板畑集落の熊野社、最後の祭り行われる 2024.4.15 去る15日に板畑の産土神熊野社の祭礼が、岡野町の大倉宮司を迎えて行なれました。 神事は村民5人と、2年前から嶽で長ネギ栽培に取り組む有志代表2人の計7人で執り行われました。 板畑の熊野社は創立年月日は不詳ですが、天和3年(1683)の検地帳が伝えられています。そこから数えると今から340年ほど前となります。また、御神体は、高柳町史によれば南北朝を下らないものとされており、その歴史の長さに驚きます。石黒地区では寄合の神明社と共に最も古い神社です。 さて当日は、神事後に今後の祭礼について話合いが行われました。実は板畑集落は現在4戸、7人でいずれも80才台の方々であり、来年は更なる戸数の減少が予想されるため祭礼を行なうことが難しい実情です。そんなわけで話合いの結果、今年度の祭礼を最後とすることになりました。 在住の人々はいうに及ばず、現在は他所にお住まいの方にとっても子どもの頃に親しんだ神社の存続が危ぶまれることは淋しいことであります。しかし、これが現在の限界集落石黒地区(居谷集落、大野集落、落合集落、下石黒集落など)の実態なのです。 したがって、このままでは数年後には各集落で社殿の維持管理も難しくなることは明らかであります。国も、「過疎地域集落再編整備事業」などの対策を打ち出しているようですが、故郷にも効力のある政策であることを願っております。 いずれにしても、故郷の神社はそこで生まれ子ども時代を過ごした私たちにとって、どこに住もうともかけがえのない産土神として心の中に生き続けることは確かな事と思います。 本サイトをご覧の皆様、気温変化が激しい時期でありますが、どうぞ健康安全に留意してお過ごしください。
NPO法人石黒邑「さわらび」18号のご紹介 2024.4.4. 漸く春らしい暖かい陽気となりました。ホームページをご覧の皆さまお元気でお過ごしでしょうか。NPO法人石黒邑のお便り「さわらび」18号が発行されましたのでご紹介いたします。 ※下写真クリックして拡大写真をご覧ください。 ふるさと石黒もフキノトウに続きスハマソウやキクザキイチゲ、ショウジョウバカマなどの花が咲きだしております。 例年では4月10日前後にブナの葉が開き始めるのですが、今年は2月の気温が例年より高く、その後3月の気温は例年より低かったことから草木の芽吹き開花は例年に比べて若干遅れている様です。 気温変動の激しい時節ですが、皆様どうぞ健康にご留意され過ごし下さい。
ゆめちゃん通信(石黒地区村おこし協力隊員たより)のご紹介 皆さん、お元気でお過ごしでしょうか。 今日ご紹介する便りは、昨年9月に赴任された石黒地区村おこし協力隊員加藤夕恵さんのお便りです。※画像クリック 故郷石黒地区は過疎化高齢化にともない、現在、戸数30軒人口54人にまで減少しております。そんな中、何とか地域の活性化をはかろうと平成22年(2010)に農事組合法人石黒が、令和元年(2019)にはNPО石黒邑が発足しました。 そして、今年の9月に村おこし協力隊員の加藤さんが赴任されました。 加藤さんは着任以来精力的に活動を展開されています。本紙をご覧いただけばお分かりのように、さわらび工房の味噌づくり等の外、内外の各行事へ積極的に参加されています。その他、先般(3/31)実施された農家民宿「田中」を活用した1日コーヒー店など新しい発想の取り組みもあります。 本通信は今後も随時発信されることと思いますので、その都度本サイトからもご紹介したいと思います。 情報提供 加藤夕恵 ふるさと石黒、思わぬ寒気のもどりに驚く 2024.3.23 ここ数日の寒気のもどりに、ふるさと石黒は真冬に戻ったような陽気となりましたあ。石黒では積雪(残雪?)が一気に増え、上石黒で68㎝、板畑では130㎝とのことです。板畑在住の中村稔さんは彼岸の中日過ぎにこのようなことは記憶にないとのこと。昨年9月に移住された村おこし協力隊員の加藤夕恵さんからも写真の提供を頂きましたのでご紹介します。 石黒の俗信には「彼岸過ぎても七荒れ」の言葉も見られます。また、本サイト「石黒だより」のバックナンバー、2006.4.23の記事に数センチの積雪が見られたことが報じられております。
情報提供 田辺朝男 中村稔 写真 加藤夕恵 ふるさと石黒地区の雪まつり行われる 2024.2.12 石黒だよりをご覧の皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。 能登半島地震で被害を受けられた方々、発生から一か月が経ち、徐々に復興も進んでいるようですが、まだまだご不便な生活を強いられておられることと思います。どうか、制限の多い過酷な避難生活、とくに健康には十分にご留意下さることを願っております。 さて、昨日、恒例の石黒地区雪まつりが行なわれました。午前10時から、活動拠点施設の裏(石黒校プール跡)でドンド焼きが行なわれました。準備は前日、担当役員の外、各集落から2人の方が参加して行なわれました。 また、コロナ禍で取りやめになっていた餅つき大会も行なわれ、地区内外から沢山の方々が参加されて賑やかに行われました。 双子を含めた可愛い幼児5人の参加もあり、会場を賑やかしました。この可愛い子たちは、15年ほど前に盆踊り大会や雪まつりに参加された在住の皆さんのお孫さんたちの子どもさんでしょう。→石黒地区盆踊り大会 2010.8.15 幸い、雪まつりの行なわれている間は降雪も止み、春めいた穏やかな天気で有難い事でした。 どうぞ、皆様、健康安全にご留意されてお元気でお過ごしください。 ※スライドショーも作製中です。数日お待ちください。
※石黒地区-雪まつりスライドショー←クリック 暖冬の陽気が続くふるさと石黒 2024.2.4 皆様お元気でお過ごしでしょうか。能登半島地震で被害を受けられた皆様におかれましては、まだまだ不自由な暮らしが続き大変な事とお見舞い申し上げます。 さて、故郷石黒では、今のところ予報通り暖冬の陽気です。立春を迎えた今日の積雪は上石黒で90㎝、板畑では140㎝です。昨年の記録を見ると、上石黒は175㎝、板畑は260㎝ですから、今年はおよそ半分の積雪です。とはいえ、ふるさと石黒の雪は、2月いっぱいは油断できないことは皆様ご存じの通りです。 ところで、石黒地区恒例の雪まつりが来る11日の午前10時より石黒地域活動拠点施設(旧克雪センター)で行なわれます。コロナ禍で中止していた餅つき大会も、今年度は実施する予定です。皆様のご参加も歓迎とのことです。編集会も是非参加しその様子を「石黒だより」で発信いたします。 今のところ雨模様の天気が当分続くようですが、皆様、どうぞ健康安全に留意してお元気にてお過ごしください。
NPO法人石黒邑「さわらび」17号のご紹介 2024.1.15 HP「石黒の昔の暮らし」をご覧くださっている皆様、いかがお過ごしでしょうか。能登半島地震で被害を受けられた皆様には、その後も大変な生活が続いていること、心よりお見舞い申し上げます。 さて、この度、NPO法人石黒邑「さわらび」17号が発刊されましたのでご紹介いたします。下の画像をクリックしてご覧ください。 「さわらび」本号によりますと、昨年末に石黒応援団への加入者数が102名に達したとのこと、誠に有難い事であります。 また、昨年9月に着任された地域おこし協力隊の加藤さんは、「ゆめちゃんが来てくれて、石黒が明るくなったよ!」と在住の皆様に喜ばれ、加藤さんも「全世帯にお茶のみにお伺いしよう!」と積極的に取り組んでおられる様子は私たちにとっても、とても嬉しいことです。どうぞ皆さんと交流を深められ充実した日々をお送りください。 さて、今日は1月15日で小正月です。昭和20年代後半までは石黒は月遅れ正月でしたので、2月15日に小正月の様々な行事が行なわれました。そんなわけで現在の雪まつり(さいの神)も2月15日に近い休日(今年は2/11)に行なわれているのです。 新潟県中越地方では今夜から本格的な降雪となり、山沿いでは70㎝の降雪が予想されるとの予報です。(今日の積雪 上石65㎝、板畑120㎝) ※追伸 昨夕から今日にかけて大雪注意報が出ましたが、今日1/16の積雪は上石黒の積雪77㎝板畑は強風のため120㎝で昨日と変わりなしとのことです。 この度の能登半島地震での新潟県の被害は、全壊、半壊と一部破損を含む住宅被害数は3,413棟に達したとのこと(新潟日報1/15)です。 どうか、罹災された皆様、この寒さの中での不自由の生活は大変でしょうが、健康に留意されますよう願っております。 編集会 大橋寿一郎 地震の被害を受けられた皆様にお見舞い申し上げます。2024.1.3 一昨日の能登半島地震には本当に驚きました。家族そろって正月の祝福ムードに酔っている最中に襲った震度7の大地震。石川県を中心に亡くなられた方が64人(1/3現在)とのこと。また、全壊の家屋も150棟(1/3現在)を越え、更に朝市通りの大規模な火災で200棟余りが焼失したとの報道に胸が痛みます。 被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。 この度の地震は、北海道から九州に及ぶ日本海側全域で揺れを観測するほどの広範囲にわたるものでした。新潟県でも、長岡市では震度6弱を記録しております。柏崎市では震度5強で立っていられない程の揺れでした。 昨日2日、ふるさと石黒を訪ねてみましたが、家屋の損傷などを含めて被害はなかったのとの事でした。(積雪は上石黒で33㎝、板畑では55㎝とのことです) 地震の被害を受けられた皆様、この寒さ厳しい中での避難生活、また自宅での不自由な生活は本当に大変な事とお察し申し上げます。どうか、健康安全にご留意くださいますよう心より願っております。※人生メモ帳 編集会 大橋寿一郎
新年あけましておめでとうございます 2024.1.1
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