クマイチゴ | |
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暮らしとの関わり 石黒ではモミジイチゴやナワシロイチゴに比べて少ない。しばしば見かけても果実のついた木には滅多に出会わない。 下石黒では、子どもの頃に食べた記憶のない人が多い。クマイチゴより味のよいナワシロイチゴやモミジイチゴが身近に多くあったためであろうか。 先日、めずらしくよく実のなったクマイチゴの木にであった。→下写真 (上写真2005.7.11板畑 右上2005.7.11大野) 群生 ![]() 互生する葉 ![]() 撮影日2005.7.11下石黒 つぼみ期 ![]() 花拡大 ![]() 撮影日2009.5.14落合 稀に見る良好な結実 ![]() 撮影日2010.7.15落合 ![]() |
解 説 バラ科 北海道から九州の日当たりの良い山地の林縁や荒地に生える落葉低木。 茎は直立して1〜2mで太いトゲがある。 葉は互生して〔左写真〕形は3〜5裂し長さは6〜10cm。 初夏に枝の先に小さな白い花がつく。ガクは5個内側には軟らかな毛がありビロード状。花弁は5個で卵形。質は硬く、花弁同士の隙間が広い。(左下写真〕。雄しべは多数。 果実は直径1pほどで角果が集まったつくりで、ナワシロイチゴに似ているが味は甘みに欠ける。 名前は山奥に生えるため熊が食べるイチゴという意味。 葉の形 ![]() 幼苗 ![]() 軟毛の密生するガク ![]() 果実 ![]() 撮影日2005.7.11下石黒 |