サクラタデ

暮らしとの関わり
 石黒ではシロバナサクラタデと同様少ない植物の一つである。上の写真は寄合の釜坂下の放棄田の中で撮った。快晴の午後で西陽に映えたサクラタデの花は美しかった。→参考画像
 シロバナサクラタデに比べて若干花が大きいように思う。
 掲載にあたって調べると、雄花であることが分かり、雌花を撮影に2年前の記憶をたどって訪れたが出会うことはできなかった。是非探し当てたい。
 牧野植物図鑑に「ハナタデについで花が大きいタデ」とあるがハナタデよりもサクラタデの方が大きいように思うのだが・・・。
 サクラタデは雌雄異株であるが、本頁に掲載したものはすべて雄株のようだ。

上写真2007.9.30寄合


        穂状になって咲くサクラタデ(雄株)

写真2007.9.30寄合  
    
 下面の腺点と脈状の毛       ガク片の腺点
写真2007.10.6寄合 写真2007.9.30寄合

      雄花・長い雄しべと短い花柱

写真2007.9.30寄合

                花期
写真2007.9.30寄合

    
解 説
タデ科
 北海道をのぞく全土に分布。水辺に生える多年草雌雄異株
 根茎を地下にのばしてふえる。茎の高さは50〜70p位で枝分かれは少ない。無毛で円柱形で節がややふくらみ太い(下写真)
 葉には柄があり互生、葉は細長く先は尖る。脈上には細毛があり下面には腺点があり〔左写真〕
 
さや状の托葉の縁には長い毛が並んで生えている。(上写真)
 花期は8〜10月。枝の上に長い穂状の花穂をつくり淡紅色の美しい花をつける(左下写真)
 ガクは5個に深く裂け長さは5〜6o。花弁はない。ガク片には腺点がある(左下写真)
 雄しべは8個、子房は卵円形で花柱は3個。雄花には長い雄しべと短い花柱があり、雌花には長い花柱と短い雄しべがあり花がすむと結実する。
 そう果宿存ガクに包まれ3のある卵形。
 名前の由来は花の色が淡紅色でサクラに似ていることによる。




     ふくらんで太い節
写真2007.9.30寄合

          葉
写真2007.9.30寄合

  葉裏の腺点と脈上の細毛
写真2007.9.30寄合