オオジシバリ
暮らしとの関わり
 石黒ではオオジシバリは少ない。昔(1945年頃)、筆者が子どものころお盆前の草取りで格闘したのはオオジシバリではなくジシバリであった。庭の他の草のない地面一面に張り付くように群生していて厄介な雑草であった。オオジシバリほどの丈があればもっと取りやすかったと思う。当時、オオジシバリは他の草の生えた田の畔などでよく見られた。 
 しかし、今は除草剤が撒布されるようになったせいかたまに見かける程度である。
 しかし、時には、放棄された畑などにオオジシバリ大群生に出会うこともある。→参考写真
 
写真2007.5.24 寄合

       水路の縁に咲くオオバシバリ

 写真2021.5.11 新田畑

       
  雄しべと雌しべ

写真2007.5.24 寄合

        葉の形と花のつきかた

写真2010.6.5 下石黒

        一株の葉と花

写真2010.6.5 下石黒

     田の畔に生えたオオジシバリ

写真2010.5.19 上石黒

解 説
キク科
 北海道の西南部から沖縄までの田畑や道端に見られる多年草。地表近くに走出枝〔そうしゅつよう−ランナー〕をだして盛んに繁殖する。
 葉は倒皮針形またはヘラ形で(左下写真)、長さ7〜35p、幅1.5〜3pほどでジシバリより大型で立つ傾向がある。基部は次第に狭まって葉柄となる〔左上写真〕。下部はしばしば羽状に切れ込む。
 花は4〜6月に咲き、花茎は高さ15〜20p。2〜3回分枝して先端に黄色の舌状花からなる直径3pほどの頭状花を1〜5個ほどつける〔上写真〕総包の長さ長さ12〜14ok
総包内片は8個ほど(下写真)。舌状花は20〜30個。頭花はジシバリに比べてやや大きい。
 そう果につく冠毛は純白色(下写真)
 名前の由来は大形のジシバリの意味。



   しばしば下部が羽状
写真2010.6.5 下石黒
     
     つぼみの頃



   総包と8個の内片

写真2008.7.2 下石黒

    そう果と冠毛

写真 2008.7.2 下石黒