ガンタケ
暮らしとの関わり
 石黒のブナ林の中でよく見かける。テングタケに似ていていかにも毒キノコの感じを受ける。
 テングタケとの区別は全体が赤っぽいことと、傷つけると赤褐色に変色することだそうだ。
 名前の由来は「雁茸」で「鶴茸」に倣ったものという説がある。

〔2005.8.24大野〕


解 説
テングタケ科
 アカマツ林やコナラ林、ブナ林にの地上に夏から初秋に発生。
 傘の直径6〜18p。まんじゅう形から平らに開き、その後反り返る。傘の表面は赤褐色で多数のイボが付着する。ヒダは白色、のちに赤褐色のシミができる。
 柄の長さは8〜24pで淡赤褐色。
 調理すれば食用となるが生食禁物。
 また、毒キノコのテングタケと似ているため要注意
。ガンタケは傷をつけると赤褐色に変色するので確認することが必要。