ヤマナラシ | ||
暮らしとの関わり ヤマナラシは石黒では所々にみられる。田のそばに植えられたポプラ木に似ているが、ポプラが竹箒状に上に伸びるのに比べ、ヤマナラシの木は枝を広げて伸びる。 上の写真は大野地内の元屋敷に生えている大木である。 ヤマナラシの風に鳴る音は意識して聞いたことはないが、風が吹くと葉がよく揺れる様は印象に残っている。 葉が、よく揺れる原因は右下の写真のように葉柄が縦に偏平のことによる。 〔写真2007.10.15 大野〕 夏のヤマナラシ 写真2006.7.25 大野 落葉後のヤマナラシ 写真2008.11.12 大野
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解 説 ヤナギ科 北海道、四国、九州の山地帯の荒れ地に好んで生える落葉高木。 樹高20mにも達する。樹皮は緑白色で老木になるとソロバンの珠状の裂け目ができる。〔上右下写真〕 葉は単葉で互生し卵形または菱形。長さ4〜8p。幅は3〜7p。表面は緑色、裏面は白緑色。葉の縁の鋸歯は波状。若い葉と葉柄には長い絹毛が密生している(下写真)。 花期は3〜4月、花は葉より早く、長さ5〜10pの尾状で下垂する。 果実はさく果で熟すと裂けて白毛のついた種子を飛ばす。。 名前の由来は風が吹くとさわさわと音を立てることによる。 ノコギリスズメの食樹。 若葉の柄の絹毛 写真2006.7.25 大野 縦に偏平な葉柄
写真2006.7.25 大野 |