イワデンダ | |
暮らしとの関わり 石黒では、川辺の岩上などに希に見かける植物である。だが、実際によく観察したのは今回が初めてであり同定に自信がない。 最初はフクロシダかと思ったが、基部の葉の様子と葉身が小さい(本種が)ことからイワテンダと、ひとまず同定した。 御指導をお願いしたい。 写真2011.5.18板畑・雪積もり(地名) 大きさの比較(右上クジャクシダの葉) 写真2011.5.18板畑 |
解 説 オシダ科 全国の山麓の半日陰の岩場に生える。夏緑性。 根茎は小さな塊となり(上写真)。 高さ5〜15pの羽状の葉を束生する。羽片の基部は耳状となり(上写真)全体に細毛がある。 葉柄の下部には関節があり冬季に葉が枯れるとそこから古葉は離れ落ちる。 胞子のう(嚢)は羽片の縁につき包膜は椀状に開き胞子を散布する。 名前の由来は「岩テンダ」で「テンダ」はシダの古い呼び名。
|