てご | |
石黒では「てご」と呼んだ。藁縄で作った袋で肩に背負って歩くことが出来た。(左下写真)作場への行き帰りに弁当箱をいれたり、収穫した野菜などを持ち帰るときや、春の山菜採りなどで使われた。 どこの家にも大小のテゴがあり、ちょっとした荷物を担いで運ぶときには便利であった。現代の小形リュックサックの役目を果たした。 右上のてごは市販の麻縄を使って作ったものである。 また、右写真は荷縄で背負ったものであるが、テゴに作りつけの背負い縄をつけて、担ぐことができるようにすると山菜取りの時など一層、便利な入れ物となった。 民具補説→テゴ |