トダシバ
らしとの関わり
 トダシバは、石黒ではしばしば目にする、大形の雑草一つである。
 しかし、カヤヨシなどのような利用価値もなく、群生することも少なくなく牛馬の餌にもならない雑草であった。
 上の掲載画像については、トダシバとの同定に不確実な点があるので、今後、実地で再確認したい。
本ページご覧になったお詳しい方の御指導を仰ぎたい。

写真2005.9.29下石黒


        小穂拡大

写真2009.10.14寄合

           草全体の姿

写真2009.10.14寄合
解 説
イネ科
 北海道から九州まで各地の至る所の道端や草地に見られる多年草
 根茎は横にはって硬い。
 茎は直立して硬く、高さ60〜130pで少数の節がある。葉は線形互生し長さ30p前後、幅は1pほどで毛がある。葉鞘や葉には毛がある。
 花期は8〜10月。花は円錐形で長さ10〜30p。小枝に緑色や紫色を帯びた小穂をたくさん付ける。
 名前の由来は埼玉県戸田原に多かったことによる。別名バレン(馬簾)シバ。



       稈の毛
写真2009.10.14寄合

         葉鞘

写真2009.10.14寄合

      全体の姿
写真2009.10.14寄合