イワヒメワラビ
暮らしとの関わり
 石黒ではよく見かけるシダ植物の一つである。一見、細かですっきりした羽状の葉身はワラビに似ている。
 若芽もワラビのようなコブシ状の芽を開いていく。名前は岩姫蕨であるが岩の上に生えるわけではないようだ。

解 説
イワヒメワラビ科
 山麓や平地のやや明るいところに生える多年草。葉は冬枯れる。
 根茎は針金状で堅く、淡褐色の毛があり、長く横に這う。
 葉柄は30p内外、淡緑色で有毛。葉身は斜めに開き長三角形、3〜4回の羽状で長さは30〜50p。両面に毛が生える。