永代屋敷引替え証文の事      中村治平家文書  用語の手引き
  永代


実証


埒明


明和5年


〇左原文※印の文字「置」の下部の「一」が欠けている。そのため「所」に見えるが、前後の文面から、また識者の指導も受け、「置」と解読することにした。
 
     永代屋敷引替申す証文の事
 右屋敷 此の度孫衛門屋敷と引替
 下され候所実正に御座候 此れ以後何角と
 申す者御座候はば此の証文を以って埒明け下さるべく候
 右の屋敷少し成りともかまいて御ざ
 なく候 其の為証文仕り置(※「所」に見えるが)き申し候 依って件のごとし
    明和五年子八月   屋敷引替
              もらいら人
             当村 孫左衛門
             同  清兵衛
        同 庄屋治兵衛様
 
  原文読み下し・用語の手引き文責 大橋寿一郎