ヤマニガナ | |
暮らしとの関わり ヤマニガナは、石黒では林の縁などでたまに見かける。 アキノノゲシとともに、子供のころに飼いウサギのエサに採ったが、ほっそりとしていて葉も少なく足しにならなかったことを覚えている。 上の写真は寄合集落外れの風張り入り口の橋の手前で撮ったものである。 はじめ、ミヤマアキノノゲシではないかと思ったが下部の葉が羽状になっていることや葉柄の基部が耳たぶとなって茎を抱かないこと、葉裏の脈状の毛などからヤマニガナと同定した。 写真2007.7.8寄合 葉裏脈状の毛 写真2007.7.8落合 全体の姿 写真2008.6.27下石黒 |
解 説 キク科 北海道から九州の山地の林縁に生える越年草。 茎は中空で直立して60〜150p。 葉は表面深緑色、裏面はやや白色を帯び脈上に毛がある(左下写真)。長さ10〜15p。葉形は変化に富み下部の葉は羽状にとなる(下写真)。下部のはには長い柄がある。切ると白い乳液がでる(上写真)。 花期は8〜9月。アキノノゲシに似た径1p程の黄色い花をつける。舌状花は10個くらい。 冠毛は汚白色。そう果は長さ3.5〜4o。 名前の由来は山に生えているニガナの意味。 羽裂する下部〜上部の葉形 写真2007.7.8落合
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