タマシロオニタケ
暮らしとの関わり
 石黒ではブナ林などでしばしば見かけるキノコである。形がどこか日本離れした感じのするキノコである。
 分布は本州以南で日本の他は北アメリカ東部にしか確認されていない種といわれる。
 代表的な毒キノコで、致命的な毒性があるとみられる。

〔撮影 2006.9.29 上石黒〕
解 説
テングタケ科
 夏から秋にかけてブナナラアカマツなどの林内の地上に発生する。
 傘は径3〜7p。半球形からまんじゅう形となり更に水平に開く。表面の色は白色で多少褐色を帯びることもある。若い個体では傘の縁につばの破片が垂れ下がる。〔写真右上〕
 柄の長さは8〜14p。柄の基部が、写真のように急激にふくらむのが特徴である。
  猛毒。