キタテハ | |
暮らしとの関わり 石黒でもしばしば見かけるチョウである。石黒にはカナムグラは少ないがカラハナソウが多いので幼虫の食草は豊かだ。姿はシータテハとよく似ている。成虫で越冬する。 飛び方ははねを動かさずにグライダーのように飛ぶ。枯れ葉にとまるとはね裏は茶色で地味である。 昨年秋に道に落ちた熟れた柿にとまっている姿を見た。 〔写真2007.11.8 下石黒 右上2007.10.5 右下落合2006.11.11下石黒〕 セイタカアワダチソウに集まるキタテハ 撮影2009.10.23寄合 |
解 説 タテハチョウ科 北海道南西部から九州に分布。 年に2〜3回発生。はねは縁に先のとがった切れ込みがある。切れ込みは秋型の方が深い。雄雌の紋様の違いはほとんどない。 はねの地肌は夏型が黄色っぽく秋型はオレンジ色にちかい濃い色。 秋に羽化したものは成虫で越冬し、春に幼虫の食草カナムグラなどに産卵する。 名前の由来は、はねの表面の地色が黄色いことによる。 横下から見たキタテハ 撮影2009.10.23寄合 早春の個体 2020.3.13 撮影-長谷川 市街地周辺
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