ゴマダラカミキリ
暮らしとの関わり
 子どもの頃から親しんだ虫の一つである。羽の紋様がすっきりとしていて美しい。
 野山にもいたが、夜になると座敷の灯火に飛んできた。捕まえるとキイキイと、かわいい音を立てた。子どもの頃は、胸をすりあわせて音をたてるなど知らなかった。
 今でも見つけると、つい手がでる昆虫の一つだ。

〔写真上・右上−♂ 2005.8.25下石黒 右上下コピー〕

     光沢のある羽と白い斑紋(♀)

写真2007.8.10下石黒 
解 説
カミキリムシ科
 日本全国に普通に見られる。
 体長23〜35oでカミキリムシの中では大型。
 全体に光沢のある黒色をしてハネには白色の不規則の斑紋がある。
 触角は雄の方が長く1.7〜2倍で雌は1.2倍ほど。
 生木の樹皮や葉を食べ樹液もなめる。食樹は 柑橘類、クヌギ、コナラ、イチジク、クリ等。
 孵化した幼虫は木の中で育ち、穴を開けることから鉄砲虫とも呼ばれる。果樹の害虫にもなる。
 日中にも飛ぶが夜も飛んで灯火に寄ってくることもある。
 メスはこれらの食樹の樹皮を食い破って産卵する。卵は「卵→幼虫→サナギ→成虫」と経過して翌年6〜8月に発生する。成虫まで2年かかるものもある。
 成虫の寿命は1〜4ヶ月。幼虫で越冬する。
 名前の由来は羽の紋様による。