クヌギタケ
暮らしとの関わり
 石黒の林に入るとよく見かけるキノコである。しばしば群生していることがある。
 傘は薄く柄は堅いので食用としては魅力に欠けるといわれる一方、ネギやナスと油炒めにすると美味しいともいわれる。

(写真2007.10.10 下石K)


解 説
キシメジ科
 夏から秋にかけて、クヌギ、コナラミズナラなどの広葉樹の切り株や朽ち木に生える。
 傘は、径は2〜5p。円錐状鐘形から中高のやや平らに開く。条線と放射状のシワがある。表面は灰褐色で乾くと淡色となる。ひだはやや幅広く白から灰白色。
 柄の長さは5〜13pで色は傘とほぼ同色。
 食用となる。