真空管ラジオ |
昭和20年代初めは未だ村にラジオのある家は少なかった。 昭和22年から放送された「鐘の鳴る丘」の放送時刻になると子供たちはラジオのある家に集って聞いたものだ。 そして昭和20年(1945)後半から急速に普及したラジオは家庭の娯楽の中心となった。昭和27年(全国普及率約70%)に放送された放送劇「君の名は」は画期的なに人気番組となった。 さらにラジオ受信機も年々改良され「5級スーパーマジックアイ付」などが発売され性能も格段と向上した。 その後昭和30年代に入ると小型のトランジスターラジオが普及する一方、テレビ受像器が普及し始め真空管ラジオは姿を消した。 民具補説→四極国民型ラジオ |