コウモリカズラ
暮らしとの関わり
 石黒ではたまにしか見かけない植物の一つである。
 上の写真は下石黒の神社脇の沢沿いで撮ったが、このコウモリカズラは秋に実がつかなかったので雄木であろう。
 子どもの頃から今まで見た記憶はないので石黒では稀少な植物だと思われる。

(写真2005.6.18下石黒 )



写真2005.6.18下石黒

解 説
ツヅラフジ科
北海道から九州までの各地の山地の林の縁や道端にみられる落葉ツル性木本雌雄異株
 茎は長く伸び他のものに巻きつく。葉は互生し長い柄があり、幅5〜12p。
 花期は5〜6月。葉のつけ根から花枝を出し小花をつける。
 果実は黒紫色に熟し有毒。
 名前の由来は葉の形がコウモリに似ていることによる。




        雄花
写真2005.6.18下石黒