シロツリフネ
暮らしとの関わり
 シロツリフネは石黒でも極めて希にしか出会わない。
 上記の写真は下石黒で撮った。
 石黒では現在(2007.9.)では赤花〔ツリフネソウ〕が最も多く次に黄花〔キツリフネ〕である。白花は希であり2箇所しか確認していない。
 ある図鑑によると白バナの矩は太く短いと記されているが実際比較してみるにそのようには見えない。むしろ黄花の矩が短いように見られる。参考写真→クリック
 その他、時にはピンク色のツリフネソウに出会うこともある。〔右下写真ピンク色のツリフネソウハナの花〕

 2010年現在、かつての自生地には全然見あたらない。農道沿いであったので除草剤散布で絶えてしまったのであろう。
 今後、しばらくは石黒では出会うことができない懸念があるので右の参考画像を掲載した(2014.3.1)。→参考画像
(写真2007.9.23 下石黒)


            花のつきかた

写真2007.9.23 下石黒

      ツリフネソウと混生するシロツリフネ

写真2007.9.23 下石黒

       シロツリフネの果実

写真2007.10.2 下石黒

                 花期
写真2007.9.23 下石黒
解 説
ツリフネソウ科
 北海道から九州の湿ったところに生える一年草。ツリフネソウの白花品。
 茎は淡緑色、下部はやや淡褐色を帯びる〔下写真〕。高さは50〜80cm。節がふくらむ。(ツリフネソウと同形)
 葉は互生〔下写真〕、長さは5〜15cmで、縁に小突起のある鋸歯がある。(ツリフネソウと同形)
 花は白色で長さ3〜4cm。花の奥の管の部分に蜜があるため虫たちが奥まで入ろうとすると虫を包み込む状態になり花粉が虫の背中に付く仕組みになっている(ツリフネソウと同形)。

 

         花

写真2007.9.23 下石黒

   ピンク色のツリフネソウ

写真2007.9.16 寄合

     葉のつき方
写真2007.9.23 下石黒