初冬に見られたコシジシモツケソウの花
 
 「返り咲き」とか「狂い咲き」と呼ばれる現象であろうが、夏に干ばつが続いたり、虫害などで葉を失った後に、秋に温暖な天候が続くと起こりやすいと言われている。
 下の写真を観るとシモツケソウの周囲には
トリアシショウマケナシミヤマシシウドタヌキランオオバギボウシ、夏緑性のシダ等がある。その回りにオオヒゲノカリヤスモドキが群生しているので、とくにそれが防寒の役目を果たして返り咲きを促進したのではないだろうか。
撮影 2011.11.29 下石黒タキノフチ地内の石黒川城山側斜面