ミドリヒョウモン | |
暮らしとの関わり 秋のころに道端のミヤマケナシシシウドやオトコエシやクリなどの花によく見られるチョウである。時には一つの花に4、5匹が寄っていることもある。 メスグロヒョウモンかウラギンヒョウモンかの区別は遠目で出来ないが、初夏にリョウブの花にも、無数のヒョウモンが群がっているのをよく見かける。 (写真上2005.7.8居谷 右上2005.7.5上石黒) 交尾するミドリヒョウモン 写真2009.6.25下石黒 |
解 説 タテハチョウ科 北海道から九州まで広く分布する。 はねの開帳は65〜70o。暖地では5月下旬、寒冷地では7月に入ってから出現。 酷暑期には姿を見せず涼しくなると再び姿を見せる。(夏眠と移動の2説がある) 幼虫の食草はスミレ類でスミレの生えている近くの木や石に産卵する。卵または幼虫で越冬。 ヒョウモン類は多く区別の難しいものもあるが、ミドリヒョウモンは前ばねの三本の黒いスジがくっきりと鮮やかで太いことによって区別できる。(写真上右下)→拡大写真 メスは地色が緑色であることが名前の由来である。
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