シブガラミ  
 石黒では、シブガランジとも呼んだ。シブガラミは、ワラグツを履いたときかかとに巻き付けるように着けて使った。
 ワラグツは現代のツッカケのように簡単に近くの家などに出掛けるには便利であったがかかとの方に覆いがないため、少し遠い所に出掛けるときにはこのシブガランジを着け雪の侵入を防いだ。