ツグラ     
  石黒では昭和20年代の初め頃まで使われていた。
 ツグラは藁製で底に灰を入れ、その上に藁クズを敷き更にその上にオシメを敷いて赤ん坊を三枚のツグラ巻きで包むようにして入れた。
 また、針仕事をしながら傍らに置いたツグラの中の子どもが泣くと、ツグラの下に火吹き竹を入れて置き揺り動かしたものだという。
参照→衣食住・他