差上奉御請書之事　　田辺重順家文書  用語の手引き
  〇請書 

〇石黒村

〇悪心

〇検見

〇小帳

〇御手当

〇年柄

〇心得方

〇村方

〇嘉永3年

〇奥印

〇郷士格

〇大肝煎
 　　　　差上奉御請書之事 一　米二十一俵也　石黒村 右村方の儀悪心相違もこれなく候はば 前もって検見願い出で小帳差出候上 指図を得べく候處その儀なく毎 度指し掛け御手当等願い上げ候は 不都合の次第に候え共当年の 処は先ず右の通り御手当下され候 以来御手当等願い出で候程の年 柄には検見願い出で申すべく候差し掛け 御手当等願い出で候ても取り用いこれ無く候 条屹度申渡し置き申すべく事 右の通り御手当下され置き有り難く 頂戴仕り候尤も以来心得方御 沙汰の趣村方一同承知畏み奉り候 これに依り御受け一札差し上げ奉り候 　　　　　　　　　　　　　　　不一 　嘉永三年戌年　　刈羽郡 　　　　　十一月　　　　石黒村 　　　　　　　　　　　　　　組頭 　　　　　　　　　　　　　　　卯左衛門 　　　　　　　　　　　　　　庄屋 　　　　　　　　　　　　　　　重左エ門 　　御代官所 　右御請一札差し上げ候に付き奥印仕り 　差し上げ申し候　以上 　　　　　　　　　　　　郷士格大肝煎 　　　　　　　　　　　　　　　山田禎助
 読み下し・解説用語文責　大橋寿一郎