ブタクサ
暮らしとの関わり
 石黒は、まれに車道沿いに見られる。
 春に数本が見られても他の草が勢いを増すころには自然と消えてしまっていることが多い。
 石黒では、ここ10年ほどで個体数は減少しているように思われる。
 花粉が風媒で空中に飛散するため、かつては花粉症の原因と騒がれたが最近は話題に上らない。全国的にブタクサの個体が減少しているためであろうか。減少の原因の一つにブタクサハムシという外来種の昆虫の発生によるとの情報もあるが筆者は未だ虫の害を受けたブタクサを確認していない。
 石黒ではごくまれに見かける植物であり、市街地周辺でも希に見かける植物に入るであろう。

写真2007.7.12下石黒 右上2007.8.13下石黒


       葉の形と表裏の比較

写真2007.7.12下石黒

           幼苗の全体の姿


 
写真2007.7.12下石黒     
              花期

写真2007.8.23下石黒

写真2010.8.24下石黒

            花拡大写真

写真2007.8.23下石黒

解 説
キク科
 北アメリカ原産で1870年頃に渡来。要注意外来植物
 現在では全国各地の道ばたや荒れ地に生える一年草
 茎は直立し高さは30〜100pで白い毛を密生する(下写真)
 葉は下部は対生し形は三角状卵形で柄があり、1〜2回羽状に裂ける。裏面は淡緑色(左下写真)
 花期は7〜10月。雌雄同株で雄花は枝に縦に並んで穂状につく。小さいためにヤクの黄色だけが目立つ(上の上写真)
 雌花は雄花の穂の基部の葉腋に少数つく(下写真)
 花粉は風媒で空中を飛散して雌しべに達する。
 受粉すると雌花はそのまま総包が果実を包む。
 果実は長さ3〜5oで両端がとがり周りに6個内外の突起がある。
 種子はその中に倒卵形で光沢のある茶色の種子が入っている。
 名前の由来は北アメリカでHog(豚)weedと呼ばれたことによる。



   白い毛の密生する茎

写真2007.7.12下石黒

      つぼみ

写真2010.7.28下石黒

     花穂と花冠

写真2007.8.23下石黒

 雄花の下部の葉腋につく雌花
写真2010.8.14下石黒

        根
写真2007.8.23下石黒

        種子
写真2010.10.1下石黒