ガクウラジロヨウラク
暮らしとの関わり
 中学生の頃に、初めて見たときには園芸種のような花の形や葉の付き方に感動した記憶がある。
 昔から、石黒では、希に見かける樹木の一つである。そのほとんどはウラジロヨウラクの変種といわれるガクウラジロヨウラクである。


〔写真2007.5.24 大野  右下写真 2007.5.28上石黒〕


               花期

写真2011.6.7大野

              杉林の縁で

写真2005.5.12上石黒

            花のつきかた

写真2007.6.2大野

          白い葉裏

写真2007.6.2大野

      虫えいかモチ病の一種か

写真2007.6.2大野
解 説
ツツジ科
 青森県〜新潟県にかけての日本海側に分布する落葉低木
 高さは約1m。よく枝分けする。葉は柄があって互生し枝先に輪生状につく。長さ3〜6pで縁に長い毛がつく。(写真右下)ウラジロヨウラクに比べガクが長いことで区別するが混生していることも多い。(ウラジロヨウラク下写真参照)
 5〜6月の頃枝先に5〜10個の花をつり下げて咲かせる。花の色は白〜濃紅と変化に富む。
 名前の由来は葉裏が白っぽいことと花が仏像などの飾りに使うヨウラク(瓔珞−下写真)に似ていること、ウラジロヨウラクに比べガクが長いことによる。



        花序
写真2007.6.2大野

      花のつくり

写真2007.6.2大野

ガクウラジロヨウラクとウラジロヨウラクの花比較

写真2007.6.2大野

※参考画像ウラジロヨウラクの花

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    仏具の瓔珞(ようらく)

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