ゴボウトガリヨトウ
暮らしとの関わり
 石黒では普通に見られる。
 畑の周りのタケニグサを取り除くときに折れた茎の中にいた幼虫を見た記憶がある。
 おそらく本種の幼虫だったであろう。その頃はタケニグサを毒草として嫌っていた自分は「たで食う虫も好きずき」とはよく言ったものという気がしたことを覚えている。
 幼虫の寄生したタケニグサは茎から茶色の糞が出ていることで分かる。

 

解 説
ヤガ科
 北海道から九州に分布。
 開帳14〜21o。成虫出現時期9〜10月。
 幼虫食草タケニグサハンゴンソウ、ジャガイモ、ゴボウの茎。
 幼虫の体長はやく40o。
 卵で越冬。