アイカワタケ
暮らしとの関わり
 石黒では時々、雑木林の中で見かけるキノコである。上の写真のアイカワタケは横幅が20cmほどであった。
 鮮やかな明るい黄褐色でよく目立つ上に、その大きさにより一層目を引く。裏側は多孔である。裏面は黄白色とされるが本品は、ほぼ白色に近かったので同定に自信がない。
 今日(2010.10.15)に寄合の墓場の上のブナ林でとった個体の裏葉まさに黄色であった(下写真)。
〔写真2005.10.13 下石黒〕


          裏と表比較

写真20101015寄合
解 説
タコウキン科
 ナラ、カシなどの広葉樹林の倒木や切り株、それも腐敗が進んで樹種が分らなくなったものに発生する。発生時期は夏〜秋。
 大きさは30pを超える大きさに達するもがある。色は硫黄色であるが老成や乾燥により白色を帯びる。生食注意
 サルノコシカケの仲間は固く食用にはならないものが多いがこのアイカワタケは若くて柔らかいうちは食用となる。
 名前の由来は「間皮茸」と書き腐食材の割れ目を埋める皮状のキノコの意味。


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写真20101015寄合