ヘビキノコモドキ
暮らしとの関わり
 ブナ林の多い石黒では良く見かけるキノコの一つである。
 ヘビキノコモドキの「ヘビ」は、傘のまだらの斑点からヘビを連想させることによるものか。柄の紋様もマムシソウの茎を連想する。

〔写真2006.10.17 寄合〕
解 説
テングタケ科
アカマツコナラ、ブナなどの広葉樹の下に生える。
 傘は4〜12p。卵形→まんじゅう形→平らに開く。
 表面は灰褐色〜暗灰褐色で最初は黒褐色の小さなイボが密集している。傘が開くとひび割れ離れる。肉、ヒダともに白色。
 柄の長さは5〜15pで根本はふくらむ。〔写真右上〕ツバは上の方につき〔写真右下〕灰白色。
 
誤って食べるとタマゴテングタケと同様の症状の中毒を起こす。