アオガヤツリ〔同定中〕 | |
暮らしとの関わり カヤツリグサは種類が多く、私には同定が難しいが、これはアオガヤツリではないかと思う。 しかし、アオガヤツリは牧野植物図鑑によれば、関東各県の湿った平地に・・・〔日本植物誌及び平凡社日本野草図鑑には本州〜九州〕とあり、主に本州以西に分布する植物であるようなので石黒に自生しているかどうか疑問もある。 また、牧野植物図鑑によれば時に2〜3個の短い花序の枝を出してその先端に密生する小穂をつける・・・・とあるが花序の柄は見られない。このことから、これはシロガヤツリであるかもしれない。 同定できない種を掲載するのは、如何なものかとも思うが、故郷の生家跡近くで出会った植物であり捨てがたく頁を作ったという次第である。 ご覧いただいた方でカヤツリグサに詳しい方がおられたら御指導をお願いします。 (写真2007.8.17 大野) |
解 説 カヤツリグサ科 本州から九州まで分布する一年草。やや湿った平地に生えるが田の畦にも生える。 茎は束になって直立する。基部には少数の葉がある。 夏秋の頃、葉の間から高さ20〜30pほどの茎を多数伸ばしその先に長い葉状の苞を出してその中心に小穂を密集してつける。ときには枝分かれして穂をつける。 名前の由来は全体〔あるいは花序が〕が緑色のことによる。
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