ツルタケ
暮らしとの関わり
 ブナ林の林床でよく見かけるキノコである。
 カバイロツルタケとの色の境目が明確でなく、上の写真も傘の色はどちらとも判定がつかないが柄の色の白さからツルタケと同定した。

〔撮影2006.9.29 落合〕

解 説
テングタケ科
 6〜10月に広葉樹林とアカマツ林の地上に生える。
 傘の径は5〜7p。生長すると平らに開き表面は灰色〜淡灰色。傘の外側半分ほどに溝線がある。
 ツバはなく基部に白色のサヤ状のつぼ〔上右下写真〕がある。
 食用とされているが、テングタケ科のキノコは数多くの近縁種、変種が認められ、未だその定義が定かではない。中毒死の危険が伴うので要注意。