アメリカフウロ
 石黒では未だ出会ったことはないが、今後は留意して観察したい。
 市街地周辺でも昨日(2015.5.31)に初めて出会ったが、以前に目にしながらもゲンノショウコと思い見過ごしていたのかもしれない。
 昨日見た個体は、道端の水路の両側に生えていたものでほとんどが赤味を帯びていた。WEB上のデータによれば痩せた土地ほど赤味が濃いとのことである。
 また、ゲンノショウコに似るが特に薬効はないといわれている。一方、トマトやジャガイモなどの立枯れ病の防止に有効との情報も見られる。
 渡来の歴史は浅く、1932年(昭和7年)に京都市伏見区深草で発見されたといわれている。いまは、西南地方などで麦など冬作物畑の害草となっていると聞く。

写真 2017.5.16 田塚


              薄紅色の花
写真2017.5.16田塚

         果実の付き方と赤味を帯びる葉

写真2015.5.31藤井

               群生
写真2015.5.31藤井

       音符のような形の果実(5個の分果)

写真 2017.6.10 田塚


解 説
フウロウソウ科
 北アメリカ原産の帰化植物。一年または二年草
 本州、四国、九州、沖縄の畑や道端などによく見られる。
 高さ10〜40p。 基部からよく分枝して繁る。茎や花序の軸には密に長い軟毛がある。
 葉は大きく3〜5裂し、それぞれの裂片はさらに分かれている。直径2〜7p。葉の縁は赤味を帯びることが多い。
 花期は5〜6月。枝先に枝分かれする花序を出して4〜10個の淡紅色の花をつける。
 果実は長さ2pほどあり、先端には5つに分かれた花柱が残っている。果実の基部には5個の種子があり熟すと袋が割れて跳ね返り種子を飛ばして散布する。(左下写真)



        根の様子

写真2017.5.16田塚

  葉の形と裏表の様子
写真2015.5.31藤井

      5個の分果
写真2015.5.31藤井

 毛のある果実と種子-2(拡大)

写真 2017.6.10田塚