オクモミジハグマ
暮らしとの関わり
 石黒では極めて、まれにしか出会わない植物の一つである。上の写真は黒姫山の中腹で撮った。
 やや、ピンぼけで撮り直しに2年後に出掛けたが、かつての生育場所が分からず出会うことはできなかった。 
 こうした希な植物に出会い、継続観察を要するときには、その場所に目印を残しておくことが大切であることを痛感した。その時には決して忘れることはないと思っても周りの草木の状態が変わるとなかなか場所の見当がつかないものだ。
 石黒では、他の場所では今のところ(2012.11)出会ったことはない。
 
(写真2007.9.4 板畑)


解 説
キク科
 本州から九州北部までの山中の木陰に生える多年草。東日本に多く分布する。草丈50〜70p。
 葉は茎の中ほどに4〜7個つき、切れ込みが浅く、長い柄があり、やや輪状につく。長さ6〜12p、幅6〜18p。両面に軟毛が散生する
 花期は8〜10月。頭花は穂状につき開花時は横向きとなり花冠は白色。冠花は短い柄をもち小さな包がある。総包は狭い筒状で総包片は瓦重ね状につく。小花は3個で花冠は白色で4〜5裂する。
 そう果は長さ9.5o、幅2oほどで毛がなく、冠毛の長さは11oほどで毛は羽毛状である。
 名前の由来は花の咲く様子がハグマに葉の形がモミジに似ていることによる。