一合マス     
 一合マスは、穀類の粉や塩などを量るために主に使われた。ソバ作り時や漬け物など仕込みで塩を量るために使われたが、一般の家では、一升マス五合マスほど使われる頻度は多くなかったであろう。
 現代とは異なり当時〔昭和中期まで〕は7人から10人ほどの家族の家がほとんどであったので、炊飯時の米の計量は一升マスと五合マスが主に使われた。