Dおばなまつり
カヤの穂がこの頃(8月末)に出ると豊作だと言われている。この祭りが終わると稲刈りの準備とりかかる。

E二十三夜講
二十三夜にソバなどを食べて祝った。二十三夜塔がある。現在は行われていない。

F山の神
3月8日、筒に米をひいたものを入れて、山の神に供える。

Gその他
板畑には上記の他に「金比羅様」・釈迦堂などがある。


○共同労働
@カヤ場
最寄毎に
カヤ場を共同で管理・利用している。夏の間には草刈りなどをしてカヤ場を手入れ(カヤ場なぎ)をし、秋にカヤを刈る。刈ったカヤはカヤマルで冬を越し、春に村まで運び上げる(かやつぎ)。

A屋根葺き
4〜5月頃、職人を呼んで屋根をふく。このときに、最寄や組や本家分家の人々に手伝ってもらう(すきでま)。

B屋造り(やづくり)
家を建てること。村全体で手伝って家を建てた。材木は家を建てる者が負担し、手伝いの人には軽食(こびり)をだした。

法政大学学術紀行研究会高柳町調査報告(1975−昭和50年
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