エゾスジグロシロチョウ | |
暮らしとの関わり モンシロチョウはキャベツの強害虫で昔から嫌われたが、エゾスジグロチョウも混同されて見られてきたであろう。 飛んでいる場所が山道の日影などが多いこととモンシロチョウよりやや大型で黒い筋があることなどで注意してみると区別出来るのだが・・・。 また、野菜栽培と共に大陸から渡ってきたモンシロチョウとは食草も違う。もともと日本に住んでいたスジグロチョウの食草は野草のイヌガラシなどである。 上の写真は、交尾を求めているようにも見えるが、実は雄に対し雌が腹を突き上げて交尾を拒否している姿である。。 〔写真2005.7.11板畑〕 ビデオ資料-スジグロチョウの産卵 産卵の様子 写真2019.6.12 田塚 |
解 説 シロチョウ科 日本全国の山地や市街地に広く分布する。 羽の開帳は5.2〜6p。羽の脈に黒い筋があり基部には黄色い紋がある。(上写真)雄は強烈な香気を発する。 モンシロチョウが明るいところを好むのに対し日影を好む。 餌はイヌガラシやタネツケバナなどの野生のアブラナ科植物。 幼虫はモンシロチョウと酷似。
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