馬 荷 鞍   
 当時は牛馬は農耕の仕事と運搬に使われた、鞍は農耕用のものと荷物運搬用のものがあった。
 鞍は腹帯でしっかりと固定したが、新しい内はなかなかなじまずしっくりと馬の背が合うようになるには時間がかかった。
 荷物の付け方にも配慮が必要であった。特に重い米俵を左右に一俵ずつ1人でつける時は先ず片側に荷をつけて地面に、木の棒で支柱を立てておいて、反対側の荷をつけた。この棒を石黒では「テッコウ棒」と呼んだ。


資料→馬で堆肥、肥桶の運搬時に使用した用具