めぞうり〔足中ぞうり〕 
   
   
 メゾウリの方言名は「目草履」で、鼻緒の結びが目のように見えることからついたものであろう。
 昔は、農作業にメゾウリが良く用いられた。丈を短くして、かかとがはみ出るため安定した動作が出来るのみならず、雨降りに使用してもシッパネ〔尻跳〕が防げるつくりだ。
 もっと極端に短く作ったものを「あしなか」あるいは「足中ぞうり」と呼んだ。
 足中は歴史が深く戦国時代には動きやすいことで武士の間で広く利用されたという。かかとが出ているため体のバランスをとるに優れた履き物であると伝えられる。
 筆者の経験からも、確かに慣れると軽くて軽快な履き心地であった。また、芯縄をそのまま鼻緒に使うので鼻緒が切れる心配もない。
上の写真の草履は「めぞうり」で「足中ぞうり」は右上写真である。
民具補説→足中ぞうり
動画資料→アシナカ草履の作り方


     ワラジとの長さの比較