イソヒヨドリ | |
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暮らしとの関わり 今朝、荒浜海岸に海浜植物の撮影に行ったところ、黒っぽい鳥がテトラポットの間を飛び回っていた。 望遠レンズで見ると腹部と尾の下が茶色であることが分かった。 帰宅してWEV上で調べるとイソヒヨドリの雄であることが分かった。 イソヒヨドリは、その名のとおり海岸の岩場に棲息する鳥であったが、現在では海岸沿いの街中でも見られるようになってきたといわれる。その原因はコンクリートの建物が増えたことであるとの説がある。 写真2012.9.10荒浜海岸(背景の植物はケカモノハシ) 参考ビデオ-海辺のイソヒヨドリ(雌) 参考ビデオ-敵を威嚇するツガイのイソヒヨドリ メス ![]() 写真2013.10.13裏海岸 ![]() 写真2015.1.24荒浜海岸 夕日の中 海岸にて(オス) ![]() 写真2014.2.1鵜川河口付近 雄(右)と雌(左) ![]() 写真2015.5.26安政町 幼鳥 ![]() 写真 2015.7.25安政町 飛翔するメス-1 ![]() 写真2015.9.19背景は東電原発 ![]() |
解 説 ヒタキ科 本州以西では岩やテトラポットの多い海岸に一年中すんでいる。冬には河川に近い内陸部でも見かける。 大きさはムクドリくらいの大きさで、雄は頭から背中にかけて青色で翼と尾は黒っぽいが腹部は赤茶色である。雌は全体がくすんだ黒褐色で、のどから頭までの下面はうろこ状の斑点がある(左写真)。 海岸の岩やテトラポットなどにとまって、雄は「チチ、ピーコ。チチ、ピーコ」と繁殖期以外でも天気の良い日はよくさえずる。雌もさえずることがある。 餌は主に地上の甲殻類や昆虫類、トカゲなど小動物を捕食する。 産卵は本州では5月初旬ごろに行われる。巣は岩の間や建物の隙間に枯れた雑草などを敷いて巣をつくり空色の卵を通常、5〜6個生み雛が孵ると雄雌交代で餌を運ぶ。雛は2週間ほどで巣立つ。 飛翔するオス ![]() 体温維持のために羽を膨らませている ![]() 写真2015.1.24荒浜海岸 腹面の褐色の鱗模様 ♀ ![]() 写真 2021.10.24 安政町 波打ち際の雌 ![]() 成鳥♂ ![]() 成鳥♀ ![]() 飛翔するメス-2 ![]() 写真2015.9.19安政町 |