おしめ干しカゴ
梅雨時や冬の洗濯物の乾かない時に、特に乳幼児のオシメ(おむつ)を乾かす時に使ったものであるという。
昭和30年代の新しい時代のものでは、木製のものもあったという。中の火鉢には囲炉裏のオキを入れて使った。当時のオシメはたいてい着古した浴衣をほぐして作ったものが多かった。
現代のような紙おむつのなかった頃の乳幼児のオシメの洗濯は
タライ
で
洗濯板
を使ってした。渇水期の夏期には近くの川に持っていって洗う人も多くいた。