イチモンジセセリ | |
暮らしとの関わり 石黒では普通にみられるようだ。 昆虫図鑑によれば、オオチャバネセセリに似ているが後翅の白い斑紋が一列であることで区別できるという。 確かに写真で比較してみるとオオチャバネセセリの方はジグザグな並び方であるようだが、正直なところ本篇に掲載しているオオチャバネセセリとでは相違点が明確ではないように思う。2015.7.12撮影の個体も白い斑点の並び方を確認できずに逃げられてしまった。 また、「オオ」が名前につくからには形も大形であろうと思ったりしている。 ご指導をお願いしたい。 写真2006.9.21下石黒 上から見た様子 写真2015.7.12剣町 横から見た姿-1 写真 2015.7.12 剣町 横から見た姿-2 写真 2022.7.10 松美町 (花−オオマツヨイグサ) |
解 説 セセリチョウ科 北海道から九州まで分布。 前翅の長さ20mm。 土着は関東より南と考えられている。南の発生地から飛んできたイチモンジセセリは柏崎・刈羽で2〜3回発生を繰り返していると思われる。 成虫は6月下旬〜11月までみられる。後翅の白い斑点が一列に並んでいるのが特徴。ヒメジョン、アザミなどに群れて吸蜜する。 夏以降地域によっては大発生して大群で移動することが観察されている。 幼虫は、イネ科などの植物を食べ、稲の害虫として知られている。幼虫で冬を越す。 名前の由来は後翅のり斑紋が一列に並んでいることによる。 (参考文献−柏崎・刈羽のチョウ) 頭部拡大 写真2015.7.12剣町 |