ハマナス(ハマナシ) | |
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暮らしとの関わり 柏崎の海岸には、筆者が高校生のころは多くの群生がみられたが今日では自生は野生のものはほとんど見られない。 上の写真は海岸公園に移植されたものを撮った。→参考写真 バラは世界で2万種もあるが、その基本種は8種であるという。その8種の中に日本原産のノイバラとテリノイバラとこのハマナスの3種が入っており、バラ改良のための基本種として大きな役割を果たしたと言われる。 2010.8.5に赤く熟した果実を撮りに訪れると、熟した果実の隣の枝で小振りの花が咲いていた。(下写真) 今朝、荒浜海岸で年配の方に出会って昔(昭和30年代)の様子を聞くと、浦浜にはハマナスやグミが群生していて、子どものころによく果実食べたものであるという事だった。 〔写真2010.5.15 柏崎海岸公園・左上の下2010.8.5海岸公園〕 早い芽吹き ![]() 写真2013.3.24裏海岸 若葉のころ ![]() 写真2015.4.22中央海岸 花 ![]() 写真2010.5.29 柏崎海岸公園 ![]() 白花 ![]() ![]() 写真2012.6.11 鯨波街路樹 葉の上面と下面 ![]() 写真2010.5.15 柏崎海岸公園 多数の雄しべ ![]() 写真2010.5.15 柏崎海岸公園 熟した果実の隣で咲く花 ![]() 写真2010.8.5 柏崎海岸公園 花期群生 ![]() 成熟にともなう果実の大きさと色の変化 ![]() 写真2014.7.14裏海岸 果実期-1 ![]() 果実期-2 ![]() 写真2015.7.21中央海岸 果実期小群生 ![]() 写真2012.7.23 柏崎海岸 ![]() |
解 説 バラ科 北海道、東北、北陸、山陰地方の海岸砂丘に生える。 高さ、1〜1.5mほど。地下に伸びる匍匐枝によって繁殖し群落をつくる。根の皮は染料となる。 枝にはトゲを密生し、花枝には短い乳頭状の毛を密生する(下写真)。 葉は互生し、2〜4対の小葉をもった奇数羽状複葉。小葉は楕円形で先端も基部も鈍形(下左写真)。長さ2〜3p、幅1〜2p、縁には鋸歯があ上面はしわがよっていて無毛(左下写真)。 下面は葉柄とともに短い乳頭状の毛を密生する。托葉は大形の葉状となり下方半分は葉柄に合着する。 花期は6〜8月。花は紅色まれに白色、大形で径6〜8p。枝の先端に1個または2〜3個ひらく。ガク筒はやや球形で無毛、ガク片は緑色で被針形。先端は尾状に長く伸びるが花弁よりは短く、乳頭状の毛を密生する。花弁は5個、紅色広い倒心臓形、強い芳香を放つ。雄しべは黄色で多数(左写真) 花が終わってから平たい大きな球形の果実(偽果)をつける。果実は淡緑色から淡橙色に変わり8〜9月頃赤く熟す(上・下写真)。 トゲはなく肉質部は食べられる。 名前の由来は「浜梨」で東北地方の人がシをスと発音することから生じた誤称である(牧野植物図鑑)。 実生〔中央マツカサ〕 ![]() 写真2014.4.23荒浜 枝の鋭いとげ ![]() 互生する葉 ![]() つぼみへ ![]() 乳頭状の毛 ![]() ガクの形 ![]() 未熟な果実 ![]() ![]() 写真2010.7.10 柏崎海岸公園 完熟果 ![]() 果実と種子 ![]() 種子拡大 ![]() 冬芽 ![]() |
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