松之山郷石代御願書控帳 (大橋一成家文書) | 用語の手引き |
松之山郷 ○石代 ○物成 ○皆金納 |
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○恩沢 ※高値段→特に米の値段を指す。金納の場合は納金額が増える。 ○旱損 ○破免御検地 ○引方 ○夫喰 ○貯穀 ○連々 ○違作 ○安石代 ○御沙汰→ここでは安石代願いの不認可の通知 |
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○一統 ○冥加 ○利解→理解 ○趣 ※承伏→承服 ※去丑年地震は弘化4年3月24日の善光寺地震 ○弥増 ○小前 ○村役人 ○重立 |
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※里方→ここでは山方の対語としての意味 ※ここでの9月は旧暦であり、新暦11月下旬にあたる。 ※畑勝り→田に比べて畑が多いことを指す。しかし、この言葉の意味するところは山地で田が極端に少ないことを伝えたもの。 ※山越え谷超えの田畑耕作→当時の作場は家から徒歩で1時間以上離れた所にあることは珍しいことでなかった。→石黒村の遠山作場 ○稗 ○縮糸拵え ○他国稼 ○縮布 ○下直 |
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○御免 ※御割り→年貢割り ○小前 ※添え方→力を貸して解決する方法の意味か ○御触 |
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※詮方敷閑と読みたいところであるが読解できない。 ○郡中惣代 ※川浦→川浦村-現在の三和村の大字。江戸期、頚城郡・魚沼郡地方を支配する代官所がおかれた。また、明治元年には柏崎県川浦民生局がおかれた。 才覚 ※熟作という言葉は辞書には見当たらないがここでは普通の作柄のことであろう。 ○開発(かいほつ) ○石代 ○未度 ※藤原新田→魚沼郡藤原村のことか。藤原新田という地名は見当たらない。 ○松代村 ○出府 ○代官 |
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※文頭の孑は寅の異体字 ○連印 ※村々三役→各村の百姓代、組頭、庄屋。 ○江戸表 |
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読み下し文・用語手引き文責 大橋寿一郎 |