頼母子取極儀定帳 (大橋一成家文書) | 用語の手引き |
○儀定帳 ○頼母子講 ※発起人→各頼母子講には必ず1人若しくは数人の発起人あり之を親又は親方と呼ぶこともある。 |
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※連中→講を組織す其の組合員を講衆叉は衆中のことであろう。 ※親→発起人、あるいは数人の講員の身元保証人のような存在であろう ※籤金→当選叉は落札 したる金銭(取足)を指す ※積金→毎会特定の金あるいは穀を納める義務あり、これを指すものと思われる ※茶代→講会ごとの雑費。講の構成員の親睦を図ることも相互信頼を確かなものにするために大事であったであろう。茶代とはいえ酒肴も出たようだ。 ※1両→4分・1分→4朱 永250文=1分 永1貫文=小判1両 で計算すると以後記載と一致する。 |
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※一会→1会目の集まり→1回に同じ。1番講 ○見立て ○積金 ※前籤→くじ引き・抽選 ※「籤金の内にて元利受取申すべく」→籤金と利息を受け取ったものであろうか |
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※講行→こうぎょう→講の運営 ※入札→講員は各自、その時の状況を考えた上で、落札するために既定の総額以下の金額を書き込んで入札する。 そして、最も低い金額を書き込んだ人が、その回で金額を借りることができる。 同時に、その入札で落札した金額がその月の全講員合わせた積み立て総額となる。 いわば、その月の落札額が所定の集められる金額の総計より2割少なければ、講員1人当たりのその回で納める掛金も2割低くなるという仕組み。 しかし、落札者は所定の掛金総額(つまり落札金額の2割増)を払い込まなければならない。 ※基本的には、上記の内容の儀定であろうが、本古文書を、筆者には正しく読み取り意訳する読解力は今のところこはない。頼母子講そのものについての学習も必要である。 今後、学習を重ね再度。読解に挑戦したい。 |
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※満講→まんこう→講が終了すること。 | |
○小池村 ○違作 ※宿入金→宿引受人に支払う金銭のことであろむう・ |
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○寺田 ○浦田 ○儀明 ○蓬平 ※干ケ峠→不明 ○諏訪峠→小池村 ○石畑→小池村 |
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○莇平 ○木和田原村 ○中野 ○尾神 ○仙納 ○小貫村→小池村 ○蒲生 ○峠 |
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○田麦 |
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読み下し・用語解説文責 大橋寿一郎 |