠」などの記載が見られます。


    カゴドオシ入りの沢山の料理、美味しそうですね
 資料提供 大橋政栄(幹事)


   板畑の嶽「やわ肌ネギ」の土寄せ作業行われる  2025.6.16
 去る14日(土)に嶽のやわ肌ネギの土寄せ作業がおこなわれました。作業は8時半から12時で終了しました。参加者は泉会長をはじめ7名で、今年度は新たに入会くださった方も参加してくださり心強い事であります。
 ところで、昨冬の大雪のせいもありネギ畑への道路(神社から100m程先)に斜面からの小規模の土砂崩れがあり、その処理にも少し時間がかかりました。
 ネギの生育状況は、おおむね良好ですが、市内では立ち枯れ病の発生の情報もあり、今後留意を要するとのことであります。
 編集会も、天空の畑の「やわ肌ネギ」が皆様の御苦労に応えて立派なネギに生長することを願っております。

        小規模の土砂崩箇所の修復作業
            土寄せを終了したネギ畑
 情報提供  中村稔  春口敏栄(写真)  




   石黒地区レクリェーション大会行われる   2025.6.6
 ご紹介が遅れましたが去る6月1日のクリーンデーの午後、石黒活動拠点施設でレクリエーション大会が行なわれました。
 当日は、あいにくの雨でクリーンデーの仕事(各集落単位で実施)は十分には出来ませんでしたが、午後のレクリェーションは、活動拠点施設の駐車場で実施されました。
 年々、参加人数は減っていますが今年は20名を越え、とくに女性の方が多かったとのことです。
 雨の中ウォーキングの後、レクは輪投げ、それに今年から新たに取り入れた射的と金魚すくいゲームで楽しみました。そして、皆さんには花の苗が参加賞として配られ閉会となりました。
 在住者は年々減少する故郷ですが、こうした行事には積極的に参加され皆さんで交流されることはとても素晴らしい事と思います。毎度、繰り返しの記載で恐縮ですが、レクリェーションは単なる遊びの楽しみばかりではなく社会性や人間性高めるためにも、とても効果があるものとされています。
 今日6/7の最高気温は30度と報じられています。実は、私もふるさと石黒の畑の草取りに行ったのですが余りの暑さに早々に逃げ帰ったところです。帰宅後正午の自家製百葉箱の温度計を見ますと30度ちょうどでした。
 みなさま、どうぞ熱中症など健康管理にご注意されお元気でお過ごしください。

            小雨の中のウォーキング
        活動拠点施設でのレクリェーション
                  金魚つりゲーム
             射的と輪投げゲーム
 情報提供 大橋国生(写真)




     ふるさと石黒地区の田植え終盤となる  2025.6.4
 皆さん、お元気でお過ごしでしょうか。
 在住の皆さまは雪消えと共に農作業に追われ、気が付けば初夏の深緑という気持ちかと御察しします。今年は、田植えが例年より1週間ほど遅れましたが、これは、育苗の段階で豪雪であった今冬の雪消え予想に合わせ調節したためとのことです。
 とはいえ、最もはやく植え付けた早生種の酒米「五百万石」はすでに分けつを始めたと聞いております。
 さて、下の写真は石黒の急峻地の水田と鵜川地区の平坦地の水田です。ふるさと石黒から小岩トンネルを通り抜けると眼前に、このような広々とした水田が広がっています。上石黒から車で10分足らずの所です。ここ、鵜川地区も過疎化が進み石黒地区同様な状態です。そんなわけで現在、石黒地区の数人の方々がこの水田を借りて5haほど耕されておられます。
 鵜川地区はこうした広い平坦地はありますが、昔から地味は良くないと言われてきました。とくに化学肥料が普及しない時代では大きな欠点でした。また現在耕作されている方の話では石黒地区の水田に比べて水持ち(貯水力)に欠けるとも聞きますが、これは、もともと天水田が殆どであった石黒地区とは田の作りが異なっていて当然かと思います。現在では、市野新田ダムが完成して水不足は解消したことと思われます。
 
こうして考えますと、石黒地区の水田は、耕地の分散による作業能率の低下と農道管理、水路管理、畦(くろ)の除草等々の耕作条件がいかに厳しいかが分かります。
 このような現状にもかかわらず、ふるさと石黒では昨年に続き耕作面積が減少することなく維持されると聞き喜んでおります。
 ところで、米不足による米価の高騰の対策として実施した備蓄米放出の効果無しで揉めている中、担当大臣の交代で事態は急展開に向けて動いているようです。今のところ、予想は出来ませんが、消費者にとっても生産者にとっても納得のいく解決策が何より望まれます。
 梅雨入りの時期でありますが、どうぞ皆さま健康安全に留意されてお元気でお過ごしください。 (編集会)

            石黒に多い急峻地の棚田
     鵜川地区に見られる広い平地の水田

情報提供  大橋伊勢治 大橋西嗣 
大橋国生(写真)



   
板畑の嶽「やわ肌ネギ」の植え付け行われる 2025.5.26
 去る5月23日に「タケやわ肌ネギの会」の皆さんによるネギ苗の植え付けが行われました。参加者は9人、幸い天候にも恵まれ、作業は午前8時30分より行なわれ11時少し前に終了しました。
 本年の会員数は、高柳町外の市在住者3名を含む15名で構成されています。本会の立ち上げは4年前の2022年で今年は4年目となります。
 今年の植え付け苗数は5000本、品種名は「夏黒2号」とのことです。収穫後は毎年町内の産業祭などで販売されますが、「柔らかい、甘い」が評判で毎年売り切れ御免が続いているようです。
 今年も、皆様の丹精が実り豊作であることを願っております。
 ちなみに、本会の師匠でもある中村稔さんによれば、現在のネギ畑は昔からネギが毎年作られ続けて来たとのことです。ネギ以外の作物は他所の畑に比べて出来が良くなかったとも聞いております。
 考えて見れば、ネギは多年草ですので連作障害は少ないかも知れませんがやはり少し不思議に思われます。もしかすると、太古の昔、ネギの神様が、この風光明媚な突先の畑に降臨されて現在も大地の奥深くに鎮座ましましておられるのではなどと想うと楽しくなります。
※参照 石黒の伝説「上石黒の蛇岩」

       天空のネギ畑、苗植え付け作業開始です
           道沿いの畑の植え付けです 
          作業終了です ご苦労様でした
情報提供  泉轍也  中村稔  春口敏栄 (写真)



   下石黒集落の道普請が行なわれる  2025.5.11
  
  5月11日の朝9時から下石黒集落の道普請が行われた。
 作業は集落在住者2人 市内から4人、県内他市町村から3人、県外から2人の計11人で行われた。
 県外から参加された方では、参加予定で待機されていた所、のっびきならぬ都合が生じ、急遽交代されて参加された方もあったと聞いて誠に有難いことと思った。
 今春の作業は、側溝の落ち葉や土砂が多く例年に比べて骨が折れたとのことであった。幸い、曇りの天気で作業には適温であり、12時前に作業は終了した。 皆様大変ご苦労様でした。

      写真 ブナの若葉に囲まれて休憩のひと時
  情報提供 大橋昭作 大橋史郎(写真)



   板畑集落で春の道普請が行われる 2025.5.5
 
去る2日の午前8時半より、板畑集落で春の道普請が行なわれました。
参加者は7人で、居住者4人(2軒夫婦共参加)と集落にゆかりのある方々3人でした。(※現在在住者の皆さんは80才から90才を越えられた方々ばかりです) 場所は県道沿いの消防ポンプ置場脇から神社を含めてその先までと、元屋号
「寺屋敷」の脇から下り、屋号「孫兵衛」前までの区間が行なわれ11時半に終わりました。
 皆さん、大変ご苦労さまでした。また、応援の皆様有難うございました。
 
 
 
 情報提供 中村稔 田辺和幸(写真)




  
豪雪の冬が去り、ようやく春が訪れた故郷石黒 2025.4.28


 HP「石黒の昔の暮らし」をご覧くださっている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
 例年にない豪雪に見舞われた故郷石黒にも漸く春が訪れました。板畑集落350㎝、落合300㎝、上石黒270㎝にも及ぶ大雪、それも典型的な山雪で、市街地では最高積雪わずか36㎝の小雪でした。故郷の農作業も降雪の影響で例年より若干遅れているようです。
 なお、去る29日のNОP石黒邑主催の「山菜祭り」には、総勢50人ほどの皆さんがおいでくださいました。中には東京から帰省された方の参加もあったとのこと、とても嬉しいことですね。
 なお。ブナ林の整備には高柳町の小学生の皆さんをはじめ、17名の皆さんが参加してくださいました。枯れ枝などかたづけてきれいにしていただき有難うございました。

※ご参加くださった小学生のみなさまへ
 このブナ林は、私が80年前に入学してから中学卒業までの9年間、毎日教室の窓から眺めたブナ林です。入学した年に日本が太平洋戦争に敗れ、文房具のみらなず食べ物にも不自由する時代でした。また、石黒には都会から戦争を逃れて村の親類に引っ越してきた子どもも小中学校にいましたので、全校生徒は400名を越えていました。
 また、終戦の昭和20年は記録的な豪雪(正確な記録は残っていませんが最高積雪は6mを越えたものと思われます)であり、都会から引っ越(疎開)してきた子どもたちには、とてもつらい事であったと思います。
 また、このブナ林は空襲避難場所に指定されていました。山深い石黒村でも、空襲避難訓練が行なわれたなど、皆さんにはとても意外に思われることと思います。ちなみに、太平洋戦争の犠牲者は日本が310万人、連合国が290万人と伝えられています。恐ろしい事ですね。
 残念なことに現在も世界のあちこちで戦争や紛争がおきて戦死者数は既に数十万人に上っています。私たちは現在の世界の情勢を正しく理解し一日も早く戦争を止めるため、自分なりの努力をしたいものです。そのためには、膨大な情報を自分の目でしっかりと見極めて自分なりの信念をもって行動することが何より大切な事と思います。

 太平洋戦争敗戦の前後の子どもの生活の様子は、このホームページの「太平洋戦争の頃の子どもの暮らし」に詳しく書かれておりますので、よかったらご覧ください。

     三角林より居谷集落を望む   2025.4.19 
     板畑集落寄り黒姫山を望む 2025.4 25
       落合集落を望む 2025.4 27
   下石黒タキノフチより集落を望む 2025.4.28 
  上石黒集落より元石黒校上方のブナ林を望む 2025.4.30
   大野集落の黒姫神社前から屋号「小西」方面を望む
        県道より鯖石ダムを望む  提供-中村圭希
写真提供 中村圭希 中村稔 大橋幸夫 大橋国生 田辺須磨子 大橋英夫



  故郷だより、NPО法人石黒邑会報誌「さわらび」22号の紹介
 ふるさと石黒の雪も漸く目に見えて減っております。現在4/7上石黒の残雪は130㎝、板畑では250㎝とのことです。今後、気温の上昇に伴い融雪は加速していくかと思いますが今のところ、例年に比べてかなり多いようです。
        NPО石黒邑活動拠点「田中」を望む
              残雪の板畑と黒姫山
 
 NPО法人石具邑の会報誌、「さわらび22号」を紹介します。左の縮小画像をクリックしてご覧ください。
 NPО法人石具邑は設立以来、精力的に活動を展開されております。石黒応援団にも多くの方々から入会いただき、現在98名の皆さんから温かいご支援を頂いております。ふるさと石黒の在住の方の数は年々、容赦なく減少していきますが、応援団の皆様からも一人でも多く足を運んでいただき地域の活性化に一層のお力添いを御願いする次第です。
 ※現在までの活動活動一覧表

 さて、先般、お知らせしました門出地内での道路の崩落はその後、崩落範囲を倍増しているとの事でありますが、今後の気温上昇に伴う融雪による現場の状況の更なる変化が心配されます。
 なお、近隣の上越市大島地区でも道路の崩落が発生しているとのことですが、地すべり地帯の多い高柳町では今後も同様な災害の発生が心配されるところです。
 ともあれ、雪消えを待っての本格的な調査と復旧工事の計画、工事の開始までにはかなりの時間を要するように思われます。一日も早い復旧が待たれます。
  情報提供 大橋国生(写真)  田辺朝男  中村稔





   門出地区で県道の一部(長さ20m、幅10m)が崩落する
 本サイトをご覧くださっている皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
 一昨日は夏日、今日は一転して雪マークという極端な陽気の変化に驚いております。今朝(3/29)は、板畑で5㎝、上石黒で2㎝の降雪とのことです。
 現在の残雪は上石黒で162㎝、落合190㎝、板畑では250㎝です。今冬の雪は気温が低かったせいか、石黒で「綿雪」または「ほうと雪」と呼んだ層があり雪が溶けにくいとのことです。

 さて、去る25日に県道荻ノ島~門出間(門出入口付近)で大規模な道路の崩落があり、現在復旧の見通しが立っていない状況です。幸い怪我人はなかったのですが、道路沿いに埋設されていた上水道管が損傷しました。そのため、門出、中之坪、田代(81世帯・172人)は断水となり、給水所を設置して対応しています。また、市役所高柳事務所のある岡野町に行くには、石黒方面で353号線へ入り、別俣経由で252号線に出て岡野町に至るというコースで40分ほどかかるとのことです。
 とくに、門出、田代の皆さんにおかれましては、さぞかしご不便のこととお察しいたします。一日も早い復旧を願っております。
 寒暖の差が驚くほど大きいこの頃ですが、皆様におかれましては健康安全に留意されてお過ごしください。

          道路崩落現場の写真-1
 
            道路崩落現場の写真-2
 情報提供 大橋幸夫(写真) 柏崎日報  中村稔  田辺朝男

※追情報4/5
 崩落の範囲はその後徐々に拡大して、4/4現在長さ幅ともに40mに達している。復旧の見通しは立たず、今後通行止めは長く続く事になりそうです。(編集会)





    ふるさと雪情報-例年にない豪雪 2025.3.18

「石黒の昔の暮らし」をご覧くださっている皆様、如何お過ごしでしょうか。今日、3月16日、北陸地方は降雪との天気予報でしたが、幸い故郷石黒も降雪はなく曇りの天気であったとのことです。
 しかし、例年にない豪雪となった今冬は、除雪で大変難儀をされた方もおいでのこととお察しします。故郷石黒の最高積雪は、板畑が430㎝、上石黒が370㎝、落合が380㎝と近年にない豪雪となりました。今年は典型的な山雪で柏崎市街地は最高積雪がわずか25㎝でした。
 とはいえ、今年の2月5日から5日間ほど居座った寒波は、市街地でも一時的に視界が阻まれるほどの吹雪となりました。
 また、昨日3/17から今朝にかけて、石黒では思わぬ降雪があったとの情報と写真を頂きました。

    思わぬ降雪-板畑旧分校前  撮影 大橋国生

 市内周辺の刈羽、西山でも小雪がちらついて屋根が白くなったとの情報もあります。しかし、中山峠の道路沿いの斜面ではネズミザクラ(マルバマンサク)の花が見られるとの情報もいただいております。
 明後日は彼岸の中日、これから春へ向けて季節はまっしぐらというところでしょう。
 皆様、季節の変わり目、体調を崩すことのないよう留意されてお元気でお過ごしください。


          上石黒集落センター付近

         下石黒集落入口、屋号「西」付近から
 情報提供 大橋国生(写真) 大橋幸夫  中村稔  田辺朝男

追伸 本文の発信作業をしている今(3/19)、市街地は湿った雪が降っている。庭の芝の上は真っ白だ。板畑の中村稔さんに電話をすると、今朝から10時までの降雪は15㎝だという。だが、スマホの天気予報をみると明日の後半から25日までお日様マークが並んでいる。その後も、お日様マークが断続的に見られる。どうやら彼岸後半から本格的な春の陽気となりそうだ。






    地区の除雪隊の皆さまに石黒邑の田辺須磨子さんより
  感謝のお便りです 2025.2.21

今年は大雪となり、除雪隊の皆様には休む間もないほどに、集落内の除雪作業にご尽力いただいております。おかげ様で道路は安心して通ることができ、個人で除雪が追いつかないところも細やかに対応していただいております。おかげで豪雪の中でも安心して生活できることを心から感謝しております。
 この先もどうか健康と安全に留意され、作業にあたっていただきたいと願っています」

「私たち石黒邑も、2月15日に農家民宿「田中」の雪堀りをしました。おりよく晴天に恵まれよかったですが疲れました。皆さん御苦労さまでした。」
(下写真)
    

 
 
 
情報提供 田辺須磨子





 大雪、漸く止み暖気となる。近年にない道路の雪の壁。 2025.2.13

 皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
 先般の大雪には驚きましたが、その後は寒気もゆるみ日中、青空も見える比較的穏やかな天気が続いています。
 先ほど、石黒地区集落内の除雪を担当されている方より、現在の雪の写真を頂きましたのでご紹介します。写真は、上石黒地内の国道353ですが両脇の雪の壁がかなり高くなっていますね。
 今日2/13の積雪は、板畑380㎝、上石黒265㎝、落合295㎝とのことです。 ちなみに、お隣の鵜川地区の積雪は230㎝で石黒より若干、少ないようです。希に石黒の方が少ない年もありますが、大抵、石黒地区が多いようです。
 なお、石黒地区内の道路除雪は、国道と県道は土建業者2社が、集落内の小路は石黒在住の3人の方で組織した除雪隊で行なわれております。

 いよいよ、2月も中旬となりました。下旬に入りますと雪虫が見られるようになり、春の気配が感じられるようになります。
 皆さん、どうぞ健康安全にご留意されてお元気でお過ごしください。

    上石黒の屋号シンタク付近より岩屋方面を望む
        両側の雪の壁が高い国道353号線-1
      両側の雪の壁が高い国道353号線-2
 情報提供 大橋国生(写真)  中村稔  田辺朝男  大橋幸夫 



 今冬一番の寒波襲来、警報級の大雪となる。 2.6
     
※10日の「石黒地区雪まつり」は中止となりました

 1月末から今月の3日まで晴れ間のある天気が続きましたが、4日から一転して警報級の連日の大雪となりました。
 ふるさと石黒の積雪量は6日現在、板畑は330㎝、上石黒235㎝、落合267㎝とのことです。雪の降り方も近年にない猛吹雪で視界を遮るほどの荒れになりました。この度の雪は1日の降雪量も勿論ですが4日から始まった寒波が未だ続きそうで驚いています。
 また、風が強かったことで山雪となり、ふるさと石黒方面の積雪が多くなったようです。一方市街地の方は今のとこ30㎝ほどの積雪です。
 今、本文を記載中にふるさと石黒の今朝の積雪量を送っていただきましたのでお知らせします。今日7日現在の石黒の積雪は、
 板畑-350㎝、上石黒-270㎝、落合-300㎝。とのことです。
  なお、天気予報では
、寒波は今後も月曜日まで続き警戒が必とのことから、
10日に計画されていた「石黒地区雪まつり」中止とのことです。
 どうか、皆様除雪に当たっては安全に注意され事故のないよう、また、インフルエンザなどが流行っているようですが健康にも十分ご注意されてお元気でお過ごしください。


            石黒簡易郵便局前コう
              上石黒 屋号「こだ」前
            落合集落 屋号「じへえ」前
           落合集落 屋号「じへえ」家屋後方
    雪に覆われた落合川の川面-先方の橋は旧落合橋
      除雪前で雪に覆われた家屋の様子-板畑
            板畑-高い道路の雪の壁
     柏崎市街地は風が強かったせいか積雪は少ない
 情報提供 中村稔 田辺朝男 田辺須磨子 大橋幸夫





          ふるさと石黒の雪情報   2025.1.11


 このところ、日本海側に寒波が居座ったような状態が続き大雪の報道が多いようですが、皆様のお住まいの地方は如何でしょうか。一年前の地震の被害を受けられた皆様におかれましては、さぞかし厳しい冬であろうとお見舞い申し上げます。
 さて、ふるさと石黒は海側からの風が強かったため、山沿いに多いいわゆる山雪となり例年に比べ大雪となっています。 ちなみに、2年前に国道8号線の大渋滞で自衛隊が出動した我が家の前の8号線も現在は殆ど雪はありません(左写真)。
 その時の雪による渋滞の様子は、その後、毎年冬の天気予報で豪雪の災害例として放映されており、つい先日も目に留まりました。
 この年(2022年)は典型的な里雪で当日12/19の朝、市街地の降雪が56㎝、積雪が56㎝、(石黒では降雪62㎝、積雪75㎝)でした。市街地は19日も降り続き20日には積雪100㎝を越え災害救助法が発令されたのでした。
 さて、現在1/11の積雪は、上石黒153㎝、落合150㎝、板畑240㎝です。(下写真) 本サイト「石黒だより」2024によりますと、昨年の1月15日の積雪は上石黒65㎝、板畑120㎝で今年の半分以下です。
 これから、本格的な降雪期となります。皆様、どうぞ除雪等での事故、また、流行が危ぶまれているコロナウイルス、インフルエンザ等、健康安全に留意されて元気でお過ごしください。
 
          上石黒 屋号「こだ」前
            上石黒 消防団自動車車庫前
            落合集落内-1
            落合集落内-2
       屋号「さんえん」の脇道路より黒姫山を望む
            集落の積雪の様子

情報提供 大橋幸夫 田辺須磨子 田辺朝男 中村稔
  NPО法人石黒邑会報「さわらび21号」の紹介


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  ご覧ください。
 
東結子さんから年賀状を頂きました 2025.1.1 




茨城在住 東結子   2025.1.1 
      新年のご挨拶とふるさと石黒の様子  2024.1.1

   HP石黒の昔の暮らしをご覧くださっている皆様、あけましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
 1年前の能登半島地震から丸一年、未だ復興半ばで御不自由な生活の中で元旦をお迎えの方もおいでの事と思います。どうぞ健康安全にご留意してください。
 さて、ふるさと石黒は、暮れの28日から29日の朝にかけてまとまった降雪となり、板畑では190㎝にまで達しました。その後は天気予報とは異なり陽気がゆるみ雨となりました。そして、大晦日から元旦にかけては、冬期には珍しい晴天です。ちなみに、元旦の積雪は上石黒75㎝、板畑160㎝、落合120㎝とのことです。
 
 
 ふるさと石黒は、年々過疎化と高齢化のため戸数と人口が減少し極限に近づいております。現在の各集落の戸数(冬期の戸数)は、上石黒8(6)戸、下石黒4(3)戸、寄合4戸、落合3戸、大野2戸、居谷2(1)戸という実態です。
 しかし、そんな厳しい状況の中で住民の皆さんは頑張っておられます。 また、15年前に結成された「農事組合法人-石黒」、さらに6年前に発足したNPО法人石黒邑」など活動を継続されていることに敬意を表しております。「NPО法人石黒邑」の活動内容等については本欄の下記会報「さわらび」でも紹介しておりますのでご覧ください。

   編集会 大橋寿一郎    写真提供 大橋幸夫
 
 
 新年のご挨拶    2025.1.1 

  
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