クリイロイグチ
暮らしとの関わり
 ブナ林の山道の脇などによく見られるキノコである。石Kでは食用とした習慣は伝わっていない。
 色彩と質感からいかにも美味しそうではあるが、うま味に欠け出汁も出ないとのこと。
 ほぼ全世界に分布し変種も多いキノコといわれる。

(写真2007.7.9 上石K)

解 説
イグチ科
 夏から秋にかけて広葉樹林及び針葉樹林内の地上に発生。
 傘の径は3〜7p、柄の長さは4〜7p。饅頭形から平らに開く。表面はビロード状。色は栗褐色からニッケイ色。肉は白色で変色せずはじめは堅くしまっている。
傘裏の真っ白な管孔の色と柄のくり褐色のコントラストが美しい。
 食用となる。