物置

 から味噌桶   三本
 
 小桶      二本
 
 かめ      二つ

 たくわん漬   一本

 五分樽     二つ

 てなが     一つ

 きばち     〃

 はん切     二つ

 こし桶     二つ

 てけ      一つ


 
  

  

   物置〔住居の一間か別棟かは不明〕

 からみそおけ→空の味噌桶
       ※一年分の自家製の味噌の
        入れ物であるから大型

 こおけ→小型の桶   二本
  
 かめ→甕→梅漬けなどに使用した

 たくあんづけ→沢庵漬け

 ごぶたる→五分樽
     五分の意味は「半分」の意味で
     大きさを表わしたものか。不明。

 てなが→手長→長い取っ手の桶。
        主にすまし桶として使われた。

 きばち→木鉢→食べ物を盛る深めの大皿か。

 はんぎり→半切り
    ※たらいの様に底の浅い桶。
     大根など野菜を洗うときにも使った。
     石黒では「馬の半切り」という
     大型のものは、馬を洗うときに使った。

 こしおけ→こし桶→腰桶
     ※日本国語大辞典では「能、狂言、歌舞伎
      などの小道具で高さ四十五㎝ほどの桶で
      酒桶、茶壺などにも用いたとある。不明。
      

 てけ→手桶→取っ手のついた桶。現在のバケツの
       ように多様性にすぐれていた。
       下欄画像等資料参照 
画像資料→ 味噌桶 てなが  はんぎり  てけ
 -12-